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プランを作成してユーザーを割り当てる

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • コミッション計算の自動化における Salesforce Spiff のプランの役割について説明する。
  • コミッションプランとコミッションルールの違いを説明する。
  • デザイナーでプランを作成する。
  • デザイナーと [Plans (プラン)] ページの両方でユーザーをプランに割り当てる。

Salesforce Spiff のプランとは?

Salesforce Spiff を使用すると、セールスコミッションの計算と管理のプロセスが自動化され簡便になります。Salesforce Spiff では、正確で透明性の高いコミッションの支払が遅滞なく行われるため、パフォーマンスの向上や営業チームのモチベーションの維持につながります!

Salesforce Spiff のプランは、Salesforce Spiff プラットフォームでコミッション計算を体系化して管理するためのバックボーンです。営業チームに対するルール、目標、支払を定義し、組織が複雑なコミッションプロセスを効率的に自動化できるようにします。Salesforce Spiff のプランを作成してカスタマイズすれば、営業チームのモチベーションを高め、信頼を維持し、収益の増大を促進することができます。こうしたプランを設定して管理することで、会社の目標達成を促すインセンティブを設け、コミッション管理をスムーズに行えるようになります。

Salesforce Spiff の [Plans (プラン)] ページの画像

プランとルール

コミッション管理において、プランルールという用語はそれぞれ固有の概念ながら、その役割は相互に関連しています。この 2 つは似たようなものに思えるかもしれませんが、コミッションを効果的に管理するためにはその違いを理解する必要があります。では、この 2 つの概念の主な違いを詳しく見ていきましょう。

コミッションプラン

コミッションプランとは、営業パフォーマンスに基づいて営業担当の報酬がどのように計算されて支払われるかを概説する全般的な体系です。コミッションプランは、個人の集合体に対する報酬プロセス全体の指針となる包括的な青写真と考えることができます。コミッションプランはコミッション計算の「who」を定義します。プランでは組織内のさまざまなチーム、商品、サービス、地域を網羅できます。

コミッションルール

他方、コミッションルールは、コミッション計算の特定の側面をどのように処理すべきかを指示する具体的なガイドラインまたは条件です。コミッションプランが包括的な体系を示すのに対し、コミッションルールは特定の計算や調整の実行方法に関する詳細な指示を与えます。コミッションルールは、包括的なプランに含まれる細かな手順または指示と考えることができます。つまり、コミッション計算の「what」と「how」を説明します。

ある企業のトレーニングプランに 3 人の担当者が割り当てられているとします。担当者は 2 通りの方法でコミッションを獲得できます。

  1. 商談獲得: 担当者が期間内に商談獲得目標を達成すると、500 ドルのボーナスが支給されます。
  2. 商談更新: 担当者が期間内に更新したすべての商談の ARR に対し、5% のコミッションが支給されます。

この例のコミッションプラン (who) は、3 人の担当者に割り当てられたトレーニングプランです。コミッションルール (what と how) は、コミッションを獲得する 2 通りの方法、つまり商談獲得ルールと商談更新ルールです。担当者のコミッションの獲得には 2 通りの方法があるため、この特定のプランには 2 種類のルールが設定されます。

メモ: プランに 1 人の担当者は受け取るが、別の担当者は受け取らないコンポーネントがある場合は、2 つの別々のプランに分割することをお勧めします。

プランを作成する

プランを作成する場合は、[DESIGNER (デザイナー)] ボタン “” をクリックしてデザイナーに移動します。デザイナーはプランを作成できる唯一の場所で、[Plans (プラン)] ページでは作成できません。

デザイナーが開くと、[Designer Plans (デザイナープラン)] タブが表示されます。これがプランの管理や作成を行うメインページです。

プランを新規作成する手順は、次のとおりです。

  1. 3 つのドットのアイコン “” をクリックします。
  2. [New Plan (新規プラン)] を選択します。

新しいプランが表示され、ワークシートまたはデータシートを作成するか、独自の方法で開始するかを尋ねるプロンプトが表示されます。

プランに名前を付ける

デフォルトで、このプランは「Plan [番号]」という名前になっています。明確な名前を付ける必要があります。プランの名前を変更する場合、メニューを使用する方法とプラン名を直接ダブルクリックする方法の 2 通りがあります。

メニューを使用して名前を変更する手順は、次のとおりです。

  1. 3 つのドットのアイコン “” をクリックします。
  2. [Rename Plan (プラン名を変更)] を選択します。

プランにユーザーを割り当てる

プランを作成したら、ユーザーを割り当てることができます。この場合も、デザイナー内で行う方法と [Plans (プラン)] ページから行う方法の 2 通りがあります。

デザイナー内でユーザーを割り当てる

まず、プロンプトが表示されたら [I’ll get started on my own (独自の方法で開始する)] を選択します。ページが更新されて紫のバナーが表示されたら、プランへのユーザーの割り当てを開始できます。

  1. [Assign Users (ユーザーの割り当て)] ボタン “” をクリックします。
  2. 適切なユーザーを選択します。
  3. [Assign Users (ユーザーの割り当て)] をクリックして保存します。

ユーザーを割り当てて保存したら、[Plan Assignments (プランの割り当て)] セクションを使用して、割り当て済みのユーザーの表示や新しいユーザーの追加、有効日の編集などを実行できます (有効日については後ほど詳述します)。

支払ルールを管理するためにスペースが必要な場合は、折りたたみアイコン “” をクリックすれば、[Plan Assignments (プランの割り当て)] ビューを折りたたむことができます。

[プラン] ページでユーザーを割り当てる

デザイナーでプランが作成されたら、デザイナー外にある [Plans (プラン)] ページからユーザーを割り当てることもできます。

[Plans (プラン)] ページからユーザーを割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. 上部のナビゲーションバーにある [Plans (プラン)] タブに移動します。
  2. 該当するプランを選択します。
  3. 適切なユーザーを選択します。
  4. [Assign Users (ユーザーの割り当て)] をクリックして、変更内容を保存します。

ユーザーをデザイナー内で割り当てた場合でも、[Plans (プラン)] ページで割り当てた場合でも、変更内容を保存すると、割り当てられたユーザーが両方の場所に表示されます。

ここでは、プランを作成してユーザーを割り当てる方法を学習しました。次は、デザイナーの [Plans (プラン)] タブを見ていきます。

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