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リリーススケジュールを知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • リリースの用語を定義する。
  • Marketing Cloud Engagement のリリース種別について説明する。

イノベーションを追求する

Salesforce が「そこそこ」で満足することはありません。常に製品を改善し刷新する方法を模索しています。私たちは日頃から「どうすればもっと良くなるか?」「どのように改良できるか?」「さらに効率化する方法はないか?」と問いかけています。どの住宅所有者にも家屋の修繕リストがあるように、どの先進的な IT チームにもテクノロジーの改善リストが存在します。家を改装する場合も、ソフトウェアを開発する場合も計画が必要です。

あなたにとって幸いなことは、Salesforce が舞台裏でこの入念な計画をすべてやってくれるため、あなたは Marketing Cloud Engagement のリリースごとに Salesforce の努力の結晶をすぐ活用できることです。こうしたリリースは、継続的な改善が功を奏し、あなたのようなお客様への影響が最小限になるように意図されています。さらに、Marketing Cloud Engagement のリリースの詳細 (用語、スケジュール、ライフサイクルなど) がわかれば、画期的なイノベーションを活用するための準備を整えることができます。では始めましょう。

Marketing Cloud Engagement のリリースの基本事項

Marketing Cloud Engagement ユーザーとして大切なことは、リリースがいつ行われる予定か、リリースについてどのような方法で連絡があるか、リリースがアカウントや日常業務にどのように影響するかを認識しておくことです。まず、Marketing Cloud Engagement のリリース用語を確認して、共通言語を理解できるようにします。

  • アジャイル開発: ソフトウェアの開発作業の管理に使用するプロジェクトの実施手法。大規模なプロジェクトに取り組むウォーターフォール手法とは異なり、アジャイル手法では小規模かつ短期的なタスクを完了させていきます。
  • バグ: 製品で検出されたエラーまたは欠陥。ステータスと完了がトラッキングされます。
  • ダウンタイム: 製品を利用できない期間
  • 緊急リリース: セキュリティやパフォーマンスに影響を及ぼすバグを修正するために、ただちに実施する必要がある製品の更新
  • 機能: Marketing Cloud Engagement に新しい機能を追加するため、または現行の機能を改善するために行う変更
  • フリーズ: 変更の締め切り日。機能フリーズはリリースに追加される内容に関係し、リリースフリーズは次回のリリースをこれ以上変更できなくなる日を指します。
  • 機能テスト: 一連の機能要件を評価する品質保証 (QA) テスト
  • GA: すべてのお客様に正式リリース (GA) される製品機能
  • 連携テスト: 更新後にシステムの各部が連携するかどうかをテストする QA テスト
  • 既知の問題: Trailblazer Community のメンバーが検知して登録した問題。登録された問題は、Salesforce 製品チームがバグとして監視してトラッキングします。
  • ライフサイクル: 製品の改善や修正を行う間隔
  • パッチリリース: 主としてバグや既知の問題の修正を目的に毎週実施されるリリース
  • パイロット機能: その機能のテストにサインアップした限られた人数のお客様に提供される機能
  • スプリント: 製品チームが特定のリストのタスクに取り組む短い期間 (通常は 2 週間)
  • スタック: 各自の Marketing Cloud Engagement アカウントが属するデータベースグループ。各自のスタックと特定のデータベース (インスタンスという) がアカウントのリリース日に影響します。
  • 単体テスト: 個々の更新が要件を満たし、期待される動作に従っていることを確認する QA テスト

Marketing Cloud Engagement のリリーススケジュール

リリースを説明する用語がわかったところで、次はリリーススケジュールを確認します。Marketing Cloud Engagement は、Salesforce のリリースサイクルと同様に、年に 3 回リリースする独自のスケジュールに従います。年 3 回のメジャーリリースのほか、週 1 回のパッチリリースと緊急リリースも実施します。各種のリリースについて、次のことを知っておく必要があります。

リリース種別

スケジュール

リリースの内容

ダウンタイム

メジャー

年 3 回

  • GA の機能
  • 新機能
  • バグ修正

なし

パッチ

週 1 回 (米国は毎週水曜日)

  • パイロット機能
  • 一般的なバグとセキュリティ更新
  • サポートケースに関連する既知の問題とバグ

なし

緊急

必要に応じて

  • エスカレーションされた既知の問題
  • サポートケースに関連し、エスカレーションされたバグ

なし

リリーススケジュールの例外

メモ

Datorama は Marketing Cloud Intelligence に改称されました。

上記のスケジュールに例外が 1 つあります。Marketing Cloud Intelligence はリリース手順が異なりますが、Marketing Cloud Engagement のリリースサイクルに合わせることができます。Marketing Cloud Intelligence を所有している場合は、新機能がアカウントにリリースされるときに通知を受け取ります。

メモ

Salesforce の全製品のリリース情報については、Salesforce リリースノートを参照してください。

次の単元では、リリースライフサイクルについて詳しく説明します。

リソース

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