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MuleSoft サービスとユーザーアクセスを有効化する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • MuleSoft Composer の MuleSoft サービスを有効化する。
  • 「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットをユーザーに割り当てる。

MuleSoft Composer の MuleSoft サービスを有効化する

舞台裏では、MuleSoft Composer は MuleSoft Anypoint Platform で稼働します。MuleSoft Anypoint Platform は、インテグレーションと API の設計、構築、実行を可能にするエンタープライズインテグレーションプラットフォームです。Anypoint Platform を MuleSoft Composer と連携させるには、MuleSoft Composer の MuleSoft サービスを有効化する必要があります。 

このステップを実行すると、Salesforce によって Anypoint Platform の組織とアカウントが Salesforce 組織用に自動作成されます。その後 Salesforce 組織で MuleSoft Composer を使用すると、Anypoint Platform でこの Anypoint Platform 組織とアカウントを使用してすべてのインテグレーションフローが実行、管理されます。

このステップには重要な手順がいくつかありますが、簡単に実行できるようになっています。MuleSoft Composer の MuleSoft サービスを有効化するには、[Configure MuleSoft Services (MuleSoft サービスを設定)] ステップで [Initiate Configuration (設定を開始)] をクリックするだけです。これにより、Anypoint Platform の組織とアカウントが作成、設定され、Salesforce 組織に接続されます。

[Initiate Configuration (設定を開始)] ボタンが表示されている MuleSoft Composer の [設定] 画面。

[Initiate Configuration (設定を開始)] をクリックすると、[Configure MuleSoft Services (MuleSoft サービスを設定)] ステップの横にある [Failed to connect (接続に失敗)] メッセージが [Connected (接続済み)] に変わります。これは、MuleSoft Composer が MuleSoft サービスに接続されていることを意味します。

[Configure MuleSoft Services (MuleSoft サービスを設定)] が [Connected (接続済み)] と表示されている MuleSoft Composer の [設定] 画面。

次に、フローが実行できなかった場合に MuleSoft Composer からエンドユーザーにメール通知が送信されるようにするには、MuleSoft サービスで [Enabled (有効)] をクリックします。

MuleSoft サービスでメール通知が [Enabled (有効)] になっている MuleSoft Composer の [設定] 画面。

この処理後、MuleSoft Composer では、フローの失敗の確認とレポートの実行を 15 分ごとに行います。失敗したフローがある場合、フローのオーナーにメール通知が送信されます。

「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットをエンドユーザーに割り当てる

「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットが付与されたユーザーは、インテグレーションフローを作成、実行できます。MuleSoft Composer 管理パッケージをインストールしたシステム管理者は自動的にこの権限セットを持っているため、エンドユーザーにこの権限セットを付与することができるようになりました。また、設定プロセスのこの時点で、Salesforce 組織のすべてのシステム管理者は「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットを自身とエンドユーザーに割り当てることもできます。

「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットを個人エンドユーザーに割り当てるには、次の手順を実行します。 

  1. [Assign Users to MuleSoft Composer (ユーザーへの MuleSoft Composer の割り当て)] 設定ステップで、[Assign Users (ユーザーの割り当て)] をクリックします。[Permission Sets (権限セット)] ページが表示されます。
    [Assign Users (ユーザーの割り当て)] ボタンが表示されている MuleSoft Composer の [設定] 画面。
  2. [C] をクリックして、[Composer User (Composer ユーザー)] をクリックします。
    「Composer ユーザー」権限セットが表示されている [Permission Sets (権限セット)] ページ。
  3. [Manage Assignments (割り当ての管理)] をクリックします。
    [Manage Assignments (割り当ての管理)] ボタンが表示されている [Composer User (Composer ユーザー)] の [Permission Set (権限セット)] ページ。
  4. [Add Assignments (割り当てを追加)] をクリックします。
    [Add Assignments (割り当てを追加)] ボタンが表示されている [Composer User (Composer ユーザー)] の [Permission Set (権限セット)] ページ。
  5. 「MuleSoft Composer ユーザー」権限セットが必要なユーザーのユーザー名を選択します。
    下部に Jane Doe が表示されている [All Users (すべてのユーザー)] リスト。
  6. [Assign (割り当て)] をクリックします。
    選択されている Jane Doe と [Assign (割り当て)] ボタン。
  7. [Done (完了)] をクリックします。
    「Composer ユーザー」権限セットが割り当てられた Jane Doe。

MuleSoft Composer の使用を開始するには、もう 1 つ作業を行う必要があります。MuleSoft Composer の [設定] 画面の [Launch MuleSoft Composer (MuleSoft Composer を起動)] ステップで、[Launch (起動)] をクリックします。[Flows List (フローリスト)] ページが表示されます。これで、インテグレーションフローを作成、実行できるようになりました。

[Create New Flow (新規フローを作成)] ボタンが表示されたウェルカムページ。

このモジュールでは、MuleSoft Composer 管理パッケージをインストールする方法と、MuleSoft Composer にアクセスできるようにユーザーを事前承認する方法を学びました。MuleSoft サービスを有効化する方法と、MuleSoft Composer へのアクセス権をエンドユーザーに付与する方法も学びました。 

MuleSoft Composer のインテグレーション機能、フローコンポーネント、フロー作成タスクについての詳細は、「MuleSoft Composer の基本」モジュールを受講してください。

MuleSoft Composer を使用して一般的なインテグレーション問題を解決するフローを作成、実行する方法についての詳細は、「MuleSoft Composer」Trailmix の他のモジュールを受講してください。

リソース

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