Skip to main content
A new Salesforce certification experience is coming July 21st. Discover how exams will be delivered in Pearson VUE, what it means for you, and ways to prepare. Learn more.

Salesforce 組織外のページでのフローの表示

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Salesforce 組織の外部でフローを表示する事例を説明する。
  • 新しいエクスペリエンスビルダーページを作成し、そこにフローを追加する。
メモ

このバッジに取り組む前に、「画面フロー」バッジを取得することをお勧めします。「画面フロー」バッジでは、フロー内の画面の作成方法を学習します。

Salesforce 組織にログインしているユーザー向けには、Lightning ページ、フローアクション、ユーティリティバーと多くのオプションがあります。ただし、Salesforce ライセンスを持っていない人々がフローにアクセスできるようにするにはどうすればよいでしょうか?

幸いなことに、フローを組織のエクスペリエンスビルダーサイトに追加できます。サイトへのフローの追加は、Lightning ページへのフローの追加と同じくらい簡単です。エクスペリエンスビルダー上に構築されたサイトに最適なフローの例を次に示します。サイトには顧客向け、パートナー向け、従業員向け、またはまったく別のグループ向けのものがあります。

  • アンケート
  • 登録フォーム
  • 関心表明フォーム
  • (自動車販売などの) 見積ジェネレーター

高度な操作

エクスペリエンスビルダーサイトを使用しない場合には別の選択肢がありますが、それには開発スキルが必要です。開発者は、Lightning Out を使用して外部アプリケーションに lightning:flow コンポーネントを埋め込むことができます。「Lightning Out による Salesforce 外でのコンポーネントの使用」ヘルプ記事と「Lightning Web Component (Lightning Web コンポーネント)」の「Flow」コンポーネントリファレンスは最適な出発点です。

エクスペリエンスビルダーページ

Experience Cloud サイトの作成で最初に行う作業の 1 つはテンプレートを選択することです。各テンプレートには、特定のエクスペリエンスビルダーページのセットが含まれています。すべてのエクスペリエンスビルダーページがこれらのカテゴリのいずれかに該当します。

  • My Pages (私のページ): ユーザーが作成する標準ページです。(作成したオブジェクトページは [オブジェクト] に表示されます)。
  • Template Pages (テンプレートページ): サイトテンプレートに付属するデフォルトのページです。
  • Objects (オブジェクト): サイトのオブジェクトのページで、オブジェクトのレコード詳細、リスト、関連リストページが含まれます。
  • Generic Record Pages (汎用レコードページ): これらの汎用ページは、カスタムオブジェクトページが存在しない場合に、Salesforce オブジェクトのレコード情報を表示するために使用されます。
  • Login Pages (ログインページ): サイトテンプレートに付属するデフォルトのログインページです。

エクスペリエンスビルダーページへのフローの追加

ユーザー向けのサイトを設定するには、入念な計画や多くのノウハウが必要です。ただし、サイトがなければ、サイトにフローを追加する方法を説明できないため、まず簡単にサイトを作成してから、フローを追加しましょう。フローを作成するために使用する要素とコンポーネントについて説明しましたが、エクスペリエンスビルダー内ではフローはフローコンポーネントとして表示されます。

  1. Trailhead Playground でデジタルエクスペリエンスを有効にします。(すでに有効になっている場合は、ステップ 2 に進みます。)
    1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに digital (デジタル) と入力し、[Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス)] の下の [Settings (設定)] をクリックします。
    2. [Enable Digital Experiences (デジタルエクスペリエンスを有効化)] をクリックします。
    3. [Save (保存)] をクリックします。
  2. サイトを作成します。
    1. [設定] の [すべてのサイト] ページにリダイレクトされます。リダイレクトされない場合やステップ 1 をスキップした場合は、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス) と入力し、[All Sites (すべてのサイト)] を選択します。
    2. [New (新規)] をクリックします。
    3. [Customer Service (カスタマーサービス)] テンプレートを選択し、[Get Started (使用を開始する)] をクリックします。
    4. サイトの名前を入力して、[Create (作成)] をクリックします。
  3. 新しいサイトを作成できたので、サイトのホームページにフローを追加します。
    1. [私のワークスペース] ページで、[ビルダー] をクリックしてエクスペリエンスビルダーを開きます。
    2. 左上隅の [Components (コンポーネント)] をクリックし、[Components (コンポーネント)] ペインを開きます。
      エクスペリエンスビルダーの左上隅に [コンポーネント] メニューが展開されます。
    3. 該当するコンポーネントを見つけるために Flow (フロー) を検索します。
    4. [Flow (フロー)] コンポーネントをエクスペリエンスビルダーページにドラッグします。
      フローコンポーネントをコミュニティのホームページにドラッグします。
    5. プロパティペインの [Flow (フロー)] で [Hello World] を選択します。
      フローコンポーネントのプロパティで Hello World フローが選択されています。

フローのテスト

これで完了です。実際に稼働しているサイトでフローがどのように動作するかを確認しましょう。

  1. エクスペリエンスビルダーの右上隅にある [公開] をクリックし、もう一度 [公開] をクリックします。
    このサイトを公開するのが初めての場合、公開には数分かかります。コーヒーでも飲みながら、確認メールが来るのを待ちましょう。通常は、サイトを公開する前にプレビューしますが、設計モードとプレビューモードでは、フローコンポーネントにフローが表示されません。これは、最初の画面が表示される前にフローによってアクション (多数のレコードの作成など) が実行されないようにするフェイルセーフです。
  2. 「Site Published Successfully (サイトは正常に公開されました)」という確認メールで、リンクをクリックします。
  3. ログインしていない場合は、ログイン項目の下にある [Are you an employee? Login here (従業員ですか? ここでログインしてください)] をクリックします。
    Trailhead Playground のユーザー名とパスワードを入力する必要がある場合は、「Trailhead Playground の管理」モジュールの「Trailhead Playground のユーザー名とパスワードの取得」単元でその方法をご確認ください。

これで完了です。フローは稼働を開始し、サイトユーザーが使用できるようになります。

公開されたコミュニティで実行されている Hello World フロー。

リソース

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む