Trailhead で取得できる Salesforce 認定資格について詳しく知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

Salesforce 認定資格とは何か、そして Trailhead のどこで取得できるかを説明する。
Superbadge とは何かを説明する。
認定資格とは何かを説明する。

Salesforce 認定資格

Burning Glass Technologies が 2020 年に実施した調査と IDC が 2021 年に発行したホワイトペーパーによれば、過去数年間にわたり、Salesforce のスキルに対する需要は大幅に増加しています。2026 年までに Salesforce のスキルを求める新規の求人は 900 万件を超えると想定されています。

Salesforce 認定資格は、Salesforce の特定の製品やロールに関する知識や経験を検証し、需要の高いスキルを持っていることを証明するものです。今こそ、Salesforce 認定資格を取得し、その実績を履歴書で誇示する絶好のチャンスです。

これらの Salesforce 認定資格は、Trailhead の [Credentials (認定資格)] タブで確認でき、Superbadges (Trailblazer でその能力を実証するハンズオン評価) と Certifications (認定資格) (試験官がいる環境で行う試験) に分かれています。

Superbadge

新規求人が 900 万件もあると言いましたが、Trailblazer は、採用担当者に自分の能力と必要なスキルをどのようにアピールすればよいのでしょうか? そこで役に立つのが Superbadge です。Superbadge は、実践的なユースケースや要件に基づいた、ハンズオン Challenge 形式の技術評価です。Trailblazer は、要件を確認し、ソリューションを特定して、そのソリューションを Salesforce 組織で実装することで、指定されたトピックに関する能力を実証します。

Trailhead Superbadge

Superbadge には、Super Set、Superbadge、Superbadge ユニットという形式があります。Super Set は、特定のロールに関連した Superbadge のグループです。Super Set には、システム管理者 Super Set、アプリケーションビルダー Super Set、請求スペシャリスト Super Set、開発者 Super Set があります。一部の Superbadge は (Super Set が Superbadge のグループであるように) Superbadge ユニットのグループであり、一部の Superbadge は長い時間を要します。2022 年に導入された Superbadge ユニットは、前提となる学習内容を修了し、そのトピックのスキルに自信があるトレイルブレイザーであれば、通常は 1 時間程度で完了できます。

Superbadge は、キャリアを次のレベルに引き上げるのに役立ち、獲得することは大きな達成となります。Superbadge では現実的なビジネスシナリオで Salesforce のスキルを証明するため、正当なスキル評価としての Superbadge の認知度はますます高まっています。実際に多くの Trailblazer は、履歴書、LinkedIn のプロフィール、ソーシャルメディアへの投稿などで、Superbadge を誇らしげに誇示しています。Superbadge に関する主要なポイントは次のとおりです。

Superbadge は、Salesforce のスキルと能力を評価するために設計された認定資格です。
Superbadge の取得には時間がかかります。Trailblazer は、何回かのセッションに分けて完了することもできます。
各 Superbadge には、各 Challenge を完了するためのリンクやリソースを含むヘルプ記事があります。
Superbadge は Salesforce 認定資格であるため、Salesforce 認定資格プログラム同意書と行動規範が適用されます。

認定資格プログラムのセキュリティに関する詳細は、Trailhead モジュールの「Superbadge プログラムのセキュリティ: クイックルック」を参照してください。

Superbadge を完了する Trailblazer は以下の要件を満たす必要があります。

前提条件となるコンテンツを完了して Superbadge と Superbadge 単元に向けて準備し、「Superbadge チャレンジヘルプ」記事をよく読んで各スーパーバッジに関連する特定のヘルプ記事を見つける。
特定の Einstein 1 製品機能に関するリソースについて、「Salesforce ヘルプ」を検索する。
認定資格のセキュリティを損なう行為に気付いたときは、Credential Security チームにケースを送信する。

Superbadge を完了する Trailblazer は、以下の行為が禁止されています。

Superbadge の課題を解くために、ステップごとの案内、設定済みのソリューション、ソリューションの要素、メタデータ、パッケージを共有、使用、要求すること
Salesforce 認定資格を共有または移譲しようとすること
他人になりすまして Superbadge を獲得すること
Superbadge の課題の確認または特定のエラーメッセージのトラブルシューティングに関するソリューションが明記されているコンテンツを参照すること
Superbadge のソリューションが設定されている Salesforce 組織へのログイン情報を共有すること

Salesforce 認定資格のセキュリティを保護することは、私たち全員の責任であり、Salesforce は、認定試験および Superbadge に関連する不正行為に対してゼロトレランスポリシーを定めています。Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、Salesforce Credential and Certification Program Agreement (Salesforce 認定資格プログラム規約) に同意し、行動規範を遵守していただく必要があります。

認定資格

Salesforce では、これらの超実践的な Superbadge に加えて、Salesforce のさまざまな職務に特化した認定資格も提供しています。

システム管理者
アーキテクト
コンサルタント
設計者
開発者
マーケティング担当者
セールスプロフェッショナル

Salesforce では、自分の基礎知識を確認し、認定資格の取得を目指す Trailblazer を対象としたアソシエイト認定資格も提供しています。あなたがどのようなロールであっても、Salesforce はそれぞれに適した道を提供します。

認定資格の取得は、Trailblazer が自分の能力を証明するのに最適な手段です。認定資格は、上記の Salesforce の職務を効果的に遂行するために必要なコアスキルを中心に構成されています。認定資格を取得することで、その職務で実践するための要件をクリアしていることを証明できます。企業や採用担当者に自分の能力を伝えるために、履歴書やソーシャルメディアのプロフィールで認定資格を強調することを忘れないでください。

プロフェッショナル認定資格

ほとんどの認定資格は、試験官が監督する状況での選択式試験に 1 回または複数回合格することで取得できます。資格によっては、選択式試験と Superbadge の両方を要件としているものもあります。各ロールの詳細、関連する認定資格、要件、前提条件については、認定資格の Web サイトをご覧ください。

以下は Salesforce 認定資格試験に関する補足事項です。

すべての試験には、関連する認定資格の目標と詳細が記載された試験ガイドが用意されています。
試験官が監督する試験は、テストセンターで直接受験することも、リモート試験官の監督によってオンラインで受験することもできます。
各試験には受験料がかかります。
試験中に紙媒体やオンラインの資料を参照することはできません。
認定資格試験では、Trailblazer が職務の基本要件を満たしているかどうかを合格/不合格スコアリングで判定します。
信頼を最も重要な価値とする Salesforce の信条を守るため、受験者には Salesforce 認定資格プログラム同意書および行動規範を遵守することが求められます。

認定資格を取得または維持する方法についての詳細は、認定資格ヘルプポータルをご覧ください。

認定資格の取得に向けた学習を始める準備はできましたか? Trailhead の [Credentials (認定資格)] タブや下記のリソースで情報を集めましょう。

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