Salesforce Anywhere for Customer 360 による生産性の向上とコラボレーションの促進

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Salesforce Anywhere がチームの生産性向上とコラボレーション促進にどう役立つかを理解する。
  • Salesforce Anywhere で古いプロセスを更新し合理化する方法を説明する。

一元化された情報源

チームの入力が必要な文書を作成しようとしたことがあるなら、全員の更新を正しいバージョンに適用し、必要なフィードバックをすべて反映し、勝手な行動をけん制することでどれだけストレスがたまるかご存じでしょう。どれが更新された最新バージョンなのか? Makeda の更新は別の文書に適用されたのか? どのバージョンから手を付ければいいのか? 顧客はそのバージョンをすでに見ているのか?

あなたはチームミーティングの日に向けて準備中で、ラップトップにさまざまなタブ、レポート、その他の成果物を表示しています。それらのタブやプログラムを次々と切り替えるだけで不安になっています。言うまでもなく、すべてが最新かどうかまだ確信はありません。一元化された情報源がないと、状況はあっという間に混乱します。 

Salesforce Anywhere を使用することで、チームのプロセスを合理化し、生産性を高め、コラボレーションを促進することができます。 

構造化データと非構造化データ

そうしたタブやプログラムのすべてを 1 か所で利用できたらもっと楽になる思いませんか? Salesforce Anywhere では、すべてのデータを 1 か所にまとめ、文書に関する会話を文書上で直接行うことができます。 

Salesforce は当初から構造化データ (取引先、商談、レコード固有の情報など) のホームでした。一方、アカウントプラン、Mutual Close 文書、さらに特定の商談やケースに関する会話などの非構造化データについてはどうでしょうか?

これまで Salesforce 内にこの種の情報のホームは特にありませんでした。このたび Salesforce Anywhere が CRM のインスタンス内からアクセスできるようになったため、構造化データと非構造化データの両方が共存できる場所ができました。すべてが Salesforce CRM のコンテキスト内にあるため、結果的に商談成立やケース解決までの期間短縮に役立ちます。

Salesforce と Salesforce Anywhere テクノロジの組み合わせが、一元化された作業プロセス、マネージャの可視性、コンテキスト内での意思決定、標準化されたベストプラクティス、サイロの削減によって生産性を強化することを示す図。

どこにいても作業が可能

Salesforce インスタンスの [Quip で開く] を選択するだけで、どこにいても作業ができます。Salesforce での文書機能は、Quip とまったく同じです。これが特に効果を発揮するのは、各チームが異なるプログラムで作業している場合、たとえば、サポートチームは Quip、営業チームは Salesforce で作業している場合などです。Salesforce Anywhere を使用すると、機能豊富な商談ノートのようなリソースをすばやく簡単に共有して、すべてのチーム間で認識を統一できます。 

コメントと会話ペイン

Salesforce へのアクセス権があるかどうかに関係なく、チームはコメントと会話ペインを使用して文書に関する会話をその文書自体で行うことができます。たとえば、Salesforce 環境のないシステム管理者チームでも、顧客に送信予定の文書を表示できるようにしたいとします。その場合は、すばやくコメントを追加し、その取引先に関連するシステム管理者をタグ付けして、フィードバックを依頼できます。

コメントと会話ペインを使用してフィードバックについて話し合うチーム。チームメンバーはチャットを介して互いにレビューを依頼し、適宜編集を調整します。

この概念は、組織外の人との共有にも適用されます。たとえば、他のベンダーと共同で価格設定の提案を準備していて、そのベンダーにも参加してもらいたい場合などです。メールで各バージョンをやりとりしなくても、Salesforce Anywhere では文書上で会話ができます。 

このツールの大きな利点は、チーム内のより広い範囲に透明性が生まれることです。たとえば、アカウントエグゼクティブがチームのアカウントプランについて質問があるとします。そこで Salesforce Anywhere でアカウントプラン文書に質問をコメントとして残し、それに応答があれば、営業リーダーにはその質問は回答済みがあることがわかり、アカウントエグゼクティブへの回答の追跡に時間を割かずにすみます。こうしてレビュープロセスが合理化され、重複作業を回避できます。 

コメントと会話ペインは、状況を整理するうえでも役立ちます。幾度となく次のように自問したことはありませんか? この文書についてあの人にメールを送信したのか? この人たちとチャットしたのか? どこでこのトピックについて話したのか?

もう 1 回限りの会話を思い出そうと必死になる必要はありません。文書に関するディスカッションはすべて文書上にあります。  

最終的な目標は、よりすばやく効果的な共同作業によってチームを活性化することです。チームがブラウザ、モバイルアプリケーション、オフラインのどこで作業していても、すべての構造化データと非構造化データについて情報源は一元化されています。

次は、連携してこのコラボレーションを促進する Salesforce Anywhere の 3 つの主要なコンポーネント (文書コンポーネント、関連文書コンポーネント、通知コンポーネント) を取り上げます。 

リソース