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メールのテスト

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • メールをプレビューしてテストする。
  • キャンペーンの QA とテストのステップを作成する。
  • 会社のメールマーケティングツールキットを作成する。

プレビューとテスト

オーディエンスについて知り、データを収集しました。メールのデザインとアクセシビリティのガイドラインに従って優れたコンテンツのライブラリも構築しました。他にすることはあるでしょうか? 送信前に行うメールの確認とプレビューです。Content Builder で、[プレビューとテスト] を確認し、送信可能なデータエクステンションをクリックして、メールが適切に表示されることを確認します。

Content Builder の [プレビューとテスト] タブのスクリーンショット。

デバイスプレビュー

すべてのデバイスでメールが適切に表示されることを確認するには、時間がかかることがあります。代わりに、最もよく使用されているメールサービスプロバイダー (ESP) とデバイスでメールを表示し、それらのメールを完璧に仕上げることに集中します。

メモ

何を使用すべきかわからない場合は、Email Client Market Share にアクセスし、最も多く使用されているメールサービスプロバイダーとデバイスを確認してください。

Litmus プレビュー

Salesforce パートナーの Litmus は、70 を超えるブラウザー、デバイス、クライアントでメールをプレビューするプラグインを提供しています。購読者が最も多く使用するデバイスを簡単に表示し、それらのデバイスに送信されるメールを微調整できます。Litmus アカウントを持っている場合は、Content Builder のテスト送信オプションで、これらのバージョンを直接プレビューできます。

Litmus の [プレビューとテスト] のスクリーンショット

メモ

Litmus の設定についての詳細は、ヘルプページ「Litmus メールプレビューへのアクセス」を参照してください。

品質保証

メールをプレビューしてテストしたら、送信ボタンをクリックしたくなるかもしれませんが、非常に重要な品質保証 (QA) ステップを見落とさないでください。テストと QA の違いは何でしょうか? QA では、単にメールをプレビューするだけでなく、第三者の新鮮な目でメッセージのすべての要素を詳細に確認してもらいます。メールの作成者は、最終的な QA チェックを行うべきではありません。 

QA プロセスを開始するには、さまざまなメールドメイン、デバイスなどを使用して、指定 QA テスターを含むテストデータエクステンションを作成します。テスターがさまざまな方法でメールにアクセスすると、微妙な問題が見つかる可能性が高くなります。また、動的またはパーソナライズされたメールを正確にテストするには、テストデータエクステンションにメッセージに必要なすべての動的コンテンツを含める必要があります。準備ができたら、テスターにテストするメールと共に QA チェックリストを送信し、最も重要な要素の確認が確実に行われるようにします。 

メールキャンペーンの推奨される QA チェックリストを次に示します。

QA チェックリスト:

  • 件名とプリヘッダーが正しい
  • メールは正しいヘッダーとフッターを使用している
  • メールは正しいテンプレートを使用している (該当する場合)
  • 誤字や文法の誤りがない
  • すべての画像が正しく表示される
  • メールではインクルーシブマーケティングの原則が実践されている
  • すべてのリンクが機能し、エイリアスタグが設定され、正しい場所に移動する
  • ALT テキストが設定され、スペル/文法の誤りがない (該当する場合)
  • 必要な法的記載事項がすべて表記されている
  • 正しい購読取り消しリンクが含まれている (Transactional メッセージの場合を除く)
  • テキストバージョンが正しい
  • メール表示を Litmus プレビューで検証済み (該当する場合)
  • Web ページとして表示する (VAWP) リンクが含まれており、適切に機能する (該当する場合)
  • トラッキングピクセルが HTML に含まれている (<custom name="opencounter" type="tracking」>)
  • テスト、プルーフ、シード、ライブデータに対してメールを検証する
  • すべての動的要素が正しく機能している (該当する場合)
メモ

こちらの Quip テンプレートをコピーして、自分の QA チェックリストを作成してください。

間違いは起こるもの

事実上完璧なメールであっても、送信ボタンを押した後に間違いが見つかった場合の計画を立てておくことをお勧めします。メールの緊急事態が発生した場合に推奨されるステップは次のとおりです。

  1. 問題と影響を受けるオーディエンスを特定します。
  2. 問題のレベルに適したメッセージを判断します。
  3. 元々メールを受信しなかった購読者を除外して、オーディエンスを作成します。
  4. 間違ったメールを更新するか、新しいメールを作成します。
  5. QA のステップに従います。(これは省略できません。同じ日にまた謝罪メールを送信したくないですよね。)
  6. ゆっくり息を吸って吐いて、計画どおりに進めます。

Marketing Cloud Engagement ですぐに使用できる謝罪テンプレートを用意しておき、間違いがあった場合に備えることもできます。顧客は定型的な謝罪メールを好まないので、テンプレートはカスタマイズが可能で、ブランドをはっきりと示すものにします。間違いがあったとしても、メッセージを更新し、オーディエンスを作成して送信したら、すぐに次の仕事に移ることができます。 

メールデザインおよびコンテンツツールキット

まだ用意していない場合は、チーム用のメールデザインガイドまたはツールキットを作成してください。これは、チェックリストと再利用可能なコンテンツを保存するのに最適な場所です。また、マーケターの受信トレイに届く多数の質問に回答することで時間を節約できます。(Content Builder のコンテンツブロックへのリンクを含むガイドを CloudPages で作成することもできます。まさにセルフサービスです。)しかし、デザインガイドは単なるチェックリストとコンテンツブロックではありません。含めるものを次に示します。

  • 会社のスタイルとアクセシビリティのガイドライン (色、フォント、サイズのガイドライン)
  • デザインシステム情報 (フレームワーク情報)
  • コンテンツモジュールライブラリ (標準ヘッダー、フッター、本文コンテンツ)
  • 会社のベストプラクティスとメトリクス (メトリクスの目標、趣旨と語調)
  • 技術的なビルド情報 (ハウツーガイド、HTML コード、CSS 情報)
  • 品質保証情報 (チェックリスト、プロセスドキュメント、謝罪する場合の対処)

ツールキットはあなたの役に立つだけではなく、チームの誰もが同じガイドライン、趣旨と語調、一貫したデザインに従ってコンテンツを作成できるようにします。 

前述したように、メールマーケティングに関するコンテンツは世の中に大量にあります。プリファレンスセンターからアクセシビリティまで、あなたにはメールマーケティング戦略を展開して進化させるためのツールがあります。これらのトピックについてもっと学ぶことはありますが、メールの攻略に取り掛かる準備はできているはずです。1 つずつメールをパーソナライズしていきましょう。

リソース

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