Skip to main content
From 16:00 UTC on January 17, 2026, to 20:00 UTC on January 17, 2026, we will perform planned maintenance on the Trailhead, myTrailhead, and Trailblazer Community sites. During the maintenance, these sites will be unavailable, and users won't be able to access them. Please plan your activities around this required maintenance.

フロートリガーエクスプローラーの概要

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • フロートリガーエクスプローラーを使用して、オブジェクトと自動化に関する情報にアクセスする。
  • フロートリガーエクスプローラーを使用して、レコードトリガーフローの実行順序を変更する。
  • [Time-Based Automations (時間ベースの自動化)] ページを使用して、フローの個々のインスタンスで待機中のアクションを監視する。
Note

このバッジは、Flow Builder のスキルを習得するための過程の一部です。「Flow Builder を使用したフローの作成」トレイルでは、初めから終わりまで Flow Builder について学習します。このトレイルで推奨されるバッジの順序に従えば、プロセスの自動化に関する確固たるスキルが身に付き、Flow Builder のエキスパートになります。

フロートリガーエクスプローラーを使用して、レコードトリガーフローを管理します。このツールは標準の [フロー] リストビューよりインタラクティブで、視覚性に優れています。フロートリガーエクスプローラーを使用すると、オブジェクトを選択し、関連付けられているフローのうち、レコードが作成、更新、削除されたときに実行されるものをすべて表示したり、フローの実行順序を変更したりすることができます。このインターフェースでは、同じ状況で実行されるすべてのフローを簡単にナビゲートして、順序を指定できます。また、個々のフローの詳細を表示したり、バージョンを管理したりすることもできます。

Note

フロートリガーエクスプローラーでは、レコードトリガーオーケストレーションを表示して並び替えることもできます。レコードトリガーフローとレコードトリガーオーケストレーションが入り混じった順序にすることも可能です! ただし、このバッジではレコードトリガーフローについて説明します。

フロートリガーエクスプローラーを開く

この例では、以前に作成した [Closed Won Opportunities (成立商談)] フローを活用します。

  1. [Closed Won Opportunities (成立商談)] フローがまだ開いていない場合は、このフローを開きます。
  2. 開始要素の下にある [商談のフロートリガーエクスプローラーを開く] をクリックします。フローのトリガーが別のオブジェクトに設定されている場合は、そのオブジェクトが表示されます。
Note

フロートリガーエクスプローラーには、オブジェクトマネージャーまたは [Setup (設定)] の [フロー] ページからアクセスできます。オブジェクトマネージャーからアクセスする場合は、管理するフローが設定されているオブジェクトをクリックし、[フロートリガー] をクリックしてから、[フロートリガーエクスプローラー] をクリックします。[Setup (設定)] の [フロー] ページからアクセスする場合は、[New Flow (新規フロー)] ボタンの横にある [Flow Trigger Explorer (フロートリガーエクスプローラー)] をクリックします。

フロートリガーエクスプローラーを試す

クイックツアーを開始しましょう。[Flow Trigger Explorer (フロートリガーエクスプローラー)] で、カテゴリセクションの 1 つからフローを見つけ、そのフローの行の このドロップダウンをクリックしてこのフローおよびそのバージョンの詳細にアクセスするか、このフローの最新の有効バージョンを開きます をクリックして、[Flow Details and Versions (フローの詳細とバージョン)] をクリックします。[Flow Details and Versions (フローの詳細とバージョン)] パネルが開きます。

[フロートリガーエクスプローラー] 画面。各セクションに以下の説明に対応する番号が付いています。

オブジェクト/トリガーマネージャー (1)

別のオブジェクトのフローを表示するには、[商談] の横にある下矢印をクリックして別のオブジェクトを選択します。別の種類のレコード変更のフローを表示するには、[更新済み] の横にある下矢印をクリックして、別のトリガー ([作成済み]、[更新済み]、[削除済み]) を選択します。状況やプロセス種別などでフローを絞り込むには、検索条件 をクリックします。

分類されたフロー (2)

フロートリガーエクスプローラーには、選択したオブジェクトやトリガーに対して実行されるすべてのレコードトリガーフローがリストされます。フローは、実行するタイミングに応じて、レコードの保存前、レコードの保存後、非同期、またはスケジュール済みパスに分類されます。このグループ内では、実行順に表示されます。

Note

[非同期に実行] グループについては、フローが表示順序どおり実行される保証がありません。非同期実行という性質上、実行のタイミングを確定できないためです。

状況と詳細パネル (3)

[フローの詳細] セクションには、フローの次の事項が表示されます。

  • [フローを開く] ボタン
  • 名前と説明
  • バージョン番号
  • 状況
  • 最終更新者
  • プロセス種別
  • トリガー

[バージョン] セクションには、フローのすべてのバージョンが表示されます。また、Flow Builder にフローを開くための [開く] ボタンと、フローの有効な状況を管理するための [有効化]/[無効化] ボタンも示されます。

フローの順序を変更する

同じトリガーから実行されるフローが複数ある場合、そのうちの 1 つを他のフローより先に実行する必要のある場合があります。たとえば、項目を編集するフローをその項目を使用する別のフローより先に実行する必要がある場合や、各フローが作成する関連レコードを特定の順序で表示する必要がある場合などです。フロートリガーエクスプローラーを使用すると、各フローを開いて設定を変更しなくても、フローの実行順序を変更できます。

フローの実行順序を変更する手順は、次のとおりです。

  1. 順序を変更するセクションの [順序を編集] ボタンをクリックします。
  2. 順序を変更するフローの横にある ドラッグアンドドロップハンドル をクリックして押したままにします。実行したいフロー順序にこのフローをドラッグします。
  3. このセクションで順序を変更するフローごとに、上記の手順を繰り返します。フロートリガーエクスプローラーでは、移動している各フローが強調表示されるため、どの変更が行われるのかがわかります。
  4. [Update (更新)] をクリックします。
    上記の手順のコントロールの位置に番号付きコールアウトが表示されているフロートリガーエクスプローラー。

キーボードショートカット

次の便利なキーボードショートカットを使用して、フローをすばやく並び替えることもできます。[Edit Order (順序を編集)] をクリックした後、Tab キーを押して、移動するフローに移動します。スペースバーを使用してフローを選択し、矢印キーでフローを目的の位置に移動して、再度スペースバーを使用して新しい位置にドロップします。

アクション

キーボードショートカット

フローを選択

スペースキー

フローを移動

矢印キー

フローをドロップ

スペースキー

順序の変更をキャンセル

Esc

レコードトリガーフローを監視する

特定のタイプのレコードで特定のトリガーが発生したときに実行されるすべてのフローを確認する方法がわかりました。ところで、将来実行されるパス (商談完了の 5 日後に実行されるパスなど) の個々にスケジュールされたインスタンスを確認するにはどうするのでしょうか? その場合は、[Time-Based Automations (時間ベースの自動化)] ページを使用します。

[Object (オブジェクト)] [equals (次の文字列と一致する)] [Opportunity (商談)] という検索条件が設定されている [Time-Based Automations (時間ベースの自動化)] 画面に、待機中のフローのスケジュール済みパスが 1 つ表示されています。

時間ベースの自動化には、フローの個々のインスタンスが表示されるため、待機中の自動化を監視できます。[Closed Won Opportunities (成立商談)] フローを有効にした場合、重要商談の完了から 5 日未満であれば、その特定の自動化がここにリストされます。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Time (時間) と入力し、[Time-Based Automations (時間ベースの自動化)] を選択します。
  2. [検索] をクリックすると、有効なフローのすべての待機中のアクションが表示されます。
  3. 待機中のアクションのリストを絞り込むには、検索条件 (検索条件種別、演算子、値を使用) を定義して、[検索] をクリックします。検索条件種別は次のとおりです。
    • ワークフロールール、フロー、またはプロセス名: フローの名前を入力します。
    • オブジェクト: フローをトリガーしたオブジェクト。オブジェクト名を単数形で入力します。
    • 予定日: 待機中のアクションの実行予定日。
    • 作成日: フローをトリガーしたレコードの作成日。
    • 自動化タイプ: フローをトリガーした自動化のタイプ。
    • 作成者: フローをトリガーしたレコードを作成したユーザー。
    • ユーザー ID: フローをトリガーしたレコードを作成したユーザーの ID。
    • レコード名: フローをトリガーしたレコードの名前。

条件値は、大文字と小文字を区別しません。

待機中のアクションをキャンセルする手順は、次のとおりです。

  1. キャンセルする待機中のアクションを選択します。
  2. [削除] をクリックします。

お疲れさまでした! レコードトリガーフローを構築して管理し、監視する方法がわかりました! [Closed Won Opportunities (成立商談)] フローにさらなる条件やアクションを追加していろいろ試したり、異なるオブジェクトにフローを作成して、別のレコードトリガーフローの他のオプションを確認したりしてください。

リソース

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む