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Winter '25 の開発ライフサイクルの新機能について学習する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Bitbucket Cloud を使用するための DevOps Center の機能変更について説明する。
  • スクラッチ組織でアプリ内および Web のメッセージング API を有効にする。

Bitbucket Cloud の使用開始

従来、変更をリリースするためには変更セットを使用して来ましたが、Salesforce はより新しいな DevOps の実践へと移行しつつあります。Salesforce DevOps Center は、改善された変更管理とリリース管理のエクスペリエンスを開発チームに提供します。Salesforce は、Bitbucket を使用するチームからの要望の多かった統合機能の提供を開始しました。Salesforce は、最終的には DevOps Center が複数のサードパーティのソース管理システムと統合できるようにするためのフレームワークを開発しましたが、現在は Bitbucket Cloud (ベータ) と GitHub.com のみをサポートしています。

各 DevOps Center のプロジェクトには、プロジェクトの変更を保存するための専用のレポジトリが必要です。このリポジトリには、コード、テキスト、画像などのプロジェクト作業ファイルが保存されます。そこで、Bitbucket ソース管理リポジトリを使用するように DevOps Center を設定できます。現在は、Bitbucket Cloud をサポートしています。

Salesforce では、DevOps Center の機能を Lightning Experience に移行することで、UI の変換にも取り組んでいます。これにより、見た目や動作をカスタマイズする際に、より柔軟な制御が可能になります。この移行期間中は、Bitbucket の設定作業の一部は Lightning Experience で行われますが、残りは引き続き DevOps Center アプリケーションで行われます。Lightning Experience と DevOps Center の間は、メニューオプションとボタンによってスムーズに移動できます。

非推奨の sfdx source/mdapi/org コマンドは削除されました。Salesforce は、複雑さを軽減するために、sf コマンドの構文と構造の標準化に取り組んでいます。非推奨となった sfdx コマンドから新しい sf コマンドへ移行してください。Salesforce は、DevOps のベストプラクティスに従って、ソース管理を中心としたアプローチに移行しつつあります。

スクラッチ組織のアプリ内および Web のメッセージング API を有効にする

MIAW (アプリ内および Web のメッセージング) API を使用して、高度にカスタマイズされたモバイルアプリケーションや Web サイトでのメッセージングエクスペリエンスをエージェントとカスタマーに提供し、プログラムによる会話の管理を実現します。開発者は、スクラッチ組織で MIAW ソリューションを開発して設定できるようになりました。

メッセージングセッションを保存し、アクセストークンを生成して、メッセージやファイルを送信する会話を作成します。また、サーバー送信イベントを設定して、会話に関連するより多くの情報を提供することもできます。

ソリューションエンジニアや開発者は、Salesforce Developer Experience (SFDX) を通してスクラッチ組織で作業できます。SFDX は、開発者がプラットフォーム上で構築する従来のエクスペリエンスを改善するように設計されたツールセットです。カスタムクライアントリリースで MIAW 機能を設定してから、MIAW API を使用して詳細設定を行います。MIAW は、メタデータ API と Salesforce CLI 経由で有効化できます。

この更新は、アプリ内および Web のメッセージングとデジタルエンゲージメントのアドオンを使用した、Enterprise Edition と Unlimited Edition に適用されます。

ここでは、DevOps Center で Bitbucket Cloud の使用を開始する方法と、スクラッチ組織で MIAW ソリューションを開発する方法を学びました。次は、ID 管理に関する新機能について学習します。

リソース

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