コネクタをインストールして Pardot を有効化する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- コネクタユーザーを設定する。
- Pardot AppExchange アプリケーションをインストールする。
- Salesforce で Pardot を有効にする。
- Pardot で Salesforce-Pardot コネクタを設定および一時停止解除する。
一緒にトレイルを進みましょう
エキスパートからのステップとプロセスの詳細を説明します。
コネクタユーザーを設定する
コネクタユーザーを設定する前に、コネクタユーザーに次の権限があることを確認します。
- API の有効化
- プロファイルと権限セットの管理
- すべてのユーザーの参照
- 設定・定義を参照する
次は、コネクタユーザーに「Pardot コネクタユーザー」権限セットを付与する必要があります。
- [マーケティング設定] の [クイック検索] ボックスに
「ユーザー」
と入力し、[ユーザー] を選択します。 - コネクタユーザーを選択します。
- [権限セットの割り当て] までスクロールして、[割り当ての編集] をクリックします。
- [利用可能な権限セット] ボックスで、[Pardot コネクタユーザー] をクリックします。
- [追加] 矢印ボタンをクリックします。
- [保存] をクリックします。
追加のセキュリティレイヤーとして、Salesforce 標準オブジェクトに対するコネクタユーザーの権限はシステム管理者が手動で設定する必要があります。
Pardot コネクタユーザーに、次のように標準オブジェクトに対する権限が付与されていること確認してください。
オブジェクト名 |
オブジェクト権限 |
項目権限 |
取引先 |
すべて表示 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
キャンペーン |
作成、編集、参照、すべて表示 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
CampaignMember |
作成、参照、編集 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
取引先責任者 |
作成、編集、参照、すべて表示、すべて変更 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
リード |
作成、編集、参照、すべて表示、すべて変更 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
ObjectChangeLogs |
すべて表示、すべて変更 |
すべて |
商談 |
すべて表示 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
ToDo |
ToDo の編集 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
ユーザー |
すべてのユーザーの参照 |
Pardot と同期するすべての標準およびカスタム項目 |
Pardot AppExchange アプリケーションをインストールする
Pardot をインストールおよび有効化できるのは Salesforce プラットフォーム内の Salesforce システム管理者のみです。設定を完了するには、Salesforce システム管理者がアカウントの Pardot 側を設定できる Pardot 管理者を任命します。幸いにも Pardot 管理者は Salesforce システム管理者である必要はありません。
では、正しい権限セットをダウンロードしてインストールし、設定してみましょう。
- リードと取引先責任者のカスタムアプリケーション、カスタムタブ、カスタム項目で、Salesforce 取引先が更新されるように、インストールリンクにアクセスします。この項目を表示するには、ビューの変更が必要になる場合があります。
- すべてのアクションを確認し、[インストール] をクリックします。
- インストールウィザードで、[管理のみへのアクセスの許可] を選択します。
Pardot を有効化する前に、Pardot 管理者として指定されたユーザーに Pardot Lightning アプリケーションへのアクセス権を付与します。次の手順は、Pardot Lightning アプリケーションを設定するために必要な基本的な実行手順です。
- Pardot 接続アプリケーションへのアクセス権をユーザーに付与します。
- 「Sales Cloud ユーザー」または「CRM ユーザー」権限セットを割り当てます。
- ユーザーがアプリケーションを使用できるようにします。
アプリケーションが有効になったので、このアプリケーション権限が割り当てられた Sales Cloud ユーザーシートを持つすべてのユーザーのアプリケーションランチャーにアプリケーションが表示されます。
Pardot を有効にする
Salesforce システム管理者は、新しい Pardot ビジネスユニットを有効にして、Pardot 管理者を指名する必要があります。複数の Pardot ビジネスユニットがある場合は、必ずビジネスユニットごとにに Pardot 管理者を割り当ててください。
Pardot の有効化には、パートナーを使用することを強くお勧めします。詳細は、「リソース」セクションの「Salesforce Connector Setup Guide (Salesforce コネクタ設定ガイド)」を参照してください。
Pardot で Salesforce-Pardot コネクタを設定および一時停止解除する
Salesforce-Pardot コネクタは、一時停止状態で作成されます。データの同期を開始するには、Pardot 管理者がコネクタを設定して、一時停止を解除する必要があります。Salesforce-Pardot コネクタでは同期にインテグレーションユーザーが使用されます。レコードを選択的に同期する場合は、一時停止を解除する前に、適切な権限を持ったユーザーにコネクタユーザーを変更するか、マーケティングデータ共有を設定します。
Salesforce に存在するリードや取引先責任者が Pardot に存在しない場合は、Pardot に自動的に同期されません。同期を確立するためには、存在しないレコードをインポートする必要があります。
次の単元では、Salesforce で Salesforce-Pardot コネクタを設定する方法について学習します。
リソース
- Pardot サイト: Salesforce Connector Setup Guide (Salesforce コネクタ設定ガイド) Salesforce ヘルプ: Pardot AppExchange アプリケーションのインストール
- Salesforce ヘルプ: Salesforce-Pardot コネクタのテスト
- Salesforce ヘルプ: コネクタユーザーを設定する
- Salesforce ヘルプ: マーケティングデータ共有
- Pardot サイト: Salesforce Connector Setup Guide (Salesforce コネクタ設定ガイド) Pardot サイト: Implementing Selective Syncing (選択的同期の実装)