商品デザイナーを操作する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 商品デザイナーのインターフェースについて知る。
- 商品レコードページのさまざまなタブについて知る。
商品デザイナーのインターフェースについて知る
前置きは終わり、これから Devi は、商品デザイナーの環境について学びます。さまざまな商品の情報がどこにあるのか、Devi と一緒に見ていきましょう。
商品デザイナーは管理パッケージ内のアプリケーションであり、アプリケーションランチャー から検索できます。
商品デザイナーのナビゲーションメニューをクリックします。商品、属性、カタログ、選択リストなどを含む、商品デザイナーワークスペースのドロップダウンリストが表示されます。
リストから [Products (商品)] を選択すると、既存の商品のカタログが表示されます。
デフォルトでは、絞り込みによって、リストには最近参照した項目のみが表示されます。[Recently Viewed (最近参照したデータ)] を選択してから、[All Products (すべての商品)] を選択すると、全リストが表示されます。
あるいは を選択して、この検索条件をデフォルト表示としてピン留めすることもできます。
ヘッダーのアクションとプロパティ
[Products (商品)] ワークスペースのヘッダーセクションにあるオプションに注目します。
商品リストの [Printable View (印刷用に表示)] (1)、[Create New Product (新規商品を作成)] (2)、[Generate Report (レポートを生成)] (3) ボタンがあります。
これらのオプションの下には、リストビューコントロールがあります。ヘッダーのアイコンに注目します。
検索バー (4) を使ってすばやく商品を検索したり、リストビューコントロール (5) を変更したりできます。表示形式をテーブル、カンバン、分割ビューに変更することもできます。最新の商品リストを見るには、リストを更新 (7) します。
さらに、リストビューの編集 (8)、チャートの表示 (9)、リスト項目の絞り込み (10) のオプションもあります。
商品リスト
次に、商品リストを確認します。
リストには、デフォルトで各商品の [Product Name (商品名)] (1) に加え、[Product Code (商品コード)] (2)、[Product Description (商品説明)] (3)、そして関連する [Product Family (商品ファミリー)] (4) が含まれます。
リストビューコントロールを使用して、このリストの列に表示されるフィールドを変更できます。
リストから商品を選択すると、その商品の情報と構成設定が表示されます。
商品レコードについて知る
商品レコードには、商品に関する情報と複数の構成オプションが含まれます。
商品画面のヘッダー部分には、[Product Code (商品コード)] (1)、[Version Label (バージョンの表示ラベル)] (2)、[Specification Type (仕様種別)] (3)、[Selling Start Date (販売開始日)] (4)、[Status (ステータス)] (5)、および関連する [Object Type (オブジェクト種別)] (6) があります。
次に、商品を表示するタブです。
[Details (詳細)] (1)、[Pricing (価格設定)] (2)、[Structure (構成)] (3) タブがあります。さらに、商品の [Attachments (添付ファイル)] (4)、[Attribute Rules (属性ルール)] (5)、[Context Rules (コンテキストルール)] (6)、[Fulfillment (履行)] 設定 (7) も表示できます。
[Details (詳細)] タブ
まず、[Details (詳細)] タブから見ていきます。
[Details (詳細)] タブには、セクション、フィールド、属性を含む商品レイアウトが含まれます。[General Properties (一般属性)] セクション (1) に表示されている [Name (名前)]、[Product Code (製品コード)] などのフィールドは、商品の関連オブジェクト種別である [Handset (ハンドセット)] から継承されます。商品に添付されている画像ファイル (2) がある場合も、このタブにも表示されます。
[Pricing (価格設定)] タブ
次に、商品の [Pricing (価格設定)] タブを見ていきます。
[Pricing (価格設定)] タブには、商品の価格設定情報が含まれます。商品に適用される [Prices (価格)] (1)、[Promotions & Offers (プロモーションとオファー)] (2)、[Costs (コスト)] (3) がこれにあたります。[Quick Add (クイック追加)] ペイン (4) では、プロモーション、オファー、価格、コストを割り当てるためのルールの検索や追加ができます。
[Structure (構成)] タブ
次は、[Structure (構成)] タブです。
[Structure (構成)] タブでは、商品とその他のオファー、商品、サービス、リソースとの関連性に加え、バンドル構成を階層ビューで確認できます (1)。[Quick Add (クイック追加)] ツールを使用すると、商品を検索し、レイアウトにドラッグできます (2)。[Home Internet Solution (家庭用インターネットソリューション)] というバンドル商品では、親子品目リレーションを通じて、子品目が親バンドル商品に紐付けされています。
[Attachments (添付ファイル)] タブ
[Attachments (添付ファイル)] タブには、商品に関連するファイルやリンクが含まれます。[Details (詳細)] タブで見た、Infiwave Phone 10 商品の画像添付ファイルがあります。
[Attribute Rules (属性ルール)] タブ
属性ルールは、条件やアクションを使用して、実行時のユーザーに対する商品の属性とその値の表示方法や、表示の有無を制御します。[Attribute Rules (属性ルール)] タブを使用して、条件とそれに応じたアクションを指定することで、商品に新しいルールをすばやく追加できます。
[Broadband Cable Service (ブロードバンドケーブルサービス)] 商品の [Attribute Rules (属性ルール)] タブには、ルールの [Configuration Name (設定名)] (1)、商品属性の 1 つが条件に該当する (true である) 場合にアクションをトリガーする [Condition (条件)] (2)、条件が満たされた場合に実行される [Action (アクション)] (3) があります。
[Context Rules (コンテキストルール)] タブ
[Context Rules (コンテキストルール)] によって、顧客に表示される商品、プロモーション、価格が変わります。
[Context Rules (コンテキストルール)] タブでは、商品の既存の [Context Rules (コンテキストルール)] の表示 (1) に加え、[Qualification Rule Set (評価ルールセット)] を検索して選択し、商品に関連付けることができます (2)。
[Fulfillment (履行)] タブ
最後に、[Fulfillment (履行)] タブでは、ソース商品と宛先商品の両方について、オーケストレーションシナリオや分解リレーションなどの履行構成を設定および表示できます。この例では、[Home Hub Modem (家庭用ハブモデム)] 商品の分解リレーションが表示されています。
次のステップ
商品デザイナーの機能に感心した Devi Jacob。[Products (商品)] ワークスペースの操作にも慣れ、いよいよ Infiwave のカタログ作成に着手できると意気込んでいます。次の単元では、Devi と一緒に、オファー作成プロセスについてさらに詳しく学び、いくつか実践的な例を見ていきます。