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商品カタログ管理について知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 商品カタログ管理について説明する。
  • 商品カタログ管理の主要な機能を説明する。
  • 商品カタログ管理を操作するペルソナを特定する。

始める前に

このモジュールを受講する前に、以下のコンテンツを修了していることを確認してください。ここでの作業は、そのコンテンツの概念や作業に基づいて行います。

購入エクスペリエンスを向上させる

市場で最高の高品質な商品の複雑なセットがあり、それをお客様に販売したいとします。その場合、お客様がそれを評価して購入しやすくする方法が必要です。

使いやすいインターフェースがあれば、お客様により良い形で商品カタログを表現できます。お客様の視点で見ると、お客様は次のことを行います。

  • 明確に定義された商品カテゴリの選定されたリストを検索する。
  • 商品の詳細を参照する。
  • 個別の商品または商品バンドルの最適な価格を見つける。

適切に設計された商品カタログを使用すれば、本物のショッピングカートのようなエクスペリエンスを提供できます。お客様は商品を絞り込み、選択し、設定し、数量を指定し、正確な価格設定を確認できます。

商品カタログ管理の概要

商品カタログ管理は Revenue Cloud のコンポーネントであり、商品関連のすべての情報の一元的な情報源として機能します。商品カタログ管理を使用すれば、商品とその属性を定義し、商品表示のルールを設定することに集中して商品カタログを設計できます。

Salesforce 価格設定や取引管理といった Revenue Cloud のほかのコンポーネントでは、商品カタログ管理で管理されるこの一元化された商品定義が使用されます。

商品カタログ管理にはリッチで直感的な使いやすいインターフェースがあり、組織の商品ポートフォリオ全体を管理できます。実行できる操作は、次のとおりです。

  • シンプルまたは複雑な商品と商品の属性を定義する。
  • 商品をカテゴリに整理し、関連する商品をバンドルにする。
  • さまざまなお客様に対して地理的位置などの特定の条件に基づいて商品表示をカスタマイズするルールを定義する。

適切に定義された商品カタログでは、お客様がショッピング中に効率よく商品を閲覧できます。お客様は必要な商品を検索して選択し、価格情報を見て、調整します。

商品カタログ管理の商品カタログ。

商品カタログ管理の機能を知る

商品カタログ管理では、商品を視覚化して定義し、より早く提供開始できるように商品カタログが構成されています。

商品カタログの作成に役立つさまざまな商品カタログ管理機能を見ていきましょう。

商品カタログ管理の機能。

製品カタログ

カタログとは会社が販売する商品のコレクションであり、商品を見つけやすいように整理されています。カタログでは、商品はさらにカテゴリとサブカテゴリに整理されています。

動的属性

商品には、それを説明する具体的な特性があります。これは属性と呼ばれます。たとえば、ラップトップの属性には画面サイズ、プロセッサー種別、ポート数などがあります。画面サイズなどの一部の属性は、ラップトップと携帯電話に共通です。

属性の中にはお客様が購入時にニーズに合わせて設定できるものと、固定のものがあります。属性を属性カテゴリにグループ化して、さまざまな商品に適用できます。

商品分類

商品分類は動的な属性のコレクションを保持するテンプレートです。これを使用して似ているが異なる複数の商品を作成できます。このような商品では分類の属性が継承され、必要に応じて属性を上書きできます。つまり、商品分類を使用することで新しい商品をよりすばやく作成できます。

たとえば、さまざまな属性を持つ商品分類としてラップトップについて考えると、 この商品分類を使用して、学校向けラップトップやゲーム用ラップトップなどの新しい商品を作成できます。

商品

商品はお客様に販売する物品やサービスです。2 種類の商品を定義できます。

  • シンプル商品: 関連する商品階層がないスタンドアロン商品です。
  • バンドル商品: 1 つのユニットとして一緒に販売される商品のグループで、階層があります。たとえば、ラップトップバンドルにはラップトップ、マウス、モニターが含まれます。

シンプル商品とバンドル商品の定義には次のものがあります。

  • 静的: この商品はそのまま販売され、カスタマイズできません。
  • 設定可能: この商品は商品選択時にカスタマイズできます。たとえば、ラップトップバンドルでは、マウスを省略可能な商品として設定したり、バンドルを見積に追加するときに USB ポートの数を設定したりします。

さまざまな商品種別。

通常、お客様は商品を購入するときに柔軟性を求めます。1 回だけ購入される商品もあれば、 定期的に更新されるサービスもあります。

商品やバンドルの販売方法を定義するために、商品カタログ管理では商品販売モデル (1 回、定義済み期間、エバーグリーンなど) を使用します。

適格性ルール

デフォルトでは、すべての人がすべての商品を購入可能です。ショッピングエクスペリエンスを最良のものにするため、カタログ内の商品をお客様向けに確実にカスタマイズする必要があります。たとえば、カナダのお客様が電源プラグを検索している場合、平らなピンのプラグのみを表示します。ここで役に立つのが適格性ルールです。適格性ルールを使用すれば、ユーザーや取引先の属性などのさまざまな条件に基づいて商品や商品カテゴリを適格または不適格とすることができます。商品または商品カテゴリは、適格性ルール内の条件セットを満たす場合、適格とみなされます。

商品カタログ管理にはシームレスな商品ディスカバリーエクスペリエンスが用意されており、営業担当は [Product List (商品リスト)] ページと [Product Details (商品の詳細)] ページを使用して商品を参照できます。

  • [Product List (商品リスト)] ページ: このページには、使用可能な商品カテゴリとそのカテゴリ内の商品がリストされます。営業担当は検索機能を使用して、キーワードによって簡単に商品を見つけることができます。
  • [Product Details (商品の詳細)] ページ: 営業担当が商品を選択すると、このページに商品属性、バンドル階層、価格設定などの詳細な商品情報が表示されます。

ペルソナを知る

商品カタログの設計には主に 2 つのペルソナが関与します。カタログ管理者と商品デザイナーです。各ペルソナをクリックすると、それぞれが商品カタログ管理を使用して実行する一般的な作業について学習できます。

これで、商品カタログ管理とそのさまざまな機能についての基本を理解できました。商品カタログ管理を使用すれば、お客様向けにカスタマイズした商品カタログを設計することができ、結果として最高の購入エクスペリエンスを提供できます。

リソース

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