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Salesforce Spiff のプランを管理する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • プランをアーカイブまたはアーカイブ解除してワークスペースを整理し、プランの表示を管理する。
  • プランの有効日を管理して、正確なコミッション計算が行われるようにする。
  • 非表示プランを処理し、担当者に影響を及ぼすことなく新しいプランを作成してテストする。

Salesforce Spiff のプランを管理して、整理された効率的なコミッション体系を維持します。コミッションプランの進化に伴い、古いバージョンが実情に合わなくなってきたときに重要なことは、旧式のプランを効率的に処理し、現行に即したプランのみを有効にして表示されるようにすることです。適切なプラン管理によってワークフローが簡潔になり、混乱が阻止され、コミッション計算が正確かつ最新の状態で維持されます。

プランをアーカイブする

コミッションプランは通常、少なくとも年に 1 度改定されます。そのため、古いバージョンが残っていれば、デザイナーの [Plans (プラン)] タブが煩雑になり、有効なプランを移動や管理しにくくなります。アーカイブは、貴重なデータを完全に削除せずにこの問題に対処する効果的な手段です。

プランをアーカイブする手順は、次のとおりです。

  1. [Designer (デザイナー)] [Designer (デザイナー)] ボタン に移動します。
  2. [Plans (プラン)] タブを開いた状態で、アーカイブするプランの横にある 3 つのドットのアイコン “” をクリックします。
  3. [Archive Plan (プランのアーカイブ)] を選択します。

アーカイブされたプランは、デザイナーの左パネルの下部にある [Archived Plans (アーカイブ済みのプラン)] に表示されます。プランのアーカイブを解除する場合は、同じプロセスを繰り返し、[Unarchive Plan (プランのアーカイブ解除)] を選択します。

アーカイブの影響

プランをアーカイブするときは次の点に留意します。

  • 表示: プランをアーカイブすると、デザイナーの [Plans (プラン)] タブとコアプラットフォームの [Plans (プラン)] ページでそのプランが非表示になります。担当者が割り当てられたままのプランのアーカイブが解除されると、有効日が更新された場合を除き、その担当者の明細に引き続きプランとルールが表示されます。
  • 有効日: コミッションの計算を停止するには、プランをアーカイブする前に、担当者の有効日が設定されていることを確認します。
  • アーカイブ解除: 有効日を変更したり、プランの割り当てを変更したりするためには、プランのアーカイブを解除する必要があります。

プランの有効日の設定

適切な期間のコミッションが正確に計算され、プランの割り当てに正しい期間が反映されるようにするためには、有効日が必要です。

[Plans (プラン)] ページで有効日を設定する手順は、次のとおりです。

  1. [Plans (プラン)] ページに移動します。
  2. 更新するプランを選択します。
  3. [Effective Date (有効日)] 列で、クリック可能な日付セレクターを使用して開始日と終了日を変更します。

[Plan Assignments (プランの割り当て)] テーブルで有効日を設定する手順は、次のとおりです。

  1. [Plan Assignments (プランの割り当て)] テーブル ([Admin (管理)] | [Users (ユーザー)]) に移動します。
  2. [Effective Date (有効日)] 列で、クリック可能な日付セレクターを使用して開始日と終了日を変更します。

ユーザープロファイルで有効日を設定する手順は、次のとおりです。

  1. [Admin (管理)] | [Users (ユーザー)] に移動します。
  2. 該当するユーザーをクリックします。
  3. [Plan Assignments (プランの割り当て)] セクションで、[Edit (編集)] 切り替えをクリックします。
  4. クリック可能な日付セレクターを使用して、開始日と終了日を変更します。

有効日が重要な理由

有効日はプランが有効である明確な期間を定義し、期限切れのコミッションや不正確なコミッションが担当者の明細に表示されないようにします。正確な有効日を設定すれば、意図する期間のコミッションが計算されるため、クリーンで正確なデータを維持するためには不可欠です。

有効日が指定されていなければ、特に年度の途中でプランやチームの割り当てが変更になった場合に、計算間違いが生じたり、財務報告に矛盾が生じたりするおそれがあります。有効日を設定して管理していれば、コミッションが必ず適切な期間で計算されます。その結果、コミッション体系全般の一貫性や正確性が確保され、コミッションの古いデータや不正確なデータに起因する問題を阻止できます。

非表示プラン

Salesforce Spiff の非表示プラン機能を使用すると、通常のユーザーには表示されない状態で、管理者がプランを作成して管理することができます。この機能は、一般的なユーザーエクスペリエンスに影響を及ぼすことなく、新しいプランを作成したり、ルールをテストしたりするシナリオで役立ちます。

新しいプランを作成すると、プランの状況が自動的に非表示に設定されます。こうした非表示プランは、レポートの生成や新しいルールの試行など、内部の用途に使用できます。非表示プランに基づくコミッションを担当者が目にしたり受け取ったりすることはなく、Salesforce Spiff の財務ユーザーと管理者ユーザーにのみ表示されます。眼に斜線のアイコン アイコンは非表示プランを表します。

非表示プランを担当者に表示する準備ができたら、非表示プランの切り替え “” をオフにします。この操作により、そのプランに割り当てられているすべての担当者がすぐにアクセスできるようになり、適切な明細期間で有効になります。

まとめ

Spiff のプランの概要では、プランを作成してユーザーを割り当てる方法、[Plans (プラン)] タブに移動する方法、[Plans (プラン)] ページを使用して包括的に管理する方法、個々の変更や一括変更でプランの割り当て設定を更新する方法を学習しました。また、アーカイブ、非表示プラン、有効日の設定などの方法でプランを管理できるようになりました。この包括的な知識があれば、Salesforce Spiff を使用して、効率的かつ効果的なコミッション管理プロセスを維持できます。

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