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プロモーションの KPI を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • KPI セットに関する重要な考慮事項を挙げる。
  • KPI セットを作成する。
  • KPI の対応付けの重要性について説明する。
  • KPI の対応付けを作成する。

KPI セット

Gustavo が TPM で KPI を設定するためには、KPI セットと KPI の対応付けを作成する必要があります。KPI セットとは、プロモーション、アカウントプラン、資金、RBF、請求、レポート作成の計算に役立つ KPI または基準のコレクションです。

各 KPI セットに JSON (JavaScript Object Notation) 設定ファイルが付属し、このファイルにセットの全 KPI の表示、集計、計算を管理する設定が指定されています。KPI セットレコードを更新するたびに、設定 JSON ファイルが CG Cloud 処理サービス (CGPS) に送信され、リリースの全フェーズでこの情報を使用できるようにします。

Gustavo は、KPI セットに関する重要な考慮事項を確認します。

  • アカウントプランでは、KPI セットが顧客テンプレートに対応付けられます。CG Cloud で KPI セットが識別され、アカウントプランのロールがある顧客のアカウントプラン損益計算書に表示されます。顧客は、アカウントプランの KPI セットが対応付けられている顧客テンプレートに基づきます。
  • 請求では、KPI セットが請求テンプレートに対応付けられます。
  • RBF では、KPI セットが RBF テンプレートに対応付けられます。
  • プロモーションでは、計画時や監視中に、ユーザーのペルソナが計画、実績、予測などのディメンションで数量、コスト、収益などの基準を使用します。このデータには多数の KPI が含まれるため、プロモーションの読み込み中やアカウントプランの作成中にシステムが処理しなければならないデータ量が増大します。
  • 管理者は KPI セットに KPI を追加するときに、新しい KPI を表示する KPI サブセットを 1 つ以上選択できます。KPI サブセットを使用すると、さまざまなユーザーが損益グリッドを使用して、必要な KPI のみを表示できます。KAM は KPI サブセットを使用して、小売業者 KPI や計画 KPI などにグループ化し、まとめて表示します。また、計画フェーズや実行/監視フェーズで、それぞれに適した KPI サブセットに切り替えることもできます。
  • KPI 設定を更新するときは、KPI セットのサブセットごとに 1 つの KPI サブセット設定が生成されます。生成されたサブセット設定の KPI は、メインの KPI セットと同じプロパティを継承します。サブセットが選択されていない場合は、計画サブセットに KPI が自動的に追加されます。

KPI セットを作成する

Gustavo は、NTO の店舗で Alpine Group 飲料商品をプロモーションするための KPI セットを作成します。

  1. アプリケーションランチャーで、[KPI Sets (KPI セット)] を見つけて選択します。
  2. [KPI Sets (KPI セット)] ホームページで、[新規] をクリックします。
  3. [New KPI Set (新規 KPI セット)] ページで、KPI セットの名前を入力します。Gustavo は「Short Term Promotion (短期プロモーション)」と入力します。
  4. アカウントプラン、プロモーション、請求、RBF の計算に KPI を使用するかどうかを選択します。Gustavo は [プロモーション] を選択します。
  5. CG Cloud に設定されている言語で、KPI セットの説明を入力します。Gustavo は「Short Term Promotion (短期プロモーション)」と入力します。
  6. [保存] をクリックします。

KPI セットを作成するためのオプションが表示されている [New KPI Set (新規 KPI セット)] ページ。

メモ

KPI セットに KPI 定義を少なくとも 1 つ追加する必要があります。

KPI の対応付け

KPI の対応付けは、Salesforce 組織に保存されているデータと Hyperforce に保存されている KPI 間のリンクを作成するために使用します。

KPI の対応付けは、Salesforce と Hyperforce 間でプロモーション、戦略、戦略資金情報、計算済みの資金の KPI 値、RBF 値を同期させるうえで役立ちます。データの同期には CGPS を使用します。こうしたレコードで定義した項目の値を計算するためには、KPI の対応付けが不可欠です。

たとえば、消費者プロモーションを保存するたびに、[Total Volume (合計数量)] 項目に合計数量 KPI の合計値が入力されます。

KPI の対応付けを作成する

Gustavo は NTO の KPI の対応付けを作成します。

  1. アプリケーションランチャーで、[KPI Maps (KPI の対応付け)] を見つけて選択します。
  2. [KPI Maps (KPI の対応付け)] ホームページで、[新規] をクリックします。
  3. [New KPI Map (新規 KPI の対応付け)] ウィンドウで、KPI の対応付けの名前を入力します。Gustavo は「Short Term Promotion (短期プロモーション)」と入力します。
  4. KPI の対応付けの説明を入力します。Gustavo は「Short Term Promotion (短期プロモーション)」と入力します。
  5. Salesforce オブジェクト種別を入力します。Gustavo は cg_cloud_gs0__Promotion__c と入力します。
  6. 項目名を入力します。Gustavo は cg_cloud_gs0__KPI_Value_4__c と入力します。
  7. 営業組織を選択します。Gustavo は [0001] を選択します。
  8. KPI 定義を選択します。Gustavo は [ProductComponent_Edit] を選択します。
  9. プロモーションテンプレートを選択します。Gustavo は Fatima が作成した [Short Term Promotion (短期プロモーション)] テンプレートを選択します。
  10. 必要に応じて、他の詳細を入力します。
  11. [保存] をクリックします。

KPI の対応付けを作成するためのオプションが表示されている [New KPI Map (新規 KPI の対応付け)] ウィンドウ。

メモ

Salesforce オブジェクト種別は、項目の API 参照名と一致している必要があります。通常は cg_cloud__<項目名>__c という形式です。

KPI を設定したら次の単元に進み、Gustavo が戦略を検証して、戦略テンプレートを設定するところを見ていきます。 

リソース

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