デジタルエクスペリエンスを有効にして、カスタムポータルを作成する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 組織でデジタルエクスペリエンスを有効にする。
- カスタマーポータルを作成する。
始める前に
このモジュールを受講する前に、必ず「Experience Cloud サイトのセルフ登録フローを作成する」プロジェクトを修了してください。このモジュールの Challenge に合格するためには、まず上記のプロジェクトでフローを構築する必要があります。
このモジュールの手順を試す準備ができましたか? 「ハンズオン Challenge」セクションで、「セルフ登録ログインフローを構築する」で使用した Trailhead Playground を選択し、[起動] をクリックします。また、ハンズオン Challenge に取り組むときもこの Playground を使用します。
Ursa Major がカスタマー取引先ポータルでユーザーを簡単に登録する方法を検討する
Ursa Major Solar, Inc. は、米国南西部を中心に太陽光発電関連の商品やシステムを提供している企業です。地域密着型企業としてスタートし、その地域で事業を拡大し、最近隣の州に 2 か所目の流通センターを開設しました。価格競争力があるソーラー機器が主力商品ですが、急速に成長し (最大の利益を上げている) のが完全請負ソーラーソリューション部門です。
事業の成長に伴い、サービスチームは Ursa Major のすべての お客様が利用できるカスタマー取引先ポータルが必要だと感じています。
カスタマー取引先ポータルがあれば、お客様がナレッジ記事の検索、ケースの作成、住所や電話番号などの個人情報の更新を簡単に行えるようになると考えています。Ursa ではまた、お客様が簡単な数ステップでポータルにサインアップできるシンプルな登録フローも望んでいます。さらに、最重要事項として、お客様がセルフ登録プロセス中にプライバシー設定を指定できるようにして、お客様のプライバシーを尊重したいと考えています。
このモジュールでは、Ursa Major Solar のカスタマーポータルを設定する方法と、「Experience Cloud サイトのセルフ登録フローを作成する」で作成したプライバシー設定のある登録フローを追加する方法を学習します。
デジタルエクスペリエンスを有効にする
まず、組織のデジタルエクスペリエンスを有効にします。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
Digital Experiences
(デジタルエクスペリエンス) と入力し、[設定] を選択します。 - [デジタルエクスペリエンスを有効化] チェックボックスをオンにします。
- 一意のドメイン名を入力します。
注意: デジタルエクスペリエンスを有効にした後で Lightning Platform ドメイン名を変更することはできません。サイトを 2 つ以上設定する場合は、URL にサイト名を追加すると区別できます。
- [使用可能か調べる] をクリックして、ドメイン名を使用できることを確認します。
- [保存] をクリックして、[OK] をクリックします。Salesforce ページを新しいタブで開くように求めるダイアログが表示されたら [開く] をクリックします。
カスタマーポータルを作成しよう
組織のデジタルエクスペリエンスを有効にしたら、[デジタルエクスペリエンス] | [すべてのサイト] | [新規] からサイトを作成できます。エクスペリエンスビルダーのガイド付きプロンプトに従うと、各種のサイトを簡単に作成できます。復習が必要な場合は、「利用者ターゲティングを使用して Experience Cloud サイトをパーソナライズする」プロジェクトの「カスタマー取引先ポータルを作成する」ステップを参照してください。
続いて、(Trailhead Playground で) ユーザーにロールを割り当てます。ここでロールを追加する理由は、モジュールの後半で行われるユーザーの作成が、この組織のロールに割り当てられているシステム管理者によって異なるためです。
- 自分の Chatter 画像 (まだ変更していない場合は Astro) をクリックします。
- ダイアログの一番上の自分の名前をクリックします。
- [ユーザーの詳細] をクリックします。
- [編集] をクリックして、好きなロールを自分に割り当てます (せっかくだから CEO とか行っちゃいます?)。
- [保存] をクリックします。