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Winter '25 のアクセスコントロールの新機能について学習する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • ユーザーの権限とアクセス権限の概要を表示する。
  • オブジェクトマネージャーでオブジェクトへのアクセス権がどのように付与されているかを確認する。
  • ユーザーアクセスポリシーがユーザーアクセス管理をどのように簡素化するかを説明する。

ユーザーの権限とアクセス権限の概要を把握する

ユーザーの主要な詳細情報を統合したビューを使用することで、権限の管理とアクセス設定のトラブルシューティングが容易になります。[User Access Summary (ユーザーアクセスの概要)] では、ユーザーに割り当てられている権限、公開グループ、キューを確認できます。これらの情報な、ユーザーの詳細ページから直接確認できるようになったため、時間と労力を節約できます。トラブルシューティングやアクセス管理を行う際にも、クエリを実行したり、各プロフィール、権限セット、公開グループ、キューをすべて確認したりする必要はありません。

この機能にアクセスするには、[Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに「Users」(ユーザー) と入力し、[Users (ユーザー)] を選択します。ユーザーを選択して、[View Summary (概要を表示)] をクリックします。

この変更は、すべてのエディションの Lightning Experience および Salesforce Classic (使用できない組織もあります) に適用されます。

オブジェクトマネージャーでオブジェクトアクセス権がどのように付与されているかを表示する

トラブルシューティングを実行したり、レビューを完了したり、ユーザーアクセス権の付与方法を決定したりする際には、オブジェクト権限の新しい概要ビューを使用します。また、オブジェクトへのアクセスを許可する権限セット、権限セットグループ、およびプロファイルを表示するには、オブジェクトマネージャーの [Object Access Summary (オブジェクトアクセスの概要)] を使用します。参照、作成、編集などのアクセスレベルを設定します。[Object Access Summary (オブジェクトアクセスの概要)] を表示するには、[Setup (設定)]、[Object Manager (オブジェクトマネージャー)] の順に選択してから、オブジェクトを選択します。サイドバーで、[Object Access (オブジェクトアクセス)] をクリックします。

この変更は、すべてのエディションの Lightning Experience に適用されます。

ユーザーアクセスポリシーでユーザーアクセスを自動化および移行する

ユーザーアクセスポリシーを使用すると、ユーザーの集計アクセスを 1 回の操作で定義することができます。この機能はすでに正式リリースされており、機能も強化されています。たとえば、作成できる有効なポリシー数が 20 から 200 に増え、有効なポリシーの実行順序を指定できるようになりました。

ユーザーアクセスポリシーは、ユーザー設定の合理化に役立ちます。ユーザーに個々の機能を一度に 1 つずつ割り当てるのではなく、複数の機能を一度に割り当てるポリシーを作成できます。また、ユーザー管理ライフサイクル全体を通して実行されるようにポリシーを自動化できます。例:

  • 新しいユーザーを設定する
  • ロールの変更後にアクセス権を付与または削除する
  • ユーザーを一括で新しいアクセス設定に移行する

設定した条件に基づいて、権限セット、パッケージライセンス、公開グループ、その他のアクセス機能にユーザーを自動的に割り当てることができます。また、自動的にアクセス権を付与または削除するポリシーを作成できます。さらに、多くのユーザーを、新しいアクセス設定に 1 回の操作で簡単にまとめて移行できます。

  • この機能を有効化する手順: [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに「User Management Settings」(ユーザー管理設定) と入力し、[User Management Settings (ユーザー管理設定)] を選択します。[User Access Policies (ユーザーアクセスポリシー)] をオンにします。
  • ユーザーアクセスポリシーを作成または管理するには、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに「User Access Policies」(ユーザーアクセスポリシー) と入力し、[User Access Policies (ユーザーアクセスポリシー)] を選択します。

この変更は、Enterprise Edition と Unlimited Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic (使用できない組織もあります) に適用されます。

ユーザーに一括で割り当てられた権限セット、権限セットグループ、権限セットライセンス、パッケージライセンス、キュー、公開グループの 6 つの機能が含まれるユーザーアクセスポリシーの図。

まとめ

過去 1 年間にリリースされた Salesforce の機能の中で特に重要なものを学習しました。ここで、上記のトピックの理解度を確認し、認定 Salesforce アーキテクト資格を更新するためにテストを受けていただきます。

リソース

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