エージェント向けの固定表示リストの設定
固定表示リストの概要

「Salesforce Classic ユーザのための Lightning Experience」モジュールの「リストビューの操作」単元を終了している方は、リストが類似したレコードからなるカスタマイズ可能なビューであることをご存知でしょう。誰でも、特定の条件に一致したレコード (メールから今日作成された新規ケース、先週クローズされたケース、お調子者が所有するケースなど) のリストを作成できます。チームのケースをお調子者が所有していることはないと思いますが、いずれにしろ、必要に応じて絞り込み条件を使用してケースリストをカスタマイズできます。
ケースキュー (チームが共有するケースのワークロード) もリスト形式で表示されます。特定のエージェントをプレミアムサポートの担当にするなど、ケース管理を自動化している場合、リストを使用して該当するケースを分類すれば、ケースにアクセスしやすくなります。固定表示リストが役立つのはこうした場合です。
固定表示リストの操作習得
作成またはカスタマイズしたコンソールごとに、エージェントへのリストの表示方法を決定できます。エージェントが、画面の左側あるいは上部にあるケースリストに目を通すワークフローを好む場合もあれば、リストを画面に表示しないことを望む場合もあります。どのコンソールも、次の 3 つのリストオプションのいずれかにカスタマイズできます。



固定表示リストのカスタマイズは難しくなく、4 つの簡単なステップで実行できます。ということで、次のように定義します。
固定表示リストの設定
「コンソールにリストをどのように表示したいですか?」と、サポートチームに質問したとします。リストが画面の左側と上部のどちらにあるほうが使いやすいかを尋ねられたエージェントの大多数が、「左から右に読み進むため、左側」と答えました。この貴重な情報に基づいて、サポートエージェントの生産性を高めるために、コンソールのリストをカスタマイズしていきます。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アプリケーション」と入力し、[アプリケーション] を選択します。
- [サンプルコンソール] の横にある [編集] をクリックします。
- [リストの配置を選択] で、左側に固定表示を選択し、リストの幅を 30% に設定します。
- [保存] をクリックします。

固定表示リストの操作


これで、サポートチームのためにコンソールの固定表示リストをカスタマイズする方法がわかりました。
リソース
- ヘルプ: Choose How Lists Display in a Console (コンソールでのリストの表示方法の選択)
- ヘルプ: Resize and Minimize Pinned Lists in a Console (コンソールの固定表示リストのサイズ変更および最小化)