RPA プロセステストプランを実行して監視する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- テストプランを選択して実行する。
- テストの実行結果を確認する。
- 進行中のテスト実行を監視する。
前回の単元では、MuleSoft RPA Manager でテストプランを作成することを学習しました。この単元は、テストプランを実行して結果を確認することを学習します。
テストプランを実行する
RPA プロセスでは、ボットが遭遇する可能性のある現実世界のシナリオをシミュレートするために、複数のテストプランを作成することが一般的です。各テストプランは個別に設定されます。
デプロイするテスト設定を選択したら、[Execute (実行)] をクリックします。選択されたすべてのテストプランが同時に実行されます。リアルタイムで進行状況を監視します。結果は [Project (プロジェクト)] ビューの [Test Results (テスト結果)] ページに表示されます。
テスト結果を確認する
[Project (プロジェクト)] ビューの [Test Results (テスト結果)] ページに、テストがトリガーされたかどうかが表示されます。また、プロセスが正常に実行されたかどうかも表示されます。トリガーが失敗した場合、またはプロセス自体が失敗した場合は、結果を分析し、それに応じて修正します。テスト中に発見された問題に対処するために RPA プロセスをビルドフェーズに戻すのは、よくあることです。
テスト結果の詳細を表示するには、成功、失敗、または合計の列で数のリンクをクリックします。このリンクをクリックすると、以下の [プロセスの実行結果] ビューが表示されます。
テスト実行が失敗した場合、分析パッケージをダウンロードすることができます。これを RPA プロセスを作成するチームメンバーと共有すると、失敗の原因究明に役立てることができます。
ヒント: テスト結果が表示されない場合は、[Update (更新)] をクリックして、[Test Results (テスト結果)] ページを手動で更新してください。
RPA プロセス実行を監視する
Process Monitoring モジュールの [Bot State and Operation (ボットの状態と操作)] メニューでは、リモートマシンのプロセス実行をリアルタイムに監視することができます。次の情報が各ボットに表示されます。
[Bot State and Operation (ボットの状態と操作)] メニュー |
説明 |
---|---|
Secure session (セキュアセッション) |
ボットのプロセスに割り当てられている保護されたセッションの数を表示します。 |
State (状態) |
ボットが処理中のプロセスステップの状態を表示します。 |
Since (以降) |
処理が、表示されている状態に最後になった時刻を表示します。 |
Process instance (プロセスインスタンス) |
現在実行中のプロセスインスタンスの一意の ID を表示します。 |
Activity (アクティビティ) |
現在実行中のアクティビティワークフローの名前を表示します。 |
Work done (完了した作業) |
プロセスがデプロイされてから、正常に実行されたプロセス実行の数を表示します。 |
テーブルの右側にある監視アイコンにはプロセスのストリームが表示されます。これは、プロセスが失敗した場所を特定するための重要なツールです。
ウォークスルー
次のデモ動画で、テストプランを操作する方法を確認してください。テキストの手順を見ながら同時に実行したい場合は、ウォークスルーの手順を参照してください。
ウォークスルーと課題のクリーンアップ
ウォークスルーを完了したら、クリーンアップ手順に従って、実際には参加する予定のない MuleSoft Meetup イベントの参加登録を取り消してください。次の動画では、このクリーンアップの手順を説明しています。
まとめ
お疲れ様でした。MuleSoft RPA Manager を使用して、RPA プロセスをテストする方法を理解できました。これで、テストプランを作成して実行し、テスト結果を監視できるようなりました。