Experience Cloud サイトでの住宅ローン申込への借主アクセス権を設定する

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

Richard のような借主のために住宅ローンオブジェクトとドキュメントチェックリスト項目へのアクセス権を持つカスタマーコミュニティプロファイルを作成します。Experience Cloud では借主とローン担当者が会って取引を行うためのセキュアで一元化されたプラットフォームが提供されます。

組織でサイト (デジタルエクスペリエンス) が有効になっていることを確認してください。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Profiles (プロファイル) と入力し、[Profiles (プロファイル)] を選択します。
[Profiles (プロファイル)] リストで、[Customer Community Login User]、[Customer Community Plus Login User]、[Customer Community Plus User]、または [Customer Community User] を選択します。
プロファイルページで [Clone (コピー)] をクリックします。
[Clone Profile (プロファイルのコピー)] ページで、コピーしたプロファイル名に Borrower (借主) と入力します。
作業内容を保存します。
[Borrower (借主)] のプロファイルページで、[Object Settings (オブジェクト設定)] をクリックします。
[Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目)] を検索して選択します。
[Edit (編集)] をクリックします。
[Read (参照)] アクセスのみを有効にします。
作業内容を保存します。
同じ手順で、[Borrower Profile (借主プロファイル)] の以下のオブジェクトについて、オブジェクト権限を「参照」、「作成」、「編集」、「削除」に更新します。

次に、カスタマーサイトに借主プロファイルを割り当てます。

サイト (デジタルエクスペリエンス) が有効になっており、組織でカスタマーサイトが少なくとも 1 つ作成されていることを確認してください。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス) と入力し、[All SItes (すべてのサイト)] を選択します。
[All Sites (すべてのサイト)] ページで、借主のプロファイルを割り当てるサイトの横にある [Workspaces (ワークスペース)] をクリックします。
[管理] タイルをクリックします。
左ペインで、[メンバー] をクリックします。
[プロファイルを選択] の下の検索ドロップダウンリストで [顧客] を選択します。
[選択可能なプロファイル] で、[Borrower (借主)] を選択して [追加]、[保存] の順にクリックします。

サイトのホームページのみを更新する必要があります。住宅ローン申込の一覧を表示するため、[Record List (レコードリスト)] コンポーネントをホームページに追加します。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス) と入力し、[All SItes (すべてのサイト)] を選択します。
[すべてのサイト] ページで、ホームページを更新するサイトの横にある [ビルダー] をクリックします。
ホームページで、[レコードリスト] コンポーネントをページにドラッグします。
[レコードリスト] プロパティウィンドウで、[オブジェクト名] を [住宅ローン申込] に設定します。
サイトへの変更を公開します。

サイトのレコード詳細ページに住宅ローンフローとドキュメントチェックリスト項目のリストを追加する準備ができました。

[Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Digital Experiences (デジタルエクスペリエンス) と入力し、[All SItes (すべてのサイト)] を選択します。
[すべてのサイト] ページで、レコード詳細ページを更新するサイトの横にある [ビルダー] をクリックします。
ホームページで、[ホーム] の右にあるドロップダウン矢印をクリックして [レコードの詳細] を選択します。
フローコンポーネントをページにドラッグします。
[フロー] プロパティウィンドウで、[フロー] を借主フロー名に設定して、[レコード ID をこの変数に渡す] を有効にします。
別のフローコンポーネントをページにドラッグします。
[フロー] プロパティウィンドウで、[フロー] を資産と債務フロー名に設定して、[レコード ID をこの変数に渡す] を有効にします。
ユーザーが入力する他の住宅ローンフローに対して、ステップ 6 とステップ 7 を繰り返します。
[レコードリスト] コンポーネントをページにドラッグします。
[レコードリスト] プロパティウィンドウで、[オブジェクト名] を [ドキュメントチェックリスト項目] に設定します。
サイトへの変更を公開します。

エクスペリエンスビルダーテンプレートの標準のコンポーネントとページでサポートされるすべてのオブジェクトのリストについては、「リソース」セクションを参照してください。

サイトテンプレートでサポートされるオブジェクトとは、そのオブジェクトページで標準のコンポーネントを使用できることを意味します。詳細は「リソース」セクションを参照してください。