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Data 360 のリアルタイムのユースケースを挙げる

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • E2E のサブ秒リアルタイムとは何か、Data 360 でどのようなメリットがもたらされるのかを説明する。
  • Data 360 のリアルタイムの主なユースケースを挙げる。

始める前に

このモジュールを始める前に、次の推奨コンテンツを完了することを検討してください。

E2E のサブ秒リアルタイムにおける Data 360 とは?

エンドツーエンド (E2E) のサブ秒リアルタイムとは、データや応答が 1 秒未満で処理されて配信されるため、ほぼ瞬時に結果が示されることを意味します。リアルタイムは、ミリ秒から分まで、ほかの単位で測定されることもあります。このモジュールでは、わかりやすいように、E2E のサブ秒リアルタイムを「リアルタイム」といいます。

自動走行車はリアルタイムデバイスの一例です。自動走行車は周囲のデータを処理し、ほぼ瞬時に次のアクションを判断します。前方の車が急ブレーキをかけると、自動走行車はこのデータを処理して、周囲の状況、速度、その他の要因に基づいて最適なアクションを割り出します。続いて、急ブレーキをかける、あるいはハンドルを切るといった防御アクションを実行します。事故を防ぐためには、データ処理をリアルタイムで行う必要があります。

Data 360 もリアルタイムのプラットフォームで、システム全体のお客様とのやり取りにほぼ瞬時にアクセスできます。お客様が Web サイト上で操作を実行すると、そのデータがリアルタイムで取り込まれます。Data 360 は、商品カテゴリ別のクリック数など、ユーザーの行動に関するインサイトを瞬時に算出します。お客様の関心事項やアクティビティに基づいて、Web サイトをパーソナライズしたり、商品のおすすめを提示したりすることができます。また、お客様のプロファイルが即座に更新され、プラットフォーム間で共有されるため、お客様が Web サイトを離れてカスタマーサービスに電話をかけてきた場合に、サービスエージェントがお客様の直近のアクションを把握できます。

リアルタイムの Data 360 とは、お客様のアクションが生じた瞬間に把握して迅速に対応することです。こうしたリアルタイムの対応によってカスタマーエクスペリエンスが向上し、マーケティングの効率性が高まり、スマートな判断ができるようになります。

このモジュールでは、社内の各チームがリアルタイムの Data 360 からどのようなメリットが得られるかを学習します。続いて、リアルタイムに動作する Data 360 のさまざまな機能を見ていきます。

Note

リアルタイムの Data 360 はコストがかかる場合があります。リアルタイムの Data 360 を使用する前に、クレジットの消費計画を立てるようにしてください。詳細は、「Data 360 クレジット消費: クイックルック」を参照してください。

各チームのリアルタイムのメリット

カスタマーサービスからマーケティングまで、社内のどのチームにもリアルタイム機能のメリットがもたらされます。以下は、リアルタイムの Data 360 によって問題がどのように解決され、投資収益 (ROI) がもたらされるかを示しています。

チーム

問題

リアルタイムの Data 360 によるソリューション

カスタマーサービス

サービスチームは最新の顧客情報を確認できないため、問題の解決に時間がかかり、顧客満足度が低下している。

リアルタイムの Data 360 を使用すれば、サービスチームが、直近のやり取りをはじめ、最新の顧客データにすぐにアクセスできます。サービスチームは、いち早く解決策を見つけ出し、顧客満足度を向上させ、業務効率を高めます。

コマース: 商品のおすすめ

商品のおすすめが古い情報に基づいているため、コマースチームが顧客エンゲージメントをなかなか維持できず、機会の損失やコンバージョン率の低下につながっている。

リアルタイムの Data 360 は、お客様とのやり取りを瞬時に分析して、商品のおすすめを更新します。最も関連性の高い商品がお客様に表示されるため、顧客エンゲージメントが高まり、コンバージョン率が向上し、訪問あたりの収益が増大します。

マーケティング: 対象キャンペーン

従来のマーケティングキャンペーンは、以前のやり取りに基づく古いセグメントに依存しているため、ターゲティングが的確でなく、エンゲージメント率が低下している。

リアルタイムの Data 360 では、動的なセグメントを作成して、過去のやり取りと最新のリアルタイムのやり取りを基にキャンペーンをトリガーします。その結果、エンゲージメントが向上し、コンバージョン率が高まり、ROI が改善します。

Web サイト開発: パーソナライズされたエクスペリエンス

Web サイトの個々のカスタマーエクスペリエンスがパーソナライズされない。どのお客様にも同じコンテンツが表示されるため、エンゲージメントが低下している。

リアルタイムの Data 360 では、ユーザープロファイルに即座にアクセスできるため、リアルタイムのやり取りに基づいて Web コンテンツを動的に変更できます。こうしたパーソナライズにより、エンゲージメントが向上し、コンバージョン率が高まり、顧客ロイヤルティが強化されます。

社内全体: プロファイルの共有

企業は、店舗の担当者からモバイルサービスエージェントまで、あらゆるタッチポイントで一貫したプロファイルを維持することに苦慮しており、その結果、パーソナライズされていない断片的なエクスペリエンスが生じている。

リアルタイムの Data 360 は、チャネルやビジネス全体でお客様の ID を解決し、最新の情報を使用して Customer 360 プロファイルを作成します。どのチャネルでもエクスペリエンスが一貫したものになるため、パーソナライズが向上し、顧客維持率が改善します。

これで、リアルタイムとは何か、リアルタイムのプラットフォームである Data 360 から会社にどのようなメリットがもたらされる可能性があるかがわかりました。次は、リアルタイムに動作する Data 360 の主な機能を見ていきます。

リソース

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