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Quip シールドをはじめる

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Quip シールドを構成する 3 つの製品を特定する。
  • どのようなところに Quip シールドを設定できるかを理解する。

対応する 3 つの製品

鍵管理。ウイルス対策。イベント監視。この 3 つの概念を読んだときに想像するのは、誰かが暗い部屋に座ってコードを書き、外部の脅威から製品を保護している姿でしょうか? もしかすると、さまざまなセキュリティプロトコルや、職場でメールなどのシンプルなツールを利用するときであっても入力しなければならないパスワードのことが頭に浮かんでいるかもしれません。あるいは、出勤初日に IT 部門の人から言われた「職場のメールで不適切なものを送信しないでくださいね。私たちがトラッキングしていますから」という冗談を思い出しているかもしれません。  

このようなことを考えているなら、間違っていません。厳格なセキュリティはビジネスデータの保護に重要ですが、面倒なものであったり業務を妨げたりするものである必要はありません。Quip シールドは、セキュリティ意識が特に高い組織に対しても、生産性に影響を与えることなく信頼、透明性、コンプライアンス、ガバナンスを高める高度なセキュリティ対策を提供します。

では、Quip シールドを構成するものは何でしょうか? 

よい質問です。心配はいりません。ここで説明するのは基本的なことのみです。 

では、3 つの主要機能を詳しく見ていきましょう。

エンタープライズ鍵管理 (EKM)

  • これはどういう意味でしょうか? お客様が個々に、Amazon Web Services (AWS) で独自の暗号化キーの作成、管理、アクセス制御を行えます。
  • 使用する理由: 不変のログによってデータの利用状況を完全に把握できるだけではなく、Quip 内にある特定コンテンツへのアクセスを、生産性に影響を与えることなくいつでも、個別に取り消すことができます。EKM を使用すると、データに誰がどのようにアクセスするかを完全に制御できるため、ビジネスに重要なデータが悪意のある相手に渡ることはありません。

ウイルス対策 (AV) スキャン

  • これはどういう意味でしょうか? Quip では、悪意のあるコンテンツが含まれていないかを調べるために、アップロードされたファイルをスキャンし、感染しているファイルをユーザーがダウンロードすることを防ぎます。ユーザーによってバグやマルウェアがネットワークにダウンロードされないという安心感を得てリラックスできます。
  • 使用する理由: ビジネスに重要なデータをマルウェアやランサムウェア攻撃などの既知および未知の脅威から保護するのに役立ちます。Quip 内のコンテンツの保護を強化する追加の安全策です。

イベントモニタリング

  • これはどういう意味でしょうか? カスタムルールを設定して Quip でのリアルタイムの活動を監視し、疑わしい動作があれば自動的にフラグを付けて対処できます。望ましくない目が Quip インスタンスに向けられていないことを確実にできます。
  • 使用する理由: 悪意のあるアクティビティがないかを監視し、脅威を可能な限り早期に検出して即座に対処できます。リアルタイムイベントログによって、企業や業界のコンプライアンス対策の強化、データ損失の軽減、Quip インスタンスの完全把握が可能になります。

いかがですか? Quip シールドは非常に簡単です。とはいえ、強力なセキュリティ対策と考えることができます。上記の機能によって、企業は高度なレポートを入手できるほか、かなり手ごわいサイバー犯罪者でさえハッキングできないセキュリティも手に入れることができます。セキュリティチームが求めていることが未知の脅威からの保護であれ、リアルタイムでのアクティビティ監視であれ、Amazon Web Services を使用した独自の鍵の管理とアクセス制御であれ、Quip が窮地を救ってくれます。 

Quip シールドについて理解したところで、職場で Quip シールドを使用すべき理由に移りましょう。

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