パフォーマンスの分析とサービスの提供
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ベンダーがパートナーにセルフサービス機能を提供する方法を説明する。
- Sales Cloud PRM に標準搭載されている分析ツールについて説明する。
- パートナーが使用できる高度な分析ツールについて説明する。
セルフサービスによるパートナーの強化
AI 搭載の知識ベースの拡張
Sales Cloud PRM に Knowledge を埋め込むことで、ベンダーはパートナーにセルフサービス記事を提供して、パートナーがいつでも一般的な質問に対する答えを得られるようにできます。人工知能によって、関連する記事や現在のトレンド記事が提案されます。
パートナーによるケースの登録と管理
オンボーディングの支援が必要な場合や商品について問題がある場合、またはその他のあらゆる理由で、パートナーにはベンダーに具体的な質問ができる機能が必要です。ケース管理を使用すれば、パートナーはケースを登録し、ベンダーはそれらのケースを体系的に管理できます。ケースは自動的に適切なサポートスタッフに転送されるため、そのケースを解決するのに最適な人が対応します。
リアルタイムチャットサポートの提供
パートナーがさらにパーソナライズされたサポートを必要としている場合、ベンダーは Live Agent によってアプリケーション内チャットを提供できます。ベンダーは一定のサービス時間を設定し、その時間内にパートナーはオンラインチャットウィンドウを通じてベンダーに連絡し、実際のサービスエージェントと会話できます。
標準分析の提供
パートナーが簡単にレポートを作成
パートナーが Lightning レポートビルダーを使用してデータを自由に分析できるようにします。最大の利点は、パートナーがアクセスできるデータを決定できることです。これは、Salesforce の他のユーザーと同じです。
パートナーに表示されるデータを制御
パートナーにダッシュボードを共有すると、基盤となるデータへのフルアクセスは提供せずに、一部のデータをグラフで公開できます。そうすることで、パートナーは各自の進行状況を他のパートナーと比較して追跡することができますが、機密の詳細はパートナーに表示されません。
どこからでも重要な意思決定を実行
モバイルのレスポンシブなレポートとダッシュボードを使用することで、ベンダーとパートナーはどのデバイスからでも意思決定を行うことができます。
Tableau CRM for Sales を使用したデータ操作の簡易化
パートナーがビジネスを理解
Tableau CRM for Sales を使用すると、ベンダーはあらゆるデータソースを Salesforce に取り込むことができます。パートナーは、このデータから営業パフォーマンスに関する貴重なインサイトを得ることができます。パフォーマンスサマリーやベンチマーク履歴など、Tableau CRM for Sales にはさまざまな機能があります。
動的グラフによる容易な分析
パートナーは、視覚的に魅力ある方法で、データにドリルインできます。パートナーがさまざまなセクションをクリックすると、選択された条件を反映するようにグラフが自動的に更新されるため、アップセル商談やクロスセル商談を見つけやすくなっています。これは、チャネルでの真のセルフサービスデータ探索です。
リソース
- Trailhead モジュール: Service Cloud プラットフォームの効率性
- Trailhead モジュール: Tableau CRM for Sales アプリケーション
- Salesforce サイト: Tableau CRM