Winter '21 のアプリケーションビルダー向けの新機能の学習

学習の目的 

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Lightning アプリケーションビルダーのヘッダーとツールバーボタンを特定する。
  • 組織の共有設定と条件に基づく共有ルールを同時にリリースする。
  • 複数のオブジェクトで機能するフロー画面コンポーネントを開発する。
  • 動的フォームでレコードの詳細を分割する。
  • Sandbox 組織で別のユーザとしてフローエラーをデバッグする。

Salesforce 認定資格

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格を保有している場合、その認定資格を維持するためには期日までにこのモジュールを修了する必要があります。資格を維持するためにもう 1 つ重要なことは、必ず Trailhead アカウントと Webassessor アカウントをリンクしておくことです。

認定を受けることに関心がある場合は、Salesforce Platform アプリケーションビルダーの資格を参照してください。

Salesforce では多数の機能を強化しています。今回のリリースの機能強化の中でも重要なものを確認していきましょう。

注意: だれもがこのバッジを取得できますが、このモジュールは Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダーの資格を持つ方向けに設計されています。 

Lightning アプリケーションビルダーのヘッダーとツールバーの変更

新機能

Lightning アプリケーションビルダーのヘッダーとツールバーを更新し、いくつかの項目を移動しました。

そのしくみ
ヘッダーの [戻る] ボタンを左端に移動しました (1)。

ツールバーの [更新] ボタンが簡単な矢印アイコンになりました (2)。また、アプリケーションビルダーの新しいパフォーマンス分析用の [分析] ボタンをレコードページに追加しました (3)。[保存] および [有効化] ボタンの場所と色を切り替えました (4)。[保存] ボタンが右端のボタンになって青になり、[有効化] ボタンが白になりました。

Lightning アプリケーションビルダーのヘッダーとツールバー

組織の共有設定と条件に基づく共有ルールの同時リリース

新機能

オブジェクトの sharingModel 項目の更新と、条件に基づく新しい共有ルールまたは新しいゲストユーザ共有ルールの作成をメタデータ API を介して同時に行うことができるようになりました。 

そのしくみ
以前は、これらの変更を別々のパッケージでリリースしていました。所有者に基づく共有ルールは、引き続き組織の共有設定の変更とは別にリリースします。

複数のオブジェクトで機能するフロー画面コンポーネントの開発

新機能

汎用の sObject および sObject[] データ型を使用する再利用可能なフロー画面コンポーネントを作成できるようになりました。 

そのしくみ
オブジェクトごとに 1 つのコンポーネントを作成するのではなく、複数のオブジェクトで機能する 1 つのコンポーネントを作成します。たとえば、取引先や取引先責任者からカスタムオブジェクトまで、レコードのコレクションで機能するデータテーブルコンポーネントを作成できます。

動的フォームでレコードの詳細を分割する 

新機能

動的フォームは Lightning レコードページをさらに進化させます。動的フォームにより、Lightning アプリケーションビルダー内でレコードの詳細項目とセクションを設定できるようになります。正式リリースとなって全員に対して有効化されたこの機能には、ベータリリース以降のいくつかの変更が含まれます。

ページレイアウトの項目が増えると、レコード詳細コンポーネントはますます扱いづらい項目のブロックとなり、カスタマイズができなくなります。動的フォームを使用することで、ページレイアウトから項目やセクションを個別のコンポーネントとして Lightning アプリケーションビルダーに移行させることができます。そして、ページ上の他のコンポーネントと同じようにこれらを設定して、ユーザが必要とする項目やセクションだけを表示できます。

動的フォームを使用して Lightning アプリケーションビルダーに項目を追加する

そのしくみ
すべてのユーザが動的フォームを使用できるようになりました。その結果、Lightning アプリケーションビルダーに新しい機能が追加されました。コンポーネントパレットの新しい [項目] タブには、動的フォームのビルディングブロックである項目コンポーネントと項目セクションコンポーネントがあります。項目やセクションを設定するときには、動的フォームを活用したページ専用に作成されたアプリケーション内ヒントからヘルプを得ることができます。 

開始方法Lightning アプリケーションビルダーで既存のレコードページを開いてから、[レコード詳細] プロパティペインで [今すぐアップグレード] をクリックして、動的フォーム移行ウィザードを起動します。このウィザードは、わずか数クリックの操作で項目と項目セクションをページに追加してくれます。

Lightning アプリケーションビルダーの動的フォームアップグレードボタン

移行が唯一の選択肢ではありません。ページをゼロから作成することもできます。新しい Lightning レコードページを作成して、項目とセクションをページ上にドラッグします。

メモ

メモ

動的フォームは、カスタムオブジェクトのレコードページでのみサポートされます。

ベータ以降の変更

  • 動的フォームは、サポート対象のエディションですべてのユーザが使用できるようになりました。[セットアップ] の [レコードページの設定] で有効化と無効化を切り替える機能は削除されました。
  • 必須項目はパレットのそれぞれのセクションに移動し、独自のアイコンを使用するようになりました。
  • 動的フォームコンポーネント (項目と項目セクション) を含むページでもパッケージがサポートされるようになりました。
  • 編集、作成、複製中の動的フォームの拡張サポートが追加されました。
  • いくつかの制限と既知の問題が解決されました。

Sandbox 組織で別のユーザとしてフローエラーをデバッグする

[設定] で [プロセスの自動化設定] に移動して、[システム管理者が他のユーザとしてフローをデバッグできるようにする] チェックボックスをオンにします。

[プロセスの自動化設定] の [システム管理者が他のユーザとしてフローをデバッグできるようにする] チェックボックス。

次に、Flow Builder でフローを開き、[デバッグ] をクリックします。[別のユーザとしてフローを実行] チェックボックスをオンにし、疑似ユーザを選択します。

[別のユーザとしてフローを実行] チェックボックスがオンになっている [フローをデバッグ] モーダル。

疑似ユーザとしてフローのデバッグ実行が開始されます。デバッグの詳細を確認します。

あるユーザがフローインタービューを開始し、その実行ユーザまたは疑似ユーザとして異なる名前が表示されている [デバッグの詳細] モーダル。

別のユーザとしてフローをデバッグできるのは、本番以外の組織の画面フローと自動起動フローのみです。この機能は、フロー要素とフローアクションのみでサポートされています。画面コンポーネントによって実行される操作は、疑似ユーザではなく、ログインユーザとして実行されます。このような画面コンポーネントには、カスタム Aura コンポーネント、カスタム Lightning Web コンポーネント、一部の標準フロー画面コンポーネント (ルックアップコンポーネントなど) があります。

リソース