ビジネスユニットの管理
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- ビジネスユニットとは何かを説明する。
- ビジネスユニットを作成する。
ビジネスユニット
このモジュールの最初に説明したように、Enterprise 2.0 テナントを使用する場合は、ビジネスユニット別に Marketing Cloud Engagement を整理できます。ビジネスユニットで、Marketing Cloud Engagement 全体の情報のアクセスと共有を制御できます。たとえば、複数の部門やブランドがある会社は、ブランドごとにビジネスユニットを作成し、そのビジネスユニット内のユーザーにブランド固有のコンテンツのみへのアクセスを許可することができます。これにより、ユーザーロールと権限を使用してビジネスユニット内でユーザーが実行できることを制御できます。
ビジネスユニットで作業するユーザーは、そのビジネスユニットで作成されたすべてのアイテムにアクセスできます。他のビジネスユニットのユーザーとアイテムを共有するには、アプリケーションの [コンテンツ] および [購読者] セクションの共有アイテムフォルダーにアイテムを置きます。
ビジネスユニットを作成する前に、ビジネスユニットの組織構造を計画します。会社の階層構造を反映しますか? それとも地域を反映しますか? ワークフロープロセスや業務構造に合わせる必要がありますか? まず、ビジネスユニットのリストまたは図を作成して、関係者と一緒にレビューします。作成したら、次のステップでユーザーをビジネスユニットに割り当てます。
ビジネスユニットの作成
セットアップアプリケーションでは、ビジネスユニットを簡単に作成できます。
- Marketing Cloud Engagement で [セットアップ] に移動します。
-
[ビジネスユニット] をクリックします。
-
[作成] をクリックして開始します。
- ビジネスユニットの名前、説明、およびその他のプロパティを定義します。
- ビジネスユニットのタイムゾーンと日付形式はカスタマイズできます。そのため、ビジネスユニットのユーザーの多くが作業する場所を考慮して適切な値を選択します。
- この新しい子ビジネスユニットの親レベル (最上位) のビジネスユニットを選択します。
- ビジネスユニットからメールを送信するときにデフォルトのメールアドレスとして使用する表示名とメールアドレスを追加します。
- CAN-SPAM 規制の要求に従い、このビジネスユニットからのメールにデフォルトで含める郵送先住所情報を追加します。
- [購読取り消しの設定] のオプションを選択します。このビジネスユニットから送信されたメールの購読取り消しリンクを購読者がクリックした場合、その受信者の購読取り消しはこのビジネスユニットからのみか、または、エンタープライズアカウント内のすべてのビジネスユニットからかを選択します。
- 新しいビジネスユニットを保存します。
ビジネスユニットへのユーザーの追加
ビジネスユニットが用意できたので、ユーザーを該当するビジネスユニットに追加できるようになりました。
- Marketing Cloud Engagement で [セットアップ] に移動します。
-
[ユーザー] をクリックします。
- ユーザーを選択し、[ビジネスユニットの管理] をクリックしてユーザーをビジネスユニットに追加します。(ヒント: ビジネスユニットに複数のユーザーを作成するファイルをインポートすることもできます。)
- ユーザーのデフォルトビジネスユニットを選択します。
- ユーザーをビジネスユニットに割り当てます。
- 変更内容を保存します。
ビジネスユニットの全ユーザーを表示する場合でも、問題ありません。Marketing Cloud Engagement の [セットアップ] で、[ビジネスユニット] をクリックします。ビジネスユニットの横にあるチェックボックスを選択し、[ユーザーの表示] をクリックします。
ビジネスユニットが追加されたので、Marketing Cloud Engagement アカウントから送信するための最後の準備を実行できます。
リソース