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新規購読者の獲得

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 購読者をメールメッセージにオプトインさせる手段について説明する。
  • オプトインの手段の効率性を分析する。

オーディエンスの増大

メールオーディエンスを拡大するにはどうすればよいでしょうか? オーディエンスの増大はどのように測定できるのでしょうか? この単元では、購読者ベースを増大させる手段についていくつか説明します。

Web サイトのサインアップ

Web サイトにアカウントを作成するユーザーにメールアドレスの入力を求めます。あるいは、オンラインのロイヤルティプログラムを宣伝し、登録時にメールアドレスを必須にします。ユーザーに購読のインセンティブを示し、Web サイトの訪問者に対して「メーリングリストを購読すれば 10% オフ!」といったポップアップフォームを表示します。

モバイルのサインアップ

モバイルアプリケーションはありますか? ユーザーがアプリケーションに登録または使用する時点でメールにオプトインするオプションを作成します。

モバイルアプリケーションの広告の購入を検討します。モバイルデバイスで無料ゲームをプレーしていると、ゲームの途中で広告がポップアップ表示されますよね。この手の広告を使用して、顧客にメールの購読を促すことが考えられます。ただし、この戦略には注意が必要です。顧客をいら立たせ、そっぽを向かれる可能性があるためです。

シングルオプトインとダブルオプトイン

シングルオプトインでは、今後の送信のオプトインを 1 回のみ選択してもらいます。ダブルオプトインでは、今後の送信のオプトインを承諾し、その承諾を再度確定してもらいます。ダブルオプトインは、メールアドレスが正確に入力されているかどうかを検証できる優れた方法です。確定時に、最初にメールを入力したときのミスが検知されます。

たとえば、モバイルキャンペーンを実施して、このキャンペーンにオプトインするユーザーに、特定のショートコードのキーワードを入力してもらうことが考えられます。これはシングルオプトインの一例です。ユーザーにキーワードとメールアドレスを送信したうえで、届いたメールを開いてオプトインの選択を確定してもらう場合は、ダブルオプトインになります。

ソーシャルメディア

いずれかのソーシャルメディアでコンテンツを宣伝し、そのコンテンツにアクセスする条件としてメールの入力を求めることが考えられます。この方法は、Facebook、Instagram、LinkedIn など一般的なソーシャルメディアチャネルの多くで実施されています。いずれもサインアップするにはメールアドレスが必要です。ある例を見てみましょう。Cloud Kicks が Facebook に広告を掲載することにしました。あなたのニュースフィードに同社の広告が表示され、宣伝されている靴に関心を抱きます。その投稿をクリックすると、Cloud Kick の Facebook ページに移動します。そのページには、月刊ニュースレターを購読するためのリンクがあります。これは購読者を獲得する効果的な手段です。

メモ

リードキャプチャを使用してリードをキャプチャする方法についての詳細は、Trailhead の「Advertising Studio の実装」モジュールを参照してください。

店内のプロモーション

顧客のメールアドレスを収集する別の効率的な手段は、販売スタッフが会計時にメールアドレスを顧客に尋ねることです。たとえば、店舗から顧客に領収書をメール送信できる場合があります。あるいは、今後のお得な情報 (セールなど) をメール経由で知らせると伝えます。

メールアドレスの提供を求めるセルフレジ

コードを入力すればクーポンがもらえるという案内を店内に掲示することも考えられます。これは、店内とモバイルのオプトイン手段を組み合わせたもので、掲示されたコードを入力するにあたってメールアドレスも一緒に送信してもらいます。

営業およびカスタマーサービスへの電話

顧客から会社にかかってくる電話はすべて、メールアドレスを収集する絶好の機会です。顧客が、数日前の注文について営業担当に、あるいはサポートを求めてカスタマーサービス担当に電話をかけてきたときにメールアドレスを尋ねます。メールアドレスがわかれば、サービス担当が顧客のアカウントにアクセスできます。

オプションの比較

メールリストを拡張するためのさまざまな方法を見てきたところで、各手段の効率性を比較してみましょう。

購読者を獲得する各種手段

獲得手段

マーケティング担当者の使用率

効率性評価

Web サイトのサインアップ

74%

42%

モバイルのサインアップ

12%

59%

ソーシャルメディア

39%

59%

店内のプロモーション

20%

57%

営業のインバウンドコール

23%

71%

サービスのインバウンドコール

23%

63%

創造力を発揮して、顧客にオプトインし、定期的なコミュニケーションを受信してもらう手法を考案します。こうしたコミュニケーションやブランド認知を確立すれば、顧客ロイヤルティが高まり、ひいては収益性が向上します。

着実に増大していく購読者プールを築き、配信到達性の高い効果的なメールを送信できるようになりました。他に何か説明しておくことはあるでしょうか? 最後の単元では、顧客の満足度と、顧客との実りある関係を維持できるようにします。

リソース

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