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住宅ローン機能への基本的なユーザーアクセス権を設定する

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • 住宅ローン権限セットを割り当てる。
  • ローン担当者権限セットと引受人権限セットを作成して割り当てる。

はじめましょう

Cumulus Mortgages の Salesforce システム管理者として、会社のすべてのローン担当者と引受人が Financial Services Cloud の住宅ローンを使用して住宅ローン申込プロセスを自動化できるように設定します。

デジタル化された住宅ローン貸付プロセスによって、クライアントがマイホームに入居するまでの期間を短縮できる。

まず、住宅ローン権限セットを使用して、Sofia のようなローン担当者に Financial Services Cloud の住宅ローンとドキュメントチェックリスト項目に対するライセンスを割り当てます。

このモジュールでは、受講者が Financial Services Cloud のシステム管理者で、ここに記載の操作を実行する適切な権限を有しているものと想定しています。ただし、Financial Services Cloud のシステム管理者でなくても問題ありません。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを学習しましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground では Financial Services Cloud を使用できません。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Permission Sets (権限セット) と入力し、[Permission Sets (権限セット)] を選択します。
  2. [権限セット] 設定ページで、[住宅ローン] をクリックします。
  3. [割り当ての管理] をクリックして、[割り当てを追加] をクリックします。
  4. 住宅ローンライセンスにアクセスする必要があるユーザーを選択して、[割り当て][完了] の順にクリックします。
  5. [Permission Sets Setup (権限セット設定)] ページに戻り、割り当てたいドキュメントチェックリストライセンスが含まれたドキュメントチェックリスト権限セットの名前をクリックします。この権限セットは、最初に組織での設定が必要な場合もあります。
  6. [割り当ての管理] をクリックして、[割り当てを追加] をクリックします。
  7. ドキュメントチェックリストライセンスにアクセスする必要があるユーザーを選択して、[割り当て][完了] の順にクリックします。

これでユーザーに必要な権限が付与されました。

高度な住宅ローンユーザー権限セットを作成する

住宅ローンユーザーによって、Mortgage オブジェクトやドキュメントチェックリストオブジェクトへのアクセス権は異なります。フローを実行したり、Experience Cloud サイトユーザーを作成したりする住宅ローンユーザーもいます。 

権限セットを作成して、Cumulus のローン担当者や住宅ローン引受人など、さまざまな住宅ローンユーザーに必要なオブジェクトや機能の権限を割り当てます。では、その方法を学習しましょう。

ローン担当者権限セットを作成して割り当てる

Sofia のようなローン担当者に住宅ローンとドキュメントチェックリストの機能へのアクセス権を付与する権限セットを作成します。この権限セットによって、住宅ローンオブジェクト、ドキュメントチェックリストオブジェクト、その他のシステム権限へのアクセス権も付与されます。

[Loan Officer (ローン担当者)] 権限セットページ。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Permission Sets (権限セット) と入力し、[Permission Sets (権限セット)] を選択します。
  2. [Permission Sets Setup (権限セット)] 設定ページで、[New (新規)] をクリックします。
  3. 権限セットに Loan Officer (ローン担当者) という名前を付け、[License (ライセンス)] を [None (なし)] に設定して、作業内容を保存します。
  4. [Loan Officer (ローン担当者)] 権限セットページの [アプリケーション] で、[アプリケーション権限][編集] の順にクリックします。
  5. 次のように選択します。
    • [Call Center (コールセンター)] の下の [Manage Customer Users (カスタマーユーザーを管理)] を選択します。
    • [Flow and Flow Orchestration (フローおよびフローオーケストレーション)] で、[Run Flows (フローを実行)] を有効にします。
  6. 作業内容を保存し、[Permission Changes Confirmation (権限変更確認)] ウィンドウで [Save (保存)] をクリックします。
  7. [App Permissions (アプリケーション権限)] の右にあるドロップダウンリストで [System Permissions (システム権限)] を選択します。
  8. [System Permissions (システム権限)] ページで、[Edit (編集)] をクリックします。
  9. [System (システム)] セクションで次のように変更します。
    • [User license to access mortgage in Financial Services Cloud (Financial Services Cloud で住宅ローンにアクセスするためのユーザーライセンス)] を選択します。
    • [User license to access the Document Checklist features (ドキュメントチェックリスト機能にアクセスするためのユーザーライセンス)] を選択します。
  10. 作業内容を保存し、[Permission Changes Confirmation (権限変更確認)] ウィンドウで [Save (保存)] をクリックします。
  11. [System Permissions (システム権限)] の右にあるドロップダウンリストで [Object Settings (オブジェクト設定)] を選択します。
  12. [Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目)] を選択して、[Edit (編集)] をクリックします。
  13. [Read (参照)][Create (作成)][Edit (編集)]、および [Delete (削除)] を選択します。
  14. 作業内容を保存します。
  15. 残りの住宅ローンオブジェクトに対してステップ 12 ~ 14 を繰り返します。
    • ローン申込人住所
    • ローン申込人資産
    • ローン申込人申告
    • ローン申込人雇用
    • ローン申込人収入
    • ローン申込人債務
    • ローン申込人
    • ローン申込資産
    • ローン申込財務状況
    • ローン申込債務
    • ローン申込不動産
    • ローン申込所有者
    • 住宅ローン申込
  1. [Loan Officer Permission Set Overview (ローン担当者の権限セット概要)] ページで、[Manage Assignments (割り当ての管理)][Add Assignments (割り当てを追加)] の順にクリックします。
  2. ローン担当者権限セットを割り当てるユーザーを選択し、[割り当て][完了] の順にクリックします。

Loan Officer (ローン担当者) の設定が完了したら、次の主要な権限セットの設定に進みましょう。

住宅ローン引受人権限セットを作成して割り当てる

次に、Shah のような住宅ローン引受人に住宅ローンとドキュメントチェックリストの機能へのアクセス権を付与する権限セットを作成します。この権限セットによって、住宅ローンオブジェクトとドキュメントチェックリストオブジェクトへのアクセス権も付与されます。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Permission Sets (権限セット) と入力し、[Permission Sets (権限セット)] を選択します。
  2. [Permission Sets Setup (権限セット)] 設定ページで、[New (新規)] をクリックします。
  3. 権限セットに Underwriter (引受人) という名前を付け、[License (ライセンス)] を [None (なし)] に設定して、作業内容を保存します。
  4. [Underwriter (引受人)] 権限セットページの [システム] で、[システム権限][編集] の順にクリックします。
  5. [System (システム)] セクションで次のように選択します。
    • [User license to access mortgage in Financial Services Cloud (Financial Services Cloud で住宅ローンにアクセスするためのユーザーライセンス)] を選択します。
    • [User license to access the Document Checklist features (ドキュメントチェックリスト機能にアクセスするためのユーザーライセンス)] を選択します。
  6. 作業内容を保存し、[Permission Changes Confirmation (権限変更確認)] ウィンドウで [Save (保存)] をクリックします。
  7. [System Permissions (システム権限)] の右にあるドロップダウンリストで [Object Settings (オブジェクト設定)] を選択します。
  8. [Find Settings (設定の検索)] ボックスに Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目) と入力し、[Document Checklist Items (ドキュメントチェックリスト項目)][Edit (編集)] の順に選択します。
  9. [Read (参照)][Create (作成)][Edit (編集)] 権限を選択します。
  10. 作業内容を保存します。
  11. [Object Settings (オブジェクト設定)] リストで、[Loan Applicant Addresses (ローン申込人住所)] を選択し、[Edit (編集)] をクリックします。
  12. [Read (参照)] を有効にします。
  13. 作業内容を保存します。
  14. 残りの住宅ローンオブジェクトに対してステップ 11 ~ 13 を繰り返します。
    • ローン申込人資産
    • ローン申込人申告
    • ローン申込人雇用
    • ローン申込人収入
    • ローン申込人債務
    • ローン申込人
    • ローン申込資産
    • ローン申込財務状況
    • ローン申込債務
    • ローン申込不動産
    • ローン申込所有者
    • 住宅ローン申込
  1. [Underwriter (引受人)] 権限セットページで、[割り当ての管理][割り当てを追加] の順にクリックします。
  2. 引受人権限セットを割り当てるユーザーを選択し、[割り当て][完了] の順にクリックします。

これまでに実行したすべての設定は Financial Services Cloud の住宅ローンを設定するためにシステム管理者が行う基本的な下準備です。これで、次のフェーズである高度なユーザーアクセス権の設定に進む準備が整いました。

リソース

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