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Tableau Next でメトリクスを探索して共有する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • メトリクスのインサイトを探索する。
  • メトリクスをフォローおよび共有する。
  • 目標を追跡するためにメトリクスを設定する。

インサイトを探索する

Tableau Next のすべてのメトリクスには、データをより深く理解するためのインサイトが 1 つ以上含まれています。これらのインサイトは、数値の背後にある理由を示すものです。メトリクスを開くと、[Discover Insights (インサイトを見つける)] パネルに、提案された質問が表示されます。これらの質問をクリックするだけで、さらに詳しい情報が表示されます。

[Discover Insights (インサイトを見つける)] パネルが展開されたメトリクス探索ウィンドウ。

たとえば、販売メトリクスを開いた場合は「Which Manufacturer had the lowest Discount? (割引率が最も低かったメーカーは?)」といった質問が提案されます。その質問をクリックすると、インサイトが開きます。また、重要なデータに絞り込むためのフィルターを追加することもできます。

メトリクスをフォローして通知を受け取る

Tableau Next でメトリクスをフォローするのは、専属のデータアシスタントを雇うようなものです。メトリクスをフォローすると、データの変化に関するインサイトが Tableau Next のホームページに表示されます。自分のメトリクスを別のユーザーにフォローしてもらうように設定することもできます。チームメンバーが自分のメトリクスのフォロワーとしてあなたを追加または削除すると、Tableau Next から通知が届きます。

2 つ以上のメトリクスをフォローしている場合、Tableau Next はそれらのメトリクスに関連するインサイトの要約を AI によって生成します。この要約は自然言語で作成されるため、わかりやすく簡潔な全体像を把握できます。異常な変化など、影響度の高いインサイトは目立つように表示されます。この要約はホームページに表示されます (利用可能であれば Slack のダイジェストにも表示されます)。

メトリクスのスナップショットをコピーまたはダウンロードする

メトリクスは 2 つの簡単な方法で共有できます。メトリクスのスナップショット画像を .png ファイルとしてダウンロードするか、またはクリップボードにコピーするだけです。どちらの方法でも、フィルターと最新のデータが適用された状態のメトリクスがキャプチャされます。なお、この画像には自分の最新データが反映された個人用のビューが含まれるため、共有する前に機密情報が含まれていないことを必ず確認してください。

ドロップダウンメニューが開いた状態のメトリクス。

Slack でメトリクスを共有する

コラボレーションは重要ですので、Tableau Next では Slack を使用してメトリクスをチームと簡単に共有できるようになっています。詳しくは「Slack の Tableau Next: クイックルック」を参照してください。

目標を作成する

Tableau Next で目標を設定すると、特定の目的に向けた進捗を追跡できます。目標を作成すると、そのメトリクスを表示できるすべてのユーザーに目標が表示されます。すべてのユーザーが目標を作成、編集、削除できます。目標は、現在のメトリクスに適用されているフィルターと選択された期間に基づいて設定されます。

[Set Goal (目標の設定)] ウィンドウ

たとえば、四半期の売上を追跡している場合は、その四半期の開始から終了までを対象に目標を設定できます。期間が終了した目標は繰り返されないため、各期間の開始時に新しい目標を設定する必要があります。

目標を作成した後は、Tableau Next のダイジェストやホームページで進捗を確認できます。

まとめ

これで、Tableau Next でメトリクスを作成して管理する方法を理解できました。今後は、メトリクスを使用して KPI を一貫して追跡し、データに基づいた意思決定に役立つ有意義なインサイトを得ることができます。

リソース

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