有効化フローへの容易なアクセスの作成
学習の目的
一緒にトレイルを進みましょう
エキスパートと一緒にこの手順を進めますか? 次の動画をご覧ください。これは「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。
(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 30:49 分から開始されます。)
Lightning アプリケーションページを使用する理由
これまでの単元では、セッションベースの権限セットを作成し、フローを使用して権限セットを有効化して、ユーザーに権限を割り当てました。ここで終わりにして、作成したフローをユーザーに実行させてユーザー自身に権限セットを有効化させることもできます。ただし、その方法は面倒で、ユーザーにとっても親切であるとは言えません。シナリオでは、ほとんどの採用担当マネージャーはフローを実行する必要がなく、また、フローを実行する権限も持っていない場合があります。
いくつかのシンプルな Visualforce マークアップを使用して、フローを実行するためのカスタムタブを作成することもできます。実際、すでに Visualforce の経験はお有りかも知れません。ただし、さらに使いやすい方法として、Lightening アプリケーションページの使用をお勧めします。なぜでしょうか? まず、マークアップを一切書く必要がありません。1 つもです! また、作業完了までの手順が少なくて済みます。これだけですでに十分な理由ですが、実際にプロセスを開始して、自分で体験してみましょう。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ビルダー」と入力し、[Lightning アプリケーションビルダー] を選択します。
- [新規] をクリックして [アプリケーションページ] を選択し、[次へ] をクリックします。
- ページに「Activate Temp Access Flow」(一時アクセスフローを有効化) という名前を付け、[次へ] をクリックします。
- [1 つの範囲] を選択し、[完了] をクリックします。
- [フロー] コンポーネントをキャンバスまでドラッグし、フローに対して [Activate Contracts Access (契約アクセスを有効化)] を選択します(すでに選択されている場合もあります)。
- [保存] をクリックして、[有効化] を選択します。
- [有効化] ウィンドウで、[Lightning Experience] を選択し、Lightning アプリケーションに [セールス] を追加します。
- 作業内容を保存して、[戻る] をクリックして Lightning アプリケーションビルダーに戻ります。
ここまでの作業では、Lightning コンポーネントによって、権限セットを有効化するためのフローにアクセスしやすくしました。Sales アプリケーションには次のタブがあります。
![[Activate Temp Access Flow (一時アクセスフローを有効化)] タブが Sales アプリケーションに表示されます。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/session_based_perms/session_based_access/images/ja-JP/14608adb25dd1cc5322b7aa8a043fa4e_app-page-tab-visible.jpg)
[Activate Temp Access Flow (一時アクセスフローを有効化)] タブを選択するだけで、採用担当マネージャーは自分の Employment Contracts Access (雇用契約アクセス) 権限セットを有効にすることができます。このタブを選択すると、フローがバックグラウンドで実行されます。フローが完了すると、完了を通知するメッセージが表示されます採用担当マネージャーには現在のセッション中、「参照」、「作成」、「編集」、「削除」権限が付与されます。