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注文の管理

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 注文管理について説明する。
  • Dynamic Revenue Orchestrator が注文履行で果たす役割について説明する。

注文管理のステップ

これまでに、ユーザーが商品を検索、選択し、好みに合わせて設定できるようにするための商品カタログの設定と価格設定について学びました。次は、注文の作成です。

この単元では、注文が作成された後に行われる注文処理と履行の流れを確認します。

Dynamic Revenue Orchestrator は、注文の作成から顧客への商品配送まで、商品履行ジャーニー全体を推進します。このプロセス全体を注文履行と呼びます。Dynamic Revenue Orchestrator による注文履行は、注文分解と注文オーケストレーションなどから構成される複数ステップのプロセスです。注文分解では、注文を技術的な商品やサービスに分割します。注文オーケストレーションでは、注文履行プロセスを小さなステップに分割します。

注文分解

注文履行の観点から見ると、商品はコマーシャルプロダクトとテクニカルプロダクトに分類できます。コマーシャルプロダクトは、顧客がカタログで選択できる商品です。一方、テクニカルプロダクトはカタログ内に存在していても、顧客からは見えません。これらの商品種別によって、顧客が目にする内容と、注文実行を担当するバックエンドチームが扱う内容とが区別されます。

注文分解では、コマーシャルプロダクトをテクニカルプロダクトに変換して注文履行を支援します。たとえば、[Electric Generator (発電機)] という商品を考えてみましょう。商品カタログでは、これはコマーシャルプロダクトとして定義されています。商品設計者は、この発電機を補完するために、保守サービスや保証パッケージといったコマーシャルプロダクトを含む商品バンドルを設定できます。顧客はカタログを閲覧してこの商品バンドルを見つけ、それを見積に追加し、設定して、注文を行います。

この注文を処理するには、単に発電機を顧客の元に届けるだけでは不十分です。商品設計者や履行設計者は、発電機を顧客の施設に設置し、関連する保証および保守パッケージを登録するために、さまざまな関係者と連携して必要事項を把握しておく必要があります。この理解に基づいて、カタログ内でテクニカルプロダクト、その分解関係、そして注文を履行するためのオーケストレーションエンティティが定義されます。このシナリオでは、[Generator Installation (発電機の設置)] がテクニカルプロダクトです。

注文オーケストレーション

注文履行を円滑に行うために、注文をより小さなステップに分解し、オーケストレーションプランを作成します。発電機の例では、ステップには発電機と関連機器の調達、出荷、納品確認の受領、発電機の設置、保守および保証の有効化が含まれます。つまり、テクニカルプロダクトの情報は注文を履行するために使用されます。

次の表では、オーケストレーションプランで利用できるステップの種類を定義しています。

ステップタイプ

定義

手動タスク

履行プロセス中にユーザー入力やデータの手動補完が必要な場合に使用します。手動タスクは特定のユーザーに割り当てることができます。デフォルトのタスクが作成され、履行ステップに関連付けられます。

設置作業は、単独で実施される手動タスクの一例です。設置が完了したら、設置担当者は報告を行う必要があります。

コールアウト

一部のタスクを実行するために、サードパーティシステムにコールアウトする際に使用します。

たとえば、外部ベンダーが発電機の一部であるオルタネーターを供給する場合、オーケストレーションプラン内で [Procure Alternator (オルタネーターの調達)] を設計できます。これにより、別のアプリケーションにコールアウトしてベンダーにオルタネーターの準備を通知し、調達状況をオーケストレーションプランに更新します。

自動タスク

Salesforce フローを使用して内部データを処理します。

たとえば、履行プロセス中に作業指示書を自動的に作成する必要がある場合です。自動タスクを設定するときは、実行するフロー名を指定し、注文情報を入力として提供します。

マイルストーン

履行プロセス内でマーカーとなるステップを作成し、すべての依存関係を追跡するために使用します。

設置が完了したら、マイルストーンタスクを完了としてマークできます。主要な作業や一連の作業を追跡しやすくなります。

一時停止

オーケストレーションプランの実行を一時的に停止し、特定のタスクが完了するまでワークフローを再開しないようにする場合に使用します。

たとえば、作業指示書が完了するまで注文履行を一時停止したい場合は、そのステップを一時停止として定義できます。

画面には、発電機向けのサンプルオーケストレーションプランの設計が表示されています。

オーケストレーションプランの例。

このプランには、注文を履行するために必要なさまざまなステップが含まれています。各ステップには、手動、自動、コールアウト、一時停止といったステップ種別が表示されます。ステップは定義された順序で実行され、実行時には履行担当者が作業を完了するたびにタスクを完了としてマークします。

注文管理の舞台裏

注文が送信されると、どのような処理が行われるのでしょうか。

通常、顧客が見積を承認した後、営業担当が注文を履行とプロビジョニングのために送信します。注文を Dynamic Revenue Orchestrator に送信するためには、レコードトリガー型の自動フローを作成し、たとえば注文状況が [Activated (有効化済み)] に変化したときにフローが実行されるように条件を設定します。

注文送信フローの作成についての詳細は、Salesforce ヘルプ記事の「履行のための注文送信」を参照してください。

Dynamic Revenue Orchestrator の [Context Definition Settings (コンテキスト定義設定)] ページを見ると、2 つのコンテキスト定義が使用されていることがわかります。SalesTransactionContext と FulfillmentAssetContext です。

Dynamic Revenue Orchestrator のコンテキスト定義。

SalesTransactionContext は顧客の注文に関する情報を提供します。また、履行品目に関する情報も含まれています。FulfillmentAssetContext は注文分解に使用され、データベースの納入商品関連エンティティにマッピングされます。

前述のとおり、注文分解の際にはコマーシャルプロダクトがテクニカルプロダクトに分解され、オーケストレーションワークフローで使用されます。商品履行分解ルールは、テクニカルプロダクトとコマーシャルプロダクトの関係を定義するために使用されます。

分解ルールの例。

さらに、商品履行シナリオおよび履行ステップ定義でも動的ルールが使用されます。

これで注文処理は完了しましたので、次は請求書の作成です。次の単元では、Revenue Cloud における請求書の生成と処理について学びます。

リソース

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