オンボーディングの自動化
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Sales Cloud PRM によって新しいパートナーのオンボーディングが容易になるしくみを説明する。
- 新しいパートナーのトレーニングと認定の方法を説明する。
- Sales Cloud PRM でパートナーを管理する。
パートナーの採用とオンボーディングでの時間の節約
パートナーの採用とオンボーディングは、パートナーとの良い関係を築くための第一歩です。
プログラムの促進とリードの取得
Sales Cloud PRM は、エクスペリエンスビルダーを使用して既存の Web サイトに組み込むことができます。パートナープログラムを強調するカスタムページを、コードではなくクリックを使用して簡単に作成できます。関心を持ったパートナーの情報を取得する Web-To-リードフォームを埋め込むことができます。質問表を使用して、さらに多くのインサイトを取得し、潜在的なパートナーが会社に適しているかどうかを判断できます。
シームレスな社内レビューと承認
AppExchange から入手できるプロファイリング機能、電子署名機能、パートナープロビジョニング機能によって、社内パートナー審査プロセスをさらに効果的なものにします。AppExchange では、パートナー採用アプリケーションにも注目してください。このアプリケーションには、事前定義された項目や質問を備えたパートナー採用フォーム、潜在的なパートナーに送信できる質問表へのリンクが含まれたカスタマイズ可能なメール、応答追跡が用意されています。
LMS アプリケーションを使用したパートナーのトレーニングと認定
学習管理ソリューション (LMS) アプリケーションは、コンポーネントとして Sales Cloud PRM にドラッグアンドドロップできます。これらは AppExchange にあります。Salesforce は、トレーニングを容易にするアプリケーションを作成した Appinium や NetExam などのパートナーと戦略的な関係を持っています。
学習ジャーニーのパーソナライズ
ロールごと、あるいは特定のパートナーごとの学習ジャーニーを作成します。パートナーが最初にオンボーディングページにアクセスしたときに、オンボーディングに必要な作業に集中できるように環境をカスタマイズし、パートナーに次のステップが明確にわかるようにできます。Appinium や NetExam などの Salesforce パートナーを活用することで、24 時間いつでも学習できる動画をオンラインで提供できます。パートナーがトレーニングを終えると、パートナーを認定済みまたはオンボーディング済みと自動的にマークするルールがトリガーされます。完了後にパートナーポータルがメインパートナー環境に切り替わるように設定できます。
トレーニングの監視とレポート
事前作成済みのレポートとダッシュボードによって、ベンダーはパートナーやパートナーマネージャーの進行状況を監視して、チームのパフォーマンスを追跡できます。
1 つのプラットフォームでパートナーを管理
体系的なパートナープログラムの作成
パートナーが学習ジャーニーの特定のチェックポイントを通過したときに、アクセス権の昇格や報奨によってやる気を高めることができます。パートナーがいくつかのレベル (ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナなど) を上がっていくようにします。ベンダーが高いパートナーレベルでの報奨によってインセンティブをパートナーに提供すれば、パートナーは目標達成に努力することになり、ベンダーとパートナーの両者にメリットがあります。
パフォーマンス目標と KPI の設定
チャネル取引先計画によって、ベンダーはパートナーの目標を設定し、それをレポートとダッシュボードによって追跡できます。パートナーはこの目標を目指して、独自の社内売上目標を計画します。このデータを Salesforce で追跡することによって、ベンダーはパートナーの全体像を把握できます。
パートナースコアカードを作成することで、ベンダーはチャネル取引先計画の KPI を測定し、一貫性のあるパートナー成長戦略を維持できます。
リソース
- App Exchange: Partner Onboarding Component
- App Exchange: Appinium for Learning
- App Exchange: NetExam Customer & Channel Partner Training LMS