Salesforce 採用の促進
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 採用を定義する。
- 広く採用された場合のメリットを説明する。
- 社内の採用に取り組む最適なタイミングを特定する。
Salesforce の恩恵を享受することの大切さ
採用への取り組み方を理解するためには、まず採用とは何かを知る必要があります。採用とは基本的に、ユーザーが利用可能なソリューションを使用するということです。仔犬の Bark Vader の例を見てみましょう。
Bark Vader は可愛い仔犬ですが、背中を痛めています。幸いにも、背中に良いという犬用特製ベッドが存在します。 両親がそのベッドを買ってくれましたが、疑心暗鬼の Bark Vader はベッドの横で寝ています。
Bark Vader は背中の問題を解消する機会を逸しています。このベッドで寝なければ、背中は良くなりません。Trailblazer の皆さん、これが採用の問題というものです。
ビジネスの世界で採用とは、使用可能なソリューションをユーザーに使用してもらうことです。Salesforce の採用と言う場合は、会社 (あなたの会社) に Salesforce があり、誰か (あなた) がエンドユーザー (営業担当) にそれを使用してもらうことを意味します。
猫の群れを 1 か所に集めるようなものと思ってください。ただし、心配はいりません。営業担当に Salesforce を日常的に使用してもらうためのヒントやコツはたくさんあります。そして、営業担当も満足することでしょう。Bark Vader に聞いてみてください。
ROI を重視するなら採用を重視
採用が極めて重要なのはなぜでしょうか? 簡単に言えば、Salesforce があってもチームが実際に使用しなければ、投資の見返りがないためです。広く採用されることで ROI が向上し、担当者や会社が成功を目指せるようになります。
担当者にとってのメリット:
- 生産性が向上する。
- 顧客関係が強化され、顧客に関する的確な情報を入手できる。
- モビリティが導入され、担当者がどこからでも作業できる。
会社にとってのメリット:
- 収益が増大する。
- 現在および将来の商談をリアルタイムで可視化できる。
- 透過性が向上する。
- 顧客ベースの全体像を捉えることができる。
今すぐ開始
Salesforce の購入を検討している場合や、ロールアウトを実施中、すでに何年も使用している場合など、Salesforce のジャーニーのどこにいるかに関係なく、今すぐ採用に取り組むことができます。
このモジュールでは、Salesforce の採用を増大させる実証済みの戦術を明らかにします。あなたの会社が極力シンプルかつシームレスな方法で採用を進められるような順序で説明していきます。もちろん、これらの戦術は、稼働開始後を含めいつでも実施できます。遅すぎることはありません。どの段階にいるとしても、採用は極めて重要なため取り組まないわけにはいきません。
準備はいいですか? では、始めましょう! (楽しんでくださいね!)
リソース
- The Salesforce Adoption Process, Step-by-Step (Salesforce の段階的な採用プロセス) (Web セミナーの録画)
- The 6 Guiding Principles to Maximise CRM Adoption (CRM の導入を最大限に活用するための 6 つの基本原則)