Omniscript ガイド付きインタラクションの詳細を確認する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 管理パッケージ用 Omnistudio の Omniscript ガイド付きインタラクションについて説明する。
- ユーザーがフォームに入力する場合に役立つ Omniscript 機能について説明する。
- ユーザーがプロセスを完了する場合に役立つ Omniscript 機能について説明する。
- ユーザーが 1 つ以上の項目セットから選択する場合に役立つ Omniscript 機能について説明する。
Omniscript から簡単なガイダンスを取得する
Omniscript ガイド付きインタラクションは、まさにその名が示すとおりの機能を備えており、セールスやサービスのプロセスを通じてユーザーをガイドし、ユーザーが迅速かつ容易に目標を達成できるようにします。このようなインタラクションは、動的かつ俊敏で拡張性に優れ、またパーソナライズされていることも多いため、魅力的で効果の高いカスタマーエクスペリエンスを生み出しています。
実際の動作を確認するために、ガイド付きインタラクションの数例とそのすばらしい機能を見ていきましょう。
フォームに記入する
フォームでは、ユーザーが情報を入力し、オプションを選択します。この動画では、エネルギー・公益事業のお客様がフォームを使用してメーターの計測値をオンラインで送信する手順をご覧いただけます。
それでは、お客様がフォームに入力する際のガイドとして役立つ機能をいくつか見てみましょう。
手順とヘルプを提供する
手順と写真は、お客様が電気メーターを見つけて特定するのに役立ちます。
データを入力して概算料金を表示する
お客様がメーターの計測値を入力すると、使用量に対するおおよその料金がすぐに表示されます。
プロセスを実行する
Omniscript のガイド付きインタラクションは、お客様やビジネスのプロセスで適切に機能します。これらのプロセスでは複数の画面や複数のデータベースにアクセスする必要があります。たとえば、お客様が請求書を見て支払うときに、特定の支払方法を選択したいと思うことがあります。
この動画では、保険会社のお客様が消費者ポータルから自宅の損害を報告し、保険の補償範囲と免責金額を確認して、保険金を請求する手順をご覧いただけます。
では、お客様がこのプロセスを実行する際のガイドとなる便利な機能をいくつか詳しく見ていきしょう。
新しいページに移動する
ユーザーは選択した内容に基づいて別のページに転送されます。
同じページに追加オプションを表示する
ユーザーがオプションを選択すると、同じページに追加項目が表示されます。
アップロードされた画像を確認する
ユーザーが損害の画像をアップロードすると、その画像が表示され、アップロードに成功したことが示されます。
確認事項を提供し、追加情報を表示する
インタラクションの最後にはトランザクションの受理番号 (1) とユーザー向けの有用なフォローアップ情報 (ここでは、連絡先情報 (2)) が表示されます。
1 つ以上の項目セットから選択する
お客様のインタラクションでは、ユーザーが情報を入力し、リストから項目を選択することがよくあります。お客様が入力や選択した情報によって、利用できるオプションが決まります。たとえば、お客様が保険の必要性に関するアンケートに入力すると、その回答に基づいて選択可能なプランのリストが表示されます。
この動画では、お客様は保険契約のために情報を入力し、選択を行います。
以下に、お客様がこのアンケートに回答する際のガイドとして役立つ機能をいくつか紹介します。
オプションに画像を使用する
ユーザーは 1 つ以上の項目を選択できます。ただし、ドロップダウンではなく、各オプションはグラフィックとテキスト表示ラベルによって表示されます。
ドロップダウンリストの選択肢を表示する
補償範囲のオプションでは、ユーザーは補償範囲の各種別に対して金額をドロップダウンリストから選択します。ドロップダウンリストの上にはテキストの代わりに画像が使用されています。
情報と選択内容に基づいてオプションを分岐する
ユーザーが特定の情報を入力し、オプションを選択すると、2 つの保険契約が提示されます。
住所の地図を表示する
ユーザーが住所を追加すると、住所が確認され、Google マップ上に表示されます。
これらの Omniscript ガイド付きインタラクションは、お客様のサービスエクスペリエンスを順を追って誘導し、その過程で役立つ情報を提供します。
では、どのようにして Omniscript インタラクションを作成するのでしょうか? Omniscript Designer を使用すると、その方法がわかります。次の単元では、その動的なドラッグアンドドロップ機能について学習します。次の単元でお待ちしています。