Quip によるコラボレーション
このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。
- Quip ドキュメントをチームやその他の社内のユーザと共有する。
- 共有フォルダにユーザやドキュメントを追加する。
- 社外のユーザとコラボレーションや共有を行う。
- Quip でインラインコメントを作成し、ドキュメントの会話を使用する。
- コメントや編集に対応する必要がある場合に、チームメイトに通知する。
外部での共有も含めて、ドキュメントにチームメイトを追加する方法を知るには、こちらの動画をご覧ください。
Quip ドキュメントをすばやく共有するには、フォルダにドキュメントを追加します。グループフォルダまたは共有フォルダにドキュメントを追加すると、そのフォルダへのアクセス権を持つすべてのユーザと直ちに共有できます。共有しようとしているユーザ数が 50 を超える場合は、その数を示すアラートが事前に表示されます。
次に、Quip でのフォルダ種別について、もう少し詳しく説明します。
グループフォルダ
グループフォルダは、会社、チーム、または部門レベルでの共有に最適です。1 か所で大量の情報を利用できるようにすることで、従業員の信頼と知識が培われていきます。マーケティング、エンジニアリング、営業など、チームが取り組んでいることをすべて把握できます。これらすべての更新情報は、他のユーザも利用できるため、会社が何をしているのかを全員に周知できます。さらに重要なのは、グループフォルダによってサイロが解消され、部門同士のコラボレーションが促進されることです。
共有フォルダ
共有フォルダは、1 人以上のユーザと共有されるドキュメントまたはサブフォルダの単純なコレクションです。共有フォルダを使用すると、Quip サイト全体ではなく、選択したグループとコンテンツを共有できます。共有フォルダは、Quip ウィンドウの右上にある 作成ボタンを選択し、[新規フォルダ] を選択することで、誰でも作成できます。共有フォルダへの新しいメンバーの追加は手動で行います。
Quip のフォルダの詳細については、ヘルプセンターのこちらの記事を参照してください。
すでに学習したように、ドキュメントを共有することで、チームはリアルタイムでのコラボレーションできます。このトレイルの最後のレッスンでは、Quip が持つ真のスーパーパワーである会話について説明します。
Quip では、すべてのドキュメントの左側にドキュメントの会話が表示されます。デフォルトでは会話が表示されますが、[ドキュメント] メニューの [会話を表示] をオフにして非表示にすることもできます。
ドキュメントの会話には編集の完全なログが表示され、さらにチームとチャットすることもできます。ドキュメントの会話は、メールやサードパーティのチャットアプリケーションに代わるものです。作業中の内容について、作業が行われているドキュメント内で直接話すことができます。特定のチームメイトにメンションする (そのチームメイトに通知が送信されます) には、@ キーを使用するだけです (@ メンションについて復習するには、こちらの動画を参照してください)。
Quip では、ドキュメントの特定の部分 (スペルミス、単語、パラグラフ、スプレッドシートのセルなど) を参照するコメントを作成することもできます。
ドキュメント内にコメントを作成するには、コメントする部分を強調表示し、書式設定メニューの + バブルをクリックします。そこからコメントを入力し、チームメイトに @メンションできます。ドキュメント内の全員の注意を引きたい場合は、@everyone と入力します。デフォルトでは、コメントは黄色で強調表示されますが、それはコメントダイアログで変更できます。
スプレッドシート内のコメントを作成するには、コメントするセルを右クリックし、[コメントを挿入] を選択します。同僚や Quip にある他のドキュメントに @メンションすることができ、@everyone も使用できます。スプレッドシート上のコメントは、黄色でのみ表示されます。スプレッドシートのセル内にコメントが作成されると、そのセルの周りが黄色で強調表示されます。
このトレイルの最後の単元では、Quip が持つ真のスーパーパワーである会話について説明しました。他のユーザの作業 (スプレッドシートを含む) にコメントを残す方法や、ドキュメントの会話を使用して作業のすぐ横でチャットを行う方法について学習しました。
- Quip のヒント動画シリーズ: https://quip.com/K4CXAAXFZt8N
- Quip プロのヒント集: https://quip.com/04CiAHg2CdWG