その他のチーム機能について学ぶ
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce Spiff でチームのカスタム項目を設定する。
- Salesforce Spiff でプランや目標の割り当ての自動化設定を作成して管理する。
- Salesforce Spiff の自動化を使用してプランとチームをペアリングするプロセスについて説明する。
- Salesforce Spiff でチームメンバーを絞り込む機能を挙げる。
- 絞り込みや検索条件を使用して、Salesforce Spiff からチームメンバーデータをエクスポートする方法を説明する。
カスタム項目
Salesforce Spiff でチームを管理する数通りの方法がわかったところで、有用性と生産性を高める追加機能を検討していきます。では、カスタム項目から始めましょう。
Salesforce Spiff のカスタム項目が各自のインスタンスに適していることもあれば、適していないこともありますが、プランにチームのカスタム項目がある場合は、チームカードをクリックして表示し、テーブルの 3 つ目のタブに移動します。カスタム項目は、デザイナーで使用/参照できる変数です。
カスタム項目を使用すれば、複数のプランのそれぞれに変数を作成するのではなく、複数のプランで同じ変数を参照し、チームごとに固有の値をカスタマイズできます。たとえば、コーポレート AE チームのボーナスは 1,500 ドルで、エンタープライズ AE チームのボーナスは 2,000 ドルである場合、どちらのプランも同じ TeamBonus 変数を参照します。
プランや目標の割り当ての自動化
Salesforce Spiff の目的は、管理者の日常業務を容易にすることです。チームとプラン (コミッションやインセンティブを計算して営業担当に分配するために使用する体系化された支払ルールと条件のセット) は、Salesforce Spiff の別々のページで処理されますが、チームが同じプランを共有することや、同じ目標に追加される必要のあることが多々あります。ここで役立つのが自動化機能です。Salesforce Spiff のこの機能を有効にすると、プランまたは目標がチームに割り当てられたときに、ユーザーが自動的にそのプランまたは目標に割り当てられます。
最初に、[Teams (チーム)] ページのチームをクリックして、[Automation (自動化)] という 4 つ目のタブに移動します。
プランのペアリングを行う
[Pair Your First Plan (最初のプランのペアリング)] または [Pair Plans (プランのペアリング)] を選択して、チームとペアリングするプランを選択します。チームメンバーとチームリーダー、チームメンバーのみ、チームリーダーのみの追加を自動化するオプションがあります。選択したら、[Pair (ペアリング)] をクリックして保存します。
すでにチームに割り当てられているユーザーがいる場合は、そのユーザーにプランの割り当てを遡って適用するかどうかが質問されます。チームのユーザーが以前の日付ですでにペアリングされたプランに割り当てられている場合は、[Don't Apply (適用しない)] を選択します。重複が生じる可能性があるためです。
[Automation (自動化)] セクションの [Plans (プラン)] にペアリングされたプランが表示されます。有効開始日が設定されたチームメンバーをチームに追加すると、自動的にその日付がプランの有効日に反映されます。[Plans (プラン)] タブでプランの有効日を変更すると、夜間の同期時にチームの有効日にリセットされます。
目標のペアリングを行う
[Automation (自動化)] の [Quotas (目標)] セクションで、[Pair Quotas (目標のペアリング)] をクリックします。プランのペアリングと同様に、チームメンバーとチームリーダーの両方に適用するか、いずれかに適用するかを選択できます。
現在、目標の割り当てのみが自動化されています。目標値は依然として手動で入力する必要があるため、Salesforce Spiff の [Quotas (目標)] セクションに移動して、ユーザーごとに値を指定します。
ペアリングを削除する
ペアリングしたプランまたは目標を削除する場合は、表示されているプラン/目標の右端にある 3 つのドットにカーソルを置き、[Remove (削除)] を選択します。
検索条件
チームメンバーテーブルの隅にある [Filter By (検索条件)] をクリックします。[Active (有効)] または [All Members (すべてのメンバー)] で絞り込むと、有効終了日が過ぎているユーザーがすべて排除されます。
エクスポート
各チームメンバーの名前、メール、ロール、有効日を記載した csv ファイルにチームをエクスポートできます。このエクスポートでは、実行された絞り込みや検索が尊重されます。
一度に 1 つのチームではなく、すべてのチームの割り当てのリストをエクスポートする場合は、[Admin (管理)] | [Users (ユーザー)] に移動します。左列の [Team Assignments (チームの割り当て)] を選択します。ダウンロード機能を使用して、すべてのチームの割り当てをまとめてエクスポートします。
これで、チームを一括作成するテンプレートのアップロード、階層構造の設定、明細に対するアクセス権のチームリーダーへの割り当て、プランや目標の割り当ての自動化などの機能を利用して、Salesforce Spiff でチームを効果的に管理する方法を認識することができました。
リソース
- Salesforce Spiff: Custom Fields (カスタム項目) (ログイン情報が必要)