Salesforce Meetings の機能を使用する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 担当者がミーティングの準備やフォローアップをする際に役立つ機能について説明する。
- ミーティング時の視覚的な印象を良くする方法を説明する。
この単元では、Einstein 活動キャプチャが有効で、かつ担当者が行動の同期と取得を含む設定の対象である場合に使用できる Salesforce Meetings の機能について説明します。また、Salesforce Anywhere (Quip) の機能も取り上げます。この機能を使用するためには、組織を設定して Quip にリンクする必要があります。上記の機能がない場合は、Salesforce Meetings の機能の表示や動作が若干異なります。機能がなくてもこの単元を受講すれば、Salesforce Meetings の機能について十分に理解できます。
生産的な会話に向けて準備する
[ミーティングのダイジェスト] は、営業担当がミーティングの開始前に必要なすべての情報を収集しておく場所です。Salesforce 行動レコードで使用できます。接続されているカレンダーから行動が同期されている場合は、詳しい情報もあります。
[ミーティングのダイジェスト] では担当者が次の操作を実行できます。
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参加予定者を確認する: [被招集者リスト] に、ミーティングの参加予定者の出欠確認の状況、既存の取引先責任者やリードの役職とロールに関する詳細などが示されます。誰が参加予定なのかがわかれば、担当者が会話を調整し、ミーティングを高度にパーソナライズできます。会社で Einstein 活動キャプチャを使用している場合は、このリストに参加者の役職に基づく職位とロールのインジケーターも示されます。
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過去のやり取りを調べる: 活動タイムラインのビューで、チームメンバーが見込み客やお客様にどのようにエンゲージしてきたかを把握します。ここに示されるタイムラインには、行動に関連付けられているレコードの活動が表示されます。
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ミーティングのインサイトとおすすめを取得する: ミーティングの開始 48 時間前に、ミーティングの主催者に行動に関する有益な通知と推奨アクションが示されます。たとえば、被招集者が返答していない場合にはリマインダー、ミーティングの議題が抜けている場合にはその議題を追加する推奨アクションが示されます。
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ドキュメントを関連付けて確認し、メモを取る: Salesforce Anywhere (Quip) が設定され接続されている場合は、担当者が行動または行動の関連レコードに関連付けられている Quip 文書を確認できます。担当者の権限に応じて、既存のドキュメントでコラボレーションしたり、関連文書を新たに追加したりすることができます。
ミーティング後に効率よくフォローアップする
全員がミーティングを終了しても、お客様との関係が終わるわけではありません。ミーティング後 [ミーティングのダイジェスト] は、営業担当が Salesforce Anywhere (Quip) を使用して社内コラボレーション用のメモを記録したり、フォローアップのコミュニケーションを送信したりする場になります。ミーティング終了後のフォローアップにより、潜在的な商談が継続的に前進し、お客様や見込み客との関係が引き続き強化されます。
Salesforce Meetings を使用すれば、営業担当が見込み客やお客様の信頼できるアドバイザーになることに集中できます。ミーティングのダイジェストを使用すると、営業担当が効率的にミーティングの準備をして、インパクトのある会話に相手を引き込み、かつてない件数の商談を成立させることができます。
リソース