対象を追加してステップのタイミングを調整する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- クイックケイデンスの対象を手動で追加または削除する。
- ステップのタイミングを調整して、ケイデンスを一時停止または再開する。
- レポートを使用して、ケイデンス関連のアクションを大人数のグループに適用する。
対象を追加または削除する
前の単元で、Super Buyer Club というクイックケイデンスを作成しました。このクラブは、あなたの会社が売り上げた金額が 100 万ドルに達したお客様を対象とします。あなたが担当する Barry Brown というお客様が入会資格を満たしていることに気が付きました。以下の手順に従って、Super Buyer Club 用に設定したケイデンスに Barry を追加します。
- [Contacts (取引先責任者)] リストビューで、[Barry Brown] をクリックします。
-
[Add to Cadence (ケイデンスに追加)] を選択します。
- ケイデンスの [Search (検索)] 項目に
Welcome Super Buyer
(Super Buyer へようこそ) と入力します。
-
[Add (追加)] を選択します。
リストビューで、それぞれの名前の横にあるチェックボックスを選択すれば、一度に複数の対象をケイデンスに効率的に追加できます。
また、対象がそのケイデンスに適していないと判断した場合は、アクションメニューを使用して、リストビューのケイデンスから対象を削除できます。
個々の取引先責任者レコードで作業しているときは、Sales Engagement コンポーネントに別の削除オプションが示されます。Sales Engagements コンポーネント内の [Actions (アクション)] メニューをクリックして、ケイデンスから取引先責任者を削除します。このスクリーンショットでは、[Actions (アクション)] メニューに [Remove from Cadence (ケイデンスから削除)] が表示されています。
ステップのタイミングを調整する
カンファレンスに出席するため、不在中はアウトリーチ活動を一時停止したい場合はどうすればよいでしょうか? 作業キューまたは ToDo リストでケイデンスステップを一時停止します。この例では ToDo リストが表示されています。ToDo リストには画面の左下からアクセスできます。
- Tom Ripley の [Brown Bear Call-MakeACall] ToDo で、アクションメニューから [Adjust Step Timing (ステップのタイミングを調整)] を選択します。
- [Adjust Step Timing (ステップのタイミングを調整)] ウィンドウが開いたら、[When should this step start? (このステップをいつ開始する必要がありますか?)] メニューから [Pause Indefinitely (無期限に一時停止)] を選択します。
レポートの一括ケイデンスアクション
レポートを使用して、ケイデンス関連のアクションをレコードの大人数のグループに適用します。レポートを実行したら、[Add to Cadence (ケイデンスに追加)] を適用するという 1 つのステップで、グループ全体をクイックケイデンスに追加します。この操作は、各レコードを個別に選択するのではなく、一度に多数の対象を処理する効率的な方法です。
リード、取引先責任者、個人取引先オブジェクトの一連のレコードを変更して、Sales Engagement のアクションを適用するレポートを設定します。レポートは、リード、取引先責任者、取引先オブジェクトから開始する必要があります。リストビューやレポートの場合は、一度に最大 200 件のレコードにケイデンスアクションが適用されます。
この単元では、ケイデンスを使用して効率的に作業する方法を学習しました。対象を個別またはまとめて追加することや、ケイデンス対象を一時停止または再開することができます。次の単元では、簡単な設定ステップやカスタマイズを実行して、ケイデンスを使った作業の生産性を高める方法を学習します。