ログインフローを割り当てて、ポータルでテストする
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- フローをポータルのログインフローとして割り当てる。
- ログインフローをテストして、新しい取引先責任者と個人レコードが作成されることを確認する。
ログインフローを割り当てる
素晴らしい登録フローを作成し、組織やポータルで機能させるための基盤を構築しました。次にすることは何でしょうか? これまでの作業をつなぎ合わせて実装をテストし、きちんと機能することを確認します。この単元の手順を完了したら、[Check Challenge (チャレンジを確認)] をクリックして 500 ポイントを獲得しましょう。
まず、「Experience Cloud サイトのセルフ登録フローを作成する」で作成したログインフローを、先ほど設定したプロファイルに割り当てます。
- [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Login Flows (ログインフロー)] を検索して選択します。
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[新規] をクリックして、必要なフローとプロファイルの情報を入力します。この場合は以下のとおりです。
- タイプ: フロー
- 名前:
Privacy Settings
(プライバシー設定) - フロー: Privacy_Settings
- ユーザーライセンス: Customer Community
- プロファイル:
Customer Account Portal
(カスタマー取引先ポータル)
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[保存] をクリックします。
これで、適切なプロファイルを使用してポータルにアクセスしたユーザーのみに登録フローが表示されるようになりました。
ログインフローをテストする
次にポータルを公開して有効にして、フローをテストできるようにしましょう。
- エクスペリエンスビルダーでポータルに移動します。([Setup (設定)]|[Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス)]|[All Sites (すべてのサイト)] に移動し、ポータル名の横にある [Builder (ビルダー)] をクリックします。)
- エクスペリエンスビルダーで [公開] をクリックし、確認ダイアログでもう一度 [公開] をクリックしてから [了解] をクリックします。
- エクスペリエンスワークスペースの [管理] に移動します。
- デフォルトで [Settings (設定)] が開いているはずですが、表示されていない場合は [Settings (設定)] をクリックします。
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[有効化] をクリックしてから、[OK] をクリックします。
サイトを有効にすると、メンバーがサイトを使用可能になり、「お知らせ」メッセージが送信されます。
では、ログインフローが正常に動作するかどうかテストします。このテストでは、ポータルのユーザーを作成し、そのユーザーとしてログインして、ログインフローを実行し、正しいレコードが作成/更新されていることを確認する必要があります。手順は次のとおりです。
- [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスで [All Sites (すべてのサイト)] を検索して選択します。
- ポータルの URL (末尾が /accountportal) をコピーして、シークレットブラウザーウィンドウに貼り付けます。(URL を強調表示してコピーするか、右クリックして [Copy (コピー)] を選択します。URL を右クリックしても [Copy Link Address (リンクのアドレスをコピー)] は選択しないでください。)シークレットモードにすると、テストの目的でポータルからログアウトできます。
- シークレットモードになると、ポータルのホームページが表示されます。ページの上部にある [ログイン] をクリックして、テストを続行します。
- ログインウィンドウで [メンバーではありませんか?] リンクをクリックします。リンクが表示されない場合は、サイトのセルフ登録が設定されていません。セルフ登録を設定し、公開して有効にしていることを確認します。
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- 新しいユーザーを作成するプロンプトが表示されたら、Mary Hollywood という名前でユーザーを作成します。メールアドレス (Trailhead Playground の設定時に使用したアドレス以外で、簡単にアクセスできるもの) を入力します。
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[登録] をクリックします。取引先ポータルへの登録を完了するためのリンクが記載されたメールをチェックするよう促すメッセージが表示されます。リンクが届くまでに数分かかることがあります。
- 次のステップはハンズオン Challenge では評価されませんが、Trailhead Playground で試してみてください。メールをチェックしてリンクをクリックします。
- ログイン登録フローの手順に従って、フローに設定されているチェックボックスをすべてオンにします。
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[次へ] をクリックして、[完了] をクリックします。
パスワードを設定して登録プロセスを完了します。ポータルのホームページが表示されます。新しいポータルユーザーが設定されたところで、システム管理者として組織にログインし直し、すべて想定どおり機能することを確認します。
- Salesforce システム管理者としてログインしているブラウザーウィンドウで、アプリケーションランチャーアイコンをクリックします。
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[Contacts (取引先責任者)] を検索して選択します。
- 作成した新しい取引先責任者の名前をクリックします。
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[詳細] タブをクリックします。新規作成された取引先責任者レコードが Registrants (登録者) 取引先の一部になっています。
- アプリケーションランチャーで、[Individuals (個人)] を検索して選択します。
- リストビューを [All Individuals (すべての個人)] に変更し、シークレットウィンドウで入力した名前をクリックします。
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[Details (詳細)] タブをクリックし、レコードで選択されているプライバシー設定を確認します。
お疲れさまでした! お客様のデータプライバシー設定を取得するカスタマー取引先ポータルを作成する最初のステップを突破しました。ポータルに Lightning Knowledge やメッセージングを追加して、パワーアップさせたいと思いませんか? Build an Experience Cloud Site with Knowledge and Messaging for In-App and Web (ナレッジとアプリ内および Web のメッセージングを使用して Experience Cloud サイトを構築する) をチェックして、その方法を確認しましょう。