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Salesforce Meetings について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Salesforce Meetings の機能を使用できる状況を特定する。
  • Salesforce Meetings を使用するメリットを挙げる。

営業担当は、会社の「顔」として商品やサービスを販売しています。さまざまなことがデジタル化している昨今では、多くの場合、お客様とのミーティングの場であるビデオ会議のコンピューター画面上で「顔」を合わせます。営業担当の 80% 超が、より多くの見込み客やお客様と対面のミーティングではなく、ビデオ会議でやり取りしています。セールスの世界では、ビデオ会議を使わずに見込み客やお客様にアプローチすることがもはや例外となっています。

オンラインビデオ会議に参加している営業担当の画像。

営業担当の誰もが手際よく行動し、見込み客やお客様とのやり取りに備えたいと考えています。営業担当は来月のミーティングの準備をするのではなく、週の後半、あるいは明日、時には今日の午後の電話に備えます。こうしたやり取りごとに、数分から数時間かけてあちこちの情報ソースに目を通しながら準備します。たとえば、次のようなソースを確認します。

  • メール: お客様または見込み客との過去のコミュニケーションを調べる。
  • ミーティングの招待: ミーティングの招待に誰が返答したかをチェックし、主要な人々が参加予定であることを確認する。
  • Salesforce レコード: 関連する商談、過去のやり取りや通話、CRM 関連の他の詳細を収集する。
  • ドキュメント: 過去のミーティングの議事録やメモ、調査、分析などを確認する。

ミーティングの詳細を収集して確認するために、さまざまな場所にアクセスします。ミーティングごとに、こうした各ソースを、場合によっては何回も確認すれば時間を取られます。ソースを切り替えながら準備に費やした時間を、営業担当が 1 日または 1 週間に行うミーティングの回数で乗算すれば、数時間に及びます。本来ならば販売に費やすことができた時間です。ミーティングの詳細をすべて 1 か所で確認できれば便利だと思いませんか?

Salesforce Meetings のご紹介

Salesforce Meetings は、すべてのエディションで使用できるツールのセットです。カレンダー同期プロセスを実装しているユーザーには特に便利です。Salesforce Meetings を使用すると、営業担当が複数のソースで検索していた詳細が Salesforce 内の 1 か所に集約されます。そのため、担当者がアプリケーションを切り替えることなく、お客様に対する準備やエンゲージメントに集中できます。 

Salesforce Meetings では、営業担当が次の作業を実行できます。

  • ミーティングの準備をする: Salesforce Meetings を使用すると、Salesforce の行動レコード内の 1 か所にミーティングのあらゆる情報がまとめて表示されます。担当者は、被招集者の出欠確認のチェック、最近のやり取りの確認、Salesforce レコードの詳細のドリルダウン、メモの作成と確認などを行うことができます。ミーティングの準備時に担当者がアクセスしなければならなかった場所がすべて 1 つのビューに示されます。さらに、ミーティングの主催者はミーティングのインサイトから役立つヒントを得ることができます。(ミーティングのインサイトについては後述します。)
  • ミーティング中にエンゲージメントやコラボレーションを実施する: Salesforce Meetings に付属する Meeting Studio では、担当者がミーティング中にパーソナライズされた方法で参加者にエンゲージできます。Meeting Studio は巷によくあるビデオ会議アプリケーションではありません。担当者が愛用しているビデオ会議ソリューションと連動させて、独自の方法でカメラを共有し、同時にコンテンツを表示するものです。さらに、担当者は [プレゼンターのパネル] でミーティングの重要な詳細にアクセスできます。また、通話中にその内容に関するメモを記録できます。
  • ミーティング後にフォローアップする: 全員が電話を切った (または画面をオフにした) 時点でお客様との対話が終わるわけではありません。ミーティングの終了後にミーティングのフォローアップインサイトが表示され、販売に関与するチームメンバーにメールを送信し、お客様にもメールを送信するリマインダーやクイックアクションが営業担当に表示されます。また、フォローアップミーティングを設定したり、未処理の要求がないか確認したりすることもできます。

お客様に商談成立を働きかける場合、ミーティングの準備を整え、積極的にエンゲージすれば大きな効果が期待できます。また、ミーティングが終了した後も対話が続くことを前提とする Salesforce Meetings を使用すれば、営業担当の主導で商談を進めることができます。 

電球アイコン。

ヒント Salesforce Meetings を Einstein 会話インサイトなどの強力な Salesforce 機能と併用すれば、販売力がさらにアップします。会話インサイトでは、営業マネージャーが担当者と協力して、各ミーティングでトピックについて話し合われた内容の要点を検討します。

Salesforce Meetings の最適な活用法

Salesforce Meetings は、外部カレンダーアプリケーション (Outlook、Google Calendar など) と Salesforce 間で行動を同期する活動同期ソリューションが営業担当に設定されている場合に最適に機能します。Einstein 活動キャプチャを有効にして、Salesforce Meetings を包括的に活用することをお勧めします。各種の同期ソリューションで使用可能な機能については、Salesforce ヘルプを参照してください。

リソース

 

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