商談成立プランの作成と管理
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- チームとリアルタイムでチャットしながら共同編集を行い、商談成立プランを作成する。
- 各商談の具体的な要件に合わせて商談成立プランの構成と内容を変更する。
- 取引先と商談のデータを商談成立プランに直接、自動的に事前入力する。
- 商談成立情報を顧客と共有する。
対話に基づく共同作業
資金計画に対して Walter 夫妻の完全な同意を得るには、ミーティング中に出たいくつかの質問に Damien が対応する必要があります。夫にとっては、これが 2 回目の結婚で、2 番目の子供であるため、やや特殊な事例です。Damien はチームの中で同じ状況の遺産計画を扱ったことがある別のファイナンシャルアドバイザーに専門知識を求めることにします。計画の専門的な内容についてチャットをやり取りすると、同僚からのメッセージは、画面右側の [会話] バーに表示され、特定のコメントアイコンにマウスポインターを置くことでも表示されます。
情報の受け取り方は人それぞれです。ミーティング中に Walter 夫妻は、資金計画の構成を変えて、個人貸借対照表と純利益計算書を最初のページに持ってきてほしいと言いました。Damien と Josie はアカウントプランのコメントにお互いにタグ付けすることで共同作業し、すべての情報を集計して Walter の要求どおりにまとめます。
チームメンバーから受けたアドバイスに基づいて、Damien はテンプレートを使用して商談成立プランを作成し、それを取引先レコードと商談レコードにリンクし、取引先と商談のデータを直接事前入力します。Josie が、依頼した金融指標を取得し、形式を更新したら、Damien は最終的な商談成立プランを Walter 夫妻と直接共有できます。なんといっても、Walter 夫妻が Damien や彼のチームとコミュニケーションやコラボレーションを行う手段があると感じることが大切です。