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Salesforce Starter でビジネスの成長を実現

営業、サービス、マーケティングをカバーする 1 つのアプリで顧客との関係を深める

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予想時間

積み上げ集計項目の実装

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 積み上げ集計項目について説明する。
  • 積み上げ集計項目を作成する。
  • 項目レベルセキュリティを積み上げ集計項目に適用する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

積み上げ集計項目の概要

数式項目では、単一レコード内の項目を使用して値が計算されるのに対し、積み上げ集計項目では、関連リスト内のレコードなど、関連レコードの集合から値が計算されます。従レコードの値に基づいて主レコードの値を自動的に表示する積み上げ集計項目を作成できます。これらの従レコードは、主従関係によって主レコードと直接関連付ける必要があります。

積み上げ集計項目では、異なる種別の計算ができます。主レコードに関連した従レコードの数を集計したり、従レコード中の項目の合計、最小値、または最大値を計算したりできます。たとえば、次のいずれかの例を使用する場合があります。

  • 関連するすべての保留中の商談の合計を計算するカスタム取引先項目。
  • 指定した説明が含まれる商品の単価を合計するカスタム注文項目。

積み上げ集計項目の定義

積み上げ集計項目は主従関係に基づいているため、積み上げ集計項目を作成する前にオブジェクトリレーションを確認するのに便利です。

主従関係

主従関係では、オブジェクト同士が密接にリンクされ、主レコードによって従レコードおよび副従レコードの特定の動作が制御されます。

主従関係の主側にあるオブジェクトで積み上げ集計項目を定義します。たとえば、取引先オブジェクトで積み上げ集計項目を作成して、関連する商談を集計できます。

商談に積み上げ集計する項目の例。

使用できる集計にはいくつかの種別があります。

種別

説明

COUNT

関連レコードの件数を合計します。

SUM

[Field to Aggregate (集計する項目)] オプションで選択した項目の値を合計します。数値、通貨、およびパーセント項目のみ利用できます。

最小

すべての直接関連レコードの [Field to Aggregate (集計する項目)] オプションで選択した項目の最小値を表示します。数値、通貨、パーセント、日付、および日付/時間項目のみ利用できます。

最大

すべての直接関連レコードの [Field to Aggregate (集計する項目)] オプションで選択した項目の最大値を表示します。数値、通貨、パーセント、日付、および日付/時間項目のみ利用できます。

集計項目の作成

  1. [Setup (設定)] から [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] を開き、[Account (取引先)] をクリックします。
  2. 左サイドバーで、[Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  3. [新規] をクリックします。
  4. [Roll-Up Summary (積み上げ集計)] 項目の種別を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  5. [Field Label (項目の表示ラベル)] に Sum of Opportunities (商談合計) と入力し、[Next (次へ)] をクリックします。
  6. [Summarized Object (集計対象オブジェクト)] は、集計する従オブジェクトです。[Opportunities (商談)] を選択します。
  7. 積み上げ種別に [SUM (合計)] を選択し、[Field to Aggregate (集計する項目)] に [Amount (金額)] を選択します。[Field to Aggregate (集計する項目)] に [Amount (金額)] が表示されていない場合は、[Currency Setup (通貨の設定)] で [Advanced Currency Management (高度な通貨管理)] を無効にします。
  8. [Next (次へ)][Next (次へ)][Save (保存)] の順にクリックします。

積み上げ集計項目の例

次に、詳細データを主レコードに積み上げる例をいくつか示します。

商談の最初の作成日

積み上げ項目が取引先オブジェクトで作成されました。商談オブジェクトのすべての [Created Date (作成日)] 項目で [MIN (最小)] を選択すると、取引先に関連する商談が作成された最も早い日付が表示されます。

商談の作成日を取引先に積み上げる例。

積み上げ項目が商談オブジェクトで作成されました。商談に関連するすべての商品の合計金額を見つけるため、合計金額が商談商品オブジェクトで集計されます。

商談の商品合計を積み上げる例。

商談の最低リスト価格

積み上げ項目が商談オブジェクトで作成されました。商談に関連する最低価格の商品を見つけるため、リスト価格が商談商品オブジェクトで集計されます。

商談の最低商品価格を積み上げる例。

もうひとこと...

最初の積み上げ集計項目が作成されました。積み上げ集計項目で計算できる項目の種別は、計算の種類によって異なります。

  • 積み上げの種類として合計を選択した場合は、数値、通貨、およびパーセント項目が使用できます。
  • 積み上げの種類として最小または最大を選択した場合は、数値、通貨、パーセント、日付、および日付/時間項目が使用できます。

積み上げ集計項目についての詳細は、「積み上げ集計項目」を参照してください。

リソース

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