Salesforce Meetings を設定する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 営業担当の Salesforce Meetings を有効にする。
- Salesforce Meetings のエクスペリエンスを設定する。
このモジュールでは、受講者が Salesforce システム管理者で、Salesforce Meetings を設定する適切な権限を有するものと想定しています。また、活動同期ソリューションが設定されていることを前提とします。けれども、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、Salesforce システム管理者がユーザーのために Salesforce Meetings をどのように有効にして設定するのかを確認します。
Salesforce Meetings を有効にする
Salesforce Meetings は Sales Cloud のすべてのエディションで使用できます。この機能はすでに有効化されています。
- Salesforce の [設定] で、[クイック検索] ボックスに
Meetings
と入力し、[Meetings] を選択します。 - [設定] を選択します。
- 同期のおすすめを確認します。
- 行動ページレイアウトに営業担当に適したコンポーネントが配置されていることを確認します。
デフォルトのレイアウトには、[ミーティングのダイジェスト] と、他のコンポーネントを追加する列が設けられています。行動レイアウトをカスタマイズした場合は、Lightning アプリケーションビルダーを使用して [ミーティングのダイジェスト] コンポーネントをタブまたはページの広い領域に配置してください。
ミーティングのダイジェストをカスタム行動レコードページに追加する
ユーザーが行動レコード内で [ミーティングのダイジェスト] にアクセスできることを確認します。つまり、[ミーティングのダイジェスト] が、各ユーザーに割り当てられている行動レコードページレイアウトの一部になっていることを確認します。
行動レコードページレイアウトをカスタマイズしていない場合は、Salesforce Meetings をオンにすると、行動レコードページに [ミーティングのダイジェスト] とそのコンポーネントが新しいタブとして追加されます。これだけです。他にすることはありません。Outlook または Gmail の行動が同期されたときに Salesforce で作成された行動レコードに [ミーティングのダイジェスト] タブが表示されます。営業担当が Salesforce の [私のカレンダー] で参照可能なバージョンの行動を開いていることを確認します。
行動レコードページレイアウトをカスタマイズした場合は、[ミーティングのダイジェスト] コンポーネントをそのカスタムレイアウトに追加します。Lightning アプリケーションビルダーで、[ミーティングのダイジェスト] コンポーネントで使用可能なダイジェストのすべての要素を選択できます。
[ミーティングのダイジェスト] コンポーネントの最適な活用法は、独自のタブまたはページの広い領域に配置することです。
デフォルトの [ミーティングのダイジェスト] タブをカスタマイズする
デフォルトの Salesforce Meetings ページレイアウトには、[ミーティングのダイジェスト] と、他の標準コンポーネントやカスタムコンポーネントを追加する列が設けられています。前述のとおり、カスタム行動ページレイアウトがない場合は、デフォルトページが使用されます。デフォルトのレイアウトで良いが、担当者がダイジェストの他にもコンポーネントを必要とする場合は、Lightning アプリビルダーで行動レコードに選択可能な [Salesforce Meetings の行動ページ] をコピーします。
アドホックミーティングでも Meeting Studio にアクセスできるようにする
営業担当は、Salesforce に同期されている行動の [ミーティングのダイジェスト] から Meeting Studio にアクセスできます。ただし、どのミーティングにも、Meeting Studio の独自の方法によるエンゲージメントを活用できます。営業マネージャー、営業担当、その他の Salesforce ユーザーが、アドホックミーティングや社内ミーティングでもスタジオの優れた機能を使いたいと思うかもしれません。大丈夫です。
ユーザーがすべてのミーティングで Meeting Studio を活用する場合は、Lightning アプリケーションビルダーを使用して [Meeting Studio] コンポーネントをホームページに追加します。作成したホームページに割り当てられたユーザーにも、「Salesforce Meetings」権限セットが割り当てられていることを確認します。
これで、Salesforce Meetings により、営業担当が会話中に情報や機能を利用できることがわかったため、担当者が商談成立に向けてお客様や見込み客との会話を最大限活用することができます。