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From 16:00 UTC on January 17, 2026, to 20:00 UTC on January 17, 2026, we will perform planned maintenance on the Trailhead, myTrailhead, and Trailblazer Community sites. During the maintenance, these sites will be unavailable, and users won't be able to access them. Please plan your activities around this required maintenance.

立ち上げの準備

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 立ち上げ準備の重要性を説明する。
  • 立ち上げ準備の責務を特定する。

ゲートを開く

立ち上げ準備は、最後の SRA レビューです。ストアフロントのパフォーマンス、セキュリティ、デリバリーを調査します。目的は、レビューの最後に (比喩的な) ゲートを開くことです。ゲートが開くとは、サイトの立ち上げ準備が整ったことを意味します。立ち上げ準備に備えて、マーチャントがすべてのストアフロント機能を使用することができ、負荷テストが完了、ユーザー受け入れテスト (UAT) が完了または完了に近いことを確認します。 

立ち上げ準備中は、ファンクショナルアーキテクトがサイトコンテンツ、設定、重要な機能を再確認します。カタログ、コンテンツ、プロモーションは、リリース可能かつ使用可能になっているか? 訪問者がアカウントを作成し、注文を完了できるか? テスト用のマーチャンダイジング構成はすべてライブサイト構成に置き換えられたか? 

一方、テクニカルアーキテクトは、納品された Web サイトに集中します。コードはクリーンか? サイトは適切に動作するか? サイトの機密データの安全が確保されているか? 立ち上げ準備では、これらを含む項目を確認します。

テクニカル運用準備状況タスクは、立ち上げ準備の最後のレビュー項目です。SRA ワークブックには、テストデータの消去、データ保持構成、サポート連絡先の確認など、重要で必須のタスクを説明する専用のページがあります。これらのテクニカル運用タスクはマーチャントに割り当てていますが、マーチャントがこれらのタスクを完了するには、あなたの協力が必要です。 

通常、立ち上げ準備には最大 2 回のレビューがあります。1 回目のレビューは稼働予定日の 2 ~ 3 週間前に行います。1 回目のレビューで重大な問題が見つかると、SRA 所有者は 2 回目のレビューをスケジュールします。そうなっても慌てる必要はありません。これは SRA プロセスの一部です。2 回目のレビューでは、1 回目で合格しなかった項目のみを確認します。 

環境とドキュメントの共有

LRBC と同様に、SRA チームは環境へのアクセスが必要です。ステージング環境と本番環境を事前に準備し、チームに両環境のすべての管理許可を付与します。

立ち上げ準備全体を通して、仕様レビューで指定されたドキュメントへのアクセスを提供します。

大量のドキュメント

これには、機能仕様ドキュメント (FSD)、技術仕様ドキュメント (TSD)、プロジェクト計画、負荷テスト結果、データモデル、データマッピングドキュメントが含まれます。SRA チームと協力し、立ち上げ準備レビュー中に誰がどのリソースにアクセスする必要があるのかを判断します。

フィードバックのフォローアップ

レビュー中には、テクニカルおよびファンクショナルアーキテクトのチームを、外部からフィードバックを提供する信頼できる情報源と考えてください。フィードバックを受け止めてフォローアップし、コードの更新など、特定のアクションに対する要求に対応します。次に、あなたが行った内容を知らせてください。SRA ワークブックのパートナー欄に、あなたの返答を記録します。立ち上げ後に何か変更する予定がある場合は、変更が完了する予定の目標日を指定します。SRA チームは、あなたの返答と変更内容を確認し、立ち上げ後の変更を再確認する計画を立てます。

SRA ワークブックに記載された各レビュー項目の重要度に注意してください。レビュー項目の最高の重要度評価は、立ち上げ阻害要因です。その名称どおり、立ち上げ阻害要因によって、立ち上げの成功が妨げられる可能性があります。これらは、あなたとマーチャントが B2C Commerce ストアフロントの立ち上げ、管理、またはメンテナンスを正常に行う能力に最大の影響を及ぼします。立ち上げ阻害要因とはどのようなものでしょうか。次は、その例です。

  • SSL 証明書がない
  • キャッシュが無効になっている
  • 負荷テストが失敗した

これに次ぐ重要度を持つのは、重大項目です。これらの項目は、あなたとマーチャントが B2C Commerce ストアフロントの構築、立ち上げ、管理、またはメンテナンスを正常に行う能力に大きな影響を及ぼします。次は、その例です。

  • サポート連絡先が指定されていない
  • カテゴリ検索条件が構成されていない
  • SEO が構成されていない

障害の排除

すべての立ち上げ阻害要因と状況が「いいえ」になっている重大項目に速やかに対応してください。これらが累積すると、立ち上げ準備のゲートが開くことはありません。すべての立ち上げ阻害要因と重大項目の状況を「はい」に設定することを目標としてください。重大ではないその他の項目の作業を続けながら、あなたに割り当てられたすべての項目を修正します。

立ち上げ準備中に、SRA チームが立ち上げ阻害要因を見つると、ストアフロントは自動的に SRA に不合格となります。立ち上げの最終的な決断を下すのはマーチャントですが、SRA 所有者が推奨するのは立ち上げの延期です。ストレスなく立ち上げを行うために、稼働開始前に立ち上げ阻害要因項目をすべて解決します。解決できたらゲート開きのお祝いをしてください。これで準備完了です。

開かれたゲートを通る人。

リソース

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