Pardot のランディングページの使用
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Pardot のランディングページの概要と使用する状況を説明する。
- ランディングページのさまざまな作成方法の中から選択する。
- ランディングページを作成する。
ランディングページとは、ビジターがリンクや広告をクリックしたときに通常誘導される特定の Web ページです。このページには概して、広告、検索キーワード、クリックしたリンクに固有のコンテンツが表示されます。Web サイトのナビゲーションを明快なものにすることは重要ですが、ビジターを直接会社のホームページに誘導することは、ビジターの変換において効率的な手段ではありません。ランディングページには、メールアドレスを入力してプロスペクトになったり、予定されているイベントに登録したりするなど、ビジター/プロスペクトに特定のアクションを促すことを目的とする効率的なパスが示されます。
Pardot のランディングページビルダーを使用すると、Web 開発者の助けを借りなくてもランディングページを作成できます。ランディングページは Pardot でホストされるため、プロスペクトがこれまでにランディングぺージで閲覧または登録をしたことがあるかどうかに基づいてオートメーションで作成できます。使用可能なオートメーション条件の完全リストについては、「リソース」セクションを参照してください。
ランディングページを作成する場合、カスタムレイアウトテンプレートを使用してランディングページにスタイルを設定することも、Pardot ストックテンプレートとドラッグアンドドロップエディタを併用することもできます。
次の短い動画は、ランディングページの両方の設計オプションを説明しています。
以下の便利な表を参考に、どちらのオプションを使用するかを判断します。
マーケティング上のニーズ |
ランディングページの作成方法 |
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このいずれかのシナリオに該当する場合は、HTML を格納するカスタムレイアウトテンプレートを作成してから、付属のランディングページに適用します。この手順は、「ランディングページ用レイアウトテンプレートの作成」記事を参照してください。既存の Web サイトのデザインを複製する方法については、カスタムレイアウトテンプレートを使用してランディングページを作成する手順を参照してください。 |
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このシナリオに該当する場合は、自身のニーズに応じた Pardot ストックテンプレートを選択します。ストックテンプレートを使用する場合は、レイアウトテンプレートの手順をすべてスキップして、ランディングページビルダーに進みます。この手順は、「ストックテンプレートを使用したランディングページの作成」記事を参照してください。 |
「Pardot の基本」で紹介したとおり、Leung は近々開催されるクライアント感謝イベントの準備を進めています。これまでに [RSVP (出欠確認)] カスタム項目を作成し、現在はシンプルな [RSVP (出欠確認)] フォームをホストするごく簡単なランディングページを作成したいと考えています。
「Pardot の基本」モジュールの Pardot の管理の単元で [RSVP (出欠確認)] カスタム項目を作成しました。上記の単元を修了していない場合は、まずこの単元でカスタム項目を作成することをお勧めします(心配いりません。作成し終えるまでお待ちします)。
Leung はイベントプロモーションの全資料にランディングページを使用するつもりです。Leung は優秀な Pardot 管理者ながら、HTML には若干の不安があるため、Pardot ドラッグアンドドロップウィザードを使用してページを作成することにします。
Cloudy Consulting が近々開催するクライアント感謝イベント用のランディングページを作成してみましょう。
ステップ 1: 新しいランディングページを作成する
- [マーケティング] | [ランディングページ] | [新規ランディングページ] に移動します。
- このランディングページの [名前] 項目に「Cloudy Consulting Client Appreciation Social (Cloudy Consulting のクライアント感謝ソーシャル)」と入力します。心配いりません。この名前は Pardot 管理者にしか表示されません。
- [タイトル] に「Cloudy Consulting Thanks You!」 (Cloudy Consulting が感謝を込めて!) と入力します。このテキストは、ブラウザーのタイトルバーに表示されます。
- [Web サイトトラッキング] キャンペーンを選択します。
- [次へ] をクリックします。
ステップ 2 — フォームを選択する
- [新規フォームを作成] を選択して、フォームウィザードを起動します。
- [次へ] をクリックします。
- フォームの名前に「RSVP (出欠確認)」と入力します。
- [次へ] をクリックします。
- [+ 新しい項目を追加] をクリックします。
- 「Pardot の基本」モジュールで作成した [RSVP (出欠確認)] カスタム項目を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [標準フォーム] フォームレイアウトテンプレートを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- フォームのお礼メッセージはデフォルト設定のままにして、[次へ] をクリックします。
ステップ 3 — コンテンツレイアウト:
- [ストックテンプレート] を選択して、Pardot のフォーマット済みストックテンプレートのオプションを確認します。
- [新規開始] テンプレートを選択します。
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を選択して、ビルダーの中央にドラッグします。この操作により、[RSVP (出欠確認)] フォームに値が自動入力されます。
- ページ全体を変更する場合は (フォントファミリ、フォントサイズ、背景色など)、[ページオプション] を選択します。
- ページを好きなようにデザインします!
ステップ 4 — 確認して保存する
- 確認ページを見直して、最終的なランディングページを決定します。[ランディングページをプレビュー] を選択して、保存する前にページを表示します。
- [確認して保存] をクリックして、作業を保存します。
やりました! Leung がイベントの出欠確認に使用できるシンプルなランディングページを作成しました。
このモジュールを通して、ビジターおよびプロスペクトを追跡する方法、そしてプロスペクトの最初のタッチポイントをキャプチャするためのキャンペーンを Pardot で作成する方法を習得しました。リードを生成してプロスペクトの経時的な情報を収集するフォームを作成し、そのフォームをホストするランディングページを作成しました。
これで、フォームとランディングページを活用して、Pardot にリードやプロスペクトを生成することができ、プロスペクトにブランド化されたシームレスなエクスペリエンスをもたらすことができます。