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ナビゲーションのカスタマイズ

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • モバイルナビゲーションメニューに表示される要素について説明する。
  • スマート検索項目がモバイルユーザに与える影響について説明する。
  • モバイルナビゲーションメニューをカスタマイズする。

ユーザを正しい方向に誘導

空港に行ったことがある人は、自分がどの位置にいるかを確かめ、バゲッジクレームや各自のゲートといった特定の場所への行き方を示す掲示を目にしたことがあるでしょう。

アプリケーションで作業を進める場合も、視覚的な手がかりが必要です。その掲示の役割を果たすのがモバイルナビゲーションメニューです。ユーザはこのメニューを頼りに、Salesforce モバイルアプリケーション内のある場所から別の場所にできる限り効率的に移動します。

そのため、ナビゲーションメニューの要素に目を向け、ユーザのニーズを満たすためにどのようにカスタマイズできるかを見ていきましょう。結局のところ、人々を実際に行きたい場所に導くことができなければ、掲示はその役割を果たしていません。

モバイルナビゲーションメニュー

カスタマイズオプションについて解説する前に、ナビゲーションメニューそのものについて少し説明しておきましょう。デフォルトで、メニューに表示される内容は、組織で使用可能な機能や、各ユーザが (そのユーザ権限に基づいて) アクセスできるタブによって決まります。

Salesforce アプリケーションを操作中、メニューに相当数の項目があることに気付いたのではないでしょうか? ここで 1 つずつ定義することはしませんが、モバイルアプリケーションに表示されるメニュー項目に疑問のあるものがある場合は、このヘルプ記事を参照してください。

また、メニューの項目がセクションごとに分類されていることにも気付いたのではないでしょうか? この各セクションがメニューのカスタマイズ方法に大きく影響するため、それぞれのセクションについて説明しておく必要があります。では、セクションごとにその内容を見ていきましょう。

ナビゲーションメニューの 3 つのセクションを明示する図

  1. メニュー項目: ナビゲーションメニューをカスタマイズするときに、[スマート検索項目] 要素より上に配置するすべての項目です。
  2. スマート検索項目: ユーザが最近アクセスした一連のオブジェクトが示されます。展開すると、ユーザがアクセスできるすべてのタブが表示されます。最近アクセスしたこれらの項目をメニューのどこに表示するかは制御できますが、各ユーザのリストは各人の使用履歴によって異なります。
  3. アプリケーションセクション: [スマート検索項目] 要素より下に配置する項目が示されます。

各自が変更できること

ユーザのモバイルエクスペリエンスを向上させる簡単な方法の 1 つが、ナビゲーションメニューを適宜調整して、ユーザが手早く操作できるようにすることです。ナビゲーションをカスタマイズする場合、モバイルメニューの項目を追加、削除、順序変更することができます(何ならナビゲーションレイアウトとでも呼ぶことにしましょうか? というのは冗談です。もうレイアウトは十分ですよね)。

メニューの [最近] セクションは動的です。この内容は、モバイルアプリケーションでユーザが最近何にアクセスしたかによって変化します。そのため、[最近] セクションをメニューの別の場所に移動することは可能ですが、このセクションに表示される項目を制御することはできません。

モバイルナビゲーションに関する留意事項

モバイルナビゲーションメニューをカスタマイズするときは、次の点に留意してください。

  • ユーザの種別ごとに異なるメニューを設定することはできません。
  • モバイルナビゲーションメニューに Visualforce ページ、Lightning ページ、Lightning コンポーネントを含める場合は、そのタブを作成する必要があります。
  • Visualforce ページを Salesforce アプリケーションに追加する前に、モバイルでページが有効になっていることを確認します。Visualforce ページがモバイルアプリケーションでも同じように機能するとは限らないため、Salesforce アプリケーションで綿密にテストします。詳細は、「リソース」セクションを参照してください。

ナビゲーションメニューのカスタマイズ

前置きはこのくらいにして、早速、DreamHouse の仲介担当者が、その道のプロのごとく、モバイルアプリケーションをてきぱきと操作できるようにする準備にかかりましょう。

D’Angelo は、最重要項目が一番上にくるようにナビゲーションメニューをカスタマイズしたいと考えています。また、[行動] タブをモバイルのランディングページにして、仲介担当者が見学などの予定をすぐ確認できるようにします。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「ナビゲーション」と入力し、[Salesforce ナビゲーション] を選択します。
  2. 選択済みの項目を、[行動]、[Chatter]、[ToDo]、[ダッシュボード]、[スマート検索項目] の順に並び替えます。ナビゲーションメニューには項目がこの順序で表示されます。
    メモ

    メモ

    リストの最初の項目が、ユーザのモバイルのランディングページになるため、慎重に選択します。

    前述のとおり、[スマート検索項目] 要素より下に配置した項目はすべて、ナビゲーションメニューの [アプリケーション] セクションに表示されます。

  3. 次に、仲介担当者には必要のない [承認] 項目と [一時停止中のフローインタビュー] 項目を削除します。

    ナビゲーションメニューに選択した項目のスクリーンショット

    Android デバイスを所有しているユーザがいる場合は、メニューから [スマート検索項目] を削除しないでください。該当するユーザが Salesforce for Android アプリケーションで検索結果を取得できなくなります。

  4. [保存] をクリックします。

Salesforce アプリケーションでの変更のテスト

何事も小さな積み重ねで上達することは周知のとおりです。ここで、改良したナビゲーションメニューがモバイルアプリケーションでどのように表示されるかを見てみましょう。

  1. モバイルデバイスで Salesforce を開きます。
  2. ナビゲーションメニューアイコン をタップしてナビゲーションメニューを開きます。
  3. プルダウンして更新します。

これまでの些細な調整がすべてメニューに反映されています。最後のカスタマイズ作業をもって、このモバイル任務も終了です! D’Angelo が自信をもって DreamHouse の仲介担当者に Salesforce アプリケーションをロールアウトし、まもなくユーザがモビリティによってもたらされる生産性の向上を実感することでしょう。

次のステップ

D’Angelo の任務は一件落着ですが、組織にとってはこれからです。新たに見つけた知識を実践に移していく必要があります。モバイルカスタマイズツールを一通り使えるようになったら、続いて以下のことを行います。

  1. 「Salesforce モバイルアプリケーションロールアウト」モジュールを確認する。モバイル使用事例を考案し、モバイルの導入計画を立てる。
  2. 「Salesforce モバイルアプリケーションのセキュリティおよびコンプライアンス」を読み、モバイルデバイスからアクセスした会社のデータの安全性を確証できるようにする。
  3. Salesforce アプリケーションをユーザにロールアウトする。
  4. モバイルアプリケーションの機能に対する知識を深める。手始めに、『Salesforce モバイルアプリケーション開発者ガイド』を一読することをお勧めします。
  5. 全社的なモバイル戦略における Salesforce の位置付けを確認する目的で、「Mobile Strategy Development (モバイル開発戦略)」バッジを取得する。

モバイルを活用するための上記のリソースによって、しばらくは忙しくなることでしょう。それでは、各自の気の利いた Salesforce アプリケーションの使用事例を実践してみてください。カスタマイズがうまくいくことをお祈りしています!