Skip to main content

Account Engagement の操作方法について

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Account Engagement ダッシュボードの主なセクションを挙げる。
  • Account Engagement の操作方法を知る。

実現への道のり

Marketing Cloud Account Engagement がどのようなものなのかがわかり、自分の会社やグループに適していることを理解したところで、いよいよ本題に入りましょう。ここでは Account Engagement の機能に目を向け、今後愛用することになるあらゆるツールへのアクセス方法を説明します。この単元では、あなたが Account Engagement 管理者であり、またエンドユーザーでもあると想定します。

Marketing Cloud Account Engagement ダッシュボードの概要

Marketing Cloud Account Engagement ダッシュボードは、ログインしたときに最初に表示される画面です。Account Engagement の基盤であり、管理者の指令本部です。ここには、アカウント通知およびアクティブプロスペクトレコードのマクロビューが示されます。また、他のデータ (後述) にも簡単にアクセスできます。 

ナビゲーションバー (1) には、デフォルトで 8 つの主なメニュー項目があります。[Prospects (プロスペクト)]、[Campaigns (キャンペーン)]、[Automations (オートメーション)]、[Email (メール)]、[Content (コンテンツ)]、[Account Engagement Reports (Account Engagement レポート)]、[Reports (レポート)] と、[Account Engagement Settings (Account Engagement 設定)] からの [Admin (管理)] インターフェースへのアクセスです。これは Lightning アプリケーションなので、上部に表示されるタブをカスタマイズして、その他の重要な Salesforce オブジェクトやお気に入りの項目にアクセスしやすくすることができます。

Pardot ダッシュボード。ナビゲーションサイドバーと [作成されたプロスペクト] グラフが強調表示されています。

[作成されたプロスペクト] (2) グラフには、フォーム、フォームハンドラー、ランディングページ変換によって作成された、または API 経由を含むインポートによって作成された新規プロスペクトの数が表示されます。これには、アーカイブされたプロスペクトとアーカイブ解除されたプロスペクトの両方が含まれます。

Pardot ダッシュボード。[マーケティングカレンダー]、[レビュー対象のアクティブプロスペクト]、[識別された会社] のリストが強調表示されています。

[マーケティングカレンダー] (3) には、スケジュール済みメールキャンペーンおよびソーシャル投稿がすべて表示されるため、今後予定されているコンテンツを確認して、必要に応じてスケジュールを調整することができます。また、チームの進行状況を管理するために、さらなるイベントや他のマーケティング担当者を追加することもできます。これは、Account Engagement Plus Edition および Advanced Edition でのみ使用できます。

[レビュー対象のアクティブプロスペクト] (4) リストには、フォームの登録、ページの訪問、リンクのクリックといったアクティビティを最近行ったプロスペクトが最大 5 名表示されます。 

[識別された会社] (5) リストには、識別可能な会社に属する最新のビジターが最大 5 名表示されます。[ビジターをさらに表示] をクリックすると、識別されたすべての会社が表示されます。

Account Engagement の操作方法を知る

Sales Cloud の Lightning Experience ナビゲーションバーによく似た Account Engagement のメインメニューナビゲーションは使いやすく、アプリケーション内を一貫した方法で移動できます。システム管理者またはユーザーであれば、そのうちにダッシュボードを使いこなし、メニューナビゲーションバーから Account Engagement 内を移動できるようになります。ここでは、アカウントのカスタマイズおよび設定、オートメーションツールやプログラムの構築、ユーザーの追加なども行います。

Account Engagement ナビゲーションは、8 つの主なセクションに分かれています。[Dashboard (ダッシュボード)]、[Prospects (プロスペクト)]、[Campaigns (キャンペーン)]、[Automations (オートメーション)]、[Email (メール)]、[Content (コンテンツ)]、[Account Engagement Reports (Account Engagement レポート)]、[Reports (レポート)]、[Account Engagement Settings (Account Engagement 設定)] です。

各セクションを順番に見ていきましょう。 

[プロスペクト] タブのメインページ。

[プロスペクト] タブからは、アカウント内のプロスペクトのレコードにアクセスできます。[プロスペクトリスト] にアカウントの各プロスペクトが示されます。[プロスペクトアカウント] で、プロスペクトをアカウント別に分類することもできます。[1 対 1 のメール] では、1 人のプロスペクトに個別のメールを送信できます。最後の [ビジター] では、Web サイトのページビューや個別の訪問を監視できます。

[キャンペーン] タブのホームページ。

[キャンペーン] タブでは、すべてのキャンペーンを追跡できます。これらのキャンペーンは、日付または種別によって並び替えたり絞り込んだりできます。いずれかのキャンペーンにドリルインして、パフォーマンスを確認することもできます。 

[オートメーション] タブのホームページ。

[オートメーション] タブでは、オートメーションルール、ページアクション、セグメンテーションリストなどのオートメーションツールを使用して、プロスペクトの更新、セグメント化や、プロスペクトに関する通知の送信を実行できます。ここから、Engagement Studio プログラムを作成、構築して、プロスペクトを育成することもできます。 

[Pardot メール] タブのホームページ。

[Email (メール)] タブには、メールに関するあらゆる情報が表示されます。ここから、すべてのメールドラフト、スケジュール済みメール、送信済みメールにアクセスできます。すべての Account Engagement メールテンプレートもここで作成され、ここでアクセスできます。また、A/B テストの結果などのメールテストもここにあります。登録解除リンクとメールプリファレンスリンクがメールに含まれているため、それらのページもここで見つけて編集することができます。メールテンプレートを使用する Engagement Studio プログラムとメール送信先のセグメンテーションリストにも 1 回クリックするだけでアクセスできます。 

[コンテンツ] ホームページ

[Content (コンテンツ)] タブでは、フォーム、ランディングページ、カスタムリダイレクトなど、その他のコンテンツの作成と管理を行うことができます。フォルダーやタグを使用してコンテンツを整理、分類することもできます。検索とソーシャルのパフォーマンスもここにあります。

[Pardot レポート] ホームページ

[Reports (レポート)] タブでは、キャンペーン、コンバージョン率、接続済みのアプリケーション、プロスペクトのライフスタイルファネル、マーケティングアセットのパフォーマンスなど、Account Engagement に用意されているすべてのレポートにアクセスできます。このタブを使用して、アカウントの進行状況や健全性を監視できます。

[レポート] タブのホームページ。

[レポート] タブには、自分や他のユーザーが作成した公開または非公開のすべての Salesforce レポートが表示されます。

[Pardot 設定] ホームページ

[Account Engagement Settings (Account Engagement 設定)] タブは最後のデフォルトタブで、システム管理者が頻繁に使用するものです。ここでは、項目設定の制御、カスタムオブジェクトの作成および同期、メール認証プロトコルの設定、ユーザーのインポート、アカウントセキュリティの管理などを行います。 

これらのすべてのタブはデフォルトでアプリケーションに含まれていますが、システム管理者とユーザーは表示されるタブをカスタマイズできます。そうすることで、他の Salesforce オブジェクトやお気に入りの項目にさらにアクセスしやすくなります。

Account Engagement のナビゲーションがわかったところで、次の単元では効率的な管理方法を見ていきます。具体的には、ユーザーの管理、カスタム項目の作成、サードパーティアプリケーションの Account Engagement への接続の方法などを説明します。

リソース:

Salesforce ヘルプ: Account Engagement 基本リソース

無料で学習を続けましょう!
続けるにはアカウントにサインアップしてください。
サインアップすると次のような機能が利用できるようになります。
  • 各自のキャリア目標に合わせてパーソナライズされたおすすめが表示される
  • ハンズオン Challenge やテストでスキルを練習できる
  • 進捗状況を追跡して上司と共有できる
  • メンターやキャリアチャンスと繋がることができる