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Salesforce.org のソリューションとサービスの探索

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 非営利団体や教育機関が使用できるソリューションについて説明する。
  • Salesforce.org エコシステムを同僚に説明する。

非営利団体向けの Salesforce とは?

日々、世界中の非営利団体は社会を変えるために第一線で活動しています。その活動はかつてなく重要になっています。非営利団体向けの Salesforce は、Salesforce.org テクノロジーと業界をリードする Salesforce 製品を組み合わせた、非営利団体向けのソリューションがすべて揃ったセットです。 

支援者とのリレーション構築、プログラムの効果測定、好みのチャネルでの賛助者エンゲージメントのいずれでも、それらのデータとプロセスすべてを 1 か所に統合して、非営利団体がリソースの能力を伸ばし、活動の効果を包括的なビューで把握できるようにします。

Nonprofit Success Pack (NPSP)

非営利団体向けの Salesforce のコア製品は Nonprofit Success Pack (NPSP) です。NPSP は、Salesforce.org 従業員が開発し、コミュニティがサポートする無料のオープンソースアプリケーションです。非営利団体が Salesforce にサインアップすると、事前インストールされた NPSP が付属します。  

オープンソース製品であるため、NPSP はユーザーのニーズや意見などに基づいて絶え間なく進化し、改善されています。NPSP は 6 個の管理パッケージで構成され、最も一般的な非営利団体用の Salesforce ユースケースに合うように Salesforce 機能が変換されています。

メモ

NPSP には、NPSP の機能を変更するためのカスタム項目、カスタムオブジェクト、カスタムコード、および専用の [設定] タブがあります。重要なのは、NPSP の機能は、あなたが毎日の業務で使用するものとは異なる場合があると理解することです。

教育機関向けの Salesforce とは?

ここまで主に非営利団体が使用できるソリューションについて説明してきましたが、Salesforce.org には教育機関向けのソリューションもあります。 

Salesforce.org では、生徒のライフサイクル全体を管理するのに必要なテクノロジーソリューションで教育機関の能力を強化します。このソリューションのセットは、教育機関向けの Salesforce といいます。 

教育機関向けの Salesforce は、Salesforce のテクノロジーとアプリケーションの推奨セットで、教育機関が特定のニーズに対して Salesforce の可能性を十分に引き出せるようにします。Education Cloud は、Salesforce Platform、Education Data Architecture (EDA)、Recruiting and Admissions ソリューションセット、Student Success、Advancement、Salesforce Advisor Link (SAL) のような専用製品を含む、ソリューションがまとめられています。 

生徒のライフサイクル全体のデータを統合することで、教育機関向けの Salesforce は生徒の成功だけでなく、教育機関の成功も促進します。世界ナンバーワンの CRM を使用する唯一のプラットフォームであり、K-12 (幼稚園から高校卒業まで) 教育やその先を踏まえて独自に設計されています。

Education Data Architecture (EDA)

Education Data Architecture (EDA) は、教育機関向けの Salesforce の基盤です。パートナーおよび教育機関との協力で開発された EDA は、オープンソースのコミュニティ主導データアーキテクチャと、標準の Salesforce を教育向けに設定するための定義済みのベストプラクティスのセットで構成されます。

「データアーキテクチャ」とは、具体的には何を意味するのでしょう? 基本的には、生徒のリレーションと学部や候補となる就職先などへのアフィリエーションをモデル化する、Salesforce Platform 上に構築された一連の標準およびカスタムデータオブジェクトです。

データアーキテクチャとして、EDA は教育機関の能力を拡張し、生徒とアドバイザーや家族とのリレーションや、クラブ、学部などへのアフィリエーションを、使い始めたその日から簡単に確認できます。 

非営利団体向けの Salesforce と 教育機関向けの Salesforce について理解できたところで、非営利団体や教育機関がアクセスできる他のリソースを見てみましょう。 

Salesforce.org エコシステム

一般企業と同様に、多くの非営利団体や教育機関が Salesforce を稼働させるには認定コンサルティングパートナーが必要です。Salesforce.org の Salesforce.org コンサルティングパートナープログラムには、非営利団体や教育機関への Salesforce 実装を専門とする 140 社以上のパートナーが参加しています。 

非営利団体や教育機関は、AppExchange にもアクセスできます。非営利団体や教育機関に特化して設計されたサードパーティアプリケーションの素晴らしいエコシステムがあります。組織で Salesforce が稼働したら、Trailblazer Community を含む、充実したサクセスリソースにアクセスできます。

Trailblazer Community の非営利団体と教育機関

Trailblazer Community は Salesforce を使用するすべての人のオンラインコミュニティで、非営利団体、教育機関、認定パートナー、Salesforce 従業員も参加しています。ここで、非営利団体や教育機関は、質問への回答を得て、Salesforce スキルを深め、専門知識を共有し、非営利および教育セクターの他のユーザーとつながることができます。

この活気に満ちたコミュニティにつながるには、「Salesforce.org Customer Hub」、「Nonprofit Hub」、「Education Hub」の各グループに参加することから始めます。この 3 つのグループはすべて「リソース」セクションにリンクがあります。

Salesforce.org が非営利団体と教育機関にどう役立つかを理解できたので、次は、プロボノサービスの最大の利用者である非営利団体のセクターについて知識を深めましょう。

リソース

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