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Salesforce Trust サイトの操作

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 自分の Marketing Cloud Engagement インスタンスの状況を確認できる場所を把握する。
  • セキュリティに不可欠な要素を見つける。
  • コンプライアンス標準の情報を見つける。

Trust サイトの概要

Warren Mehta は NTO の IT システムスペシャリストです。職務の 1 つは NTO Marketing Cloud Engagement システムを正常に稼働させることです。 

Salesforce システム管理者として、Salesforce Trust サイトについてはよく知っていますが、Marketing Cloud Engagement の職務に特に注意して Trust サイトを見直すことにしました。 

Salesforce Trust サイトは 3 つのセクションから構成されます。

  • [システム状況] には、インスタンスの健全性が視覚的に表示されます。
  • [セキュリティ] には、Salesforce のセキュリティプラクティスの概要が表示されます。
  • [コンプライアンス] には、Salesforce が準拠している標準が表示されます。

Salesforce Trust サイト。

各セクションを詳しく見ていきましょう。 

状況の確認

Warren は [システム状況] から NTO が使用している各製品のステータスサイトに簡単に移動できます。ほとんどの Salesforce 製品は Salesforce Status サイトにまとめられていますが、一部の製品は個別のステータスサイトを持っています。

Salesforce Trust サイトの [システム状況] セクション。

最近までは、Marketing Cloud Engagement の健全性データは個別のサイトに表示されていましたが、現在は Salesforce Status サイトに表示されます。そのため Warren は、NTO の Marketing Cloud Engagement で発生した問題を、他の Salesforce インスタンスと同じプロセスでトラブルシューティングできます。

セキュリティの確保

次に彼は [セキュリティ] タブを開きます。[セキュリティ] タブでは、Salesforce インスタンスと Marketing Cloud Engagement インスタンスのセキュリティに関する詳細を確認できます。一番上には、インスタンスの安全を確保するためのベストプラクティスを紹介したページへのリンクがあります。中央には、ユーザーロール別に情報が収集されたポータルへのリンクがあります。一番下には、セキュリティ関連の Trailhead モジュールなどのトレーニング資料へのリンクがあります。 

Salesforce Trust サイトの [セキュリティ] ページ。

コンプライアンスの遵守

次に彼は [コンプライアンス] タブを確認します。[コンプライアンス] タブでは、Salesforce が準拠している国内外のすべてのセキュリティ標準の情報を確認できます。

Salesforce Trust サイトの [コンプライアンス] ページ。

Warren は以前に、NTO が取引しているカナダの顧客が、NTO のシステムが UK Cyber Essentials 標準に準拠していることを商談成立の条件として提示しているという話を上司から聞いています。 

そこで [国] セクションでカナダを選択し、カナダに関連する標準を調べます。コンプライアンスバッジを見ると、Salesforce が UK Cyber Essentials 標準に準拠していることが確認できました。

詳細の確認

Warren は、Salesforce Trust サイトで NTO の Salesforce アカウントの状況、セキュリティのベストプラクティス、コンプライアンスの詳細に関する情報を調べることに慣れているため、Marketing Cloud Engagement がこのサイトに移行したことを歓迎しています。そのため、NTO 特有の Marketing Cloud Engagement インスタンスの状況について調べる方法を確認します。 

リソース

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