Marketing Cloud Engagement for Industries について
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Marketing Cloud Engagement for Industries の利点を説明する。
- 顧客や関係者と関係を築くために Salesforce 組織を設定するのに [使用開始] ページがどう役立つかを説明する。
- メールとジャーニーのアセットを使用する利点を説明する。
特定業種向けの Marketing Cloud Engagement
顧客や関係者は、今日のコミュニケーションにこれまで以上に多くのことを期待しています。各メッセージは、パーソナライズして、対象を絞り、受信者に関連するものでなければなりません。生涯続く関係を築くために、こうした期待に応えていることをどのように確認できるでしょうか?
Marketing Cloud Engagement for Industries ではじめることができます。
あらゆる規模の企業や組織が、拡張可能なメールキャンペーンとデータに基づくインサイトを通じて、顧客と関係者にパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスを創出できるように設計されています。
Marketing Cloud Engagement for Industries は、Marketing Cloud を使用するための強固な基盤を提供します。特定の業種に合わせて調整された事前構築済みのツール、テンプレート、アセットを使用して、顧客や関係者とかつてないほど迅速にエンゲージできます。
はじめるにあたって必要なものを Marketing Cloud から入手できます。具体的には次のとおりです。
- メールマーケティング
- コンテンツ作成
- Salesforce Sales Cloud とのインテグレーション
- Automation Studio
- 一定数の連絡先、API コール、オートメーション、ユーザー、スーパーメッセージ
この他にも、Marketing Cloud Engagement をすばやく活用したり、セットアップに費やす時間を制限したりするためのツールを利用できます。便利な [使用開始] ページのガイドに従って構成を進めます。次に、サンプルメールテンプレートやジャーニーなど業種固有のアセットを使用して、Marketing Cloud からより多くの価値を短時間で引き出すことができます。
メモ
すでに Marketing Cloud を使用している場合でも、[Get Started (使用開始)] ページと事前構築済みアセットを追加できます。詳細は、Salesforce アカウントエグゼクティブにお問い合わせください。
[使用開始] ページと事前構築済みアセットを詳しく見てみましょう。
[使用開始] ページ: 価値への近道
[使用開始] ページから、Marketing Cloud Engagement for Industries のステップごとの手順に従って Marketing Cloud を構成し、Salesforce のデータに接続できます。
この 1 つの情報源に行うべきことが順に表示されており、進行状況が追跡されます。ドキュメントを検索するためにウィンドウやタブを切り替える必要はなく、セットアップの画面がいくつも表示されることもありません。追加のガイダンスが役立つ場合は、[使用開始] ページに必要なページへ直接移動するリンクが表示されます。
[使用開始] ページを使用すると、セットアップをすばやく完了し、本当にしたいこと、つまり関係者とのコミュニケーションに取りかかることができます。
一般的なコミュニケーションニーズに対応するアセット
最初のメッセージを送信するときが来たら、Marketing Cloud Engagement for Industries に含まれている事前構築済みのメールとジャーニーのアセットを使って作業を開始して、必要に応じてカスタマイズできます。
これらのアセットは、特定の業種に合わせて調整されています。ユーザーの要望を考慮して最も頻繁に送信するメッセージを Marketing Cloud Engagement for Industries に含めました。
これらの各アセットを使用して、顧客や関係者へのメッセージを大規模にすばやくパーソナライズできます。アセットは例として使用でき、さらにカスタマイズすることで、より高度なメールジャーニーを作成できます。
Marketing Cloud Engagement for Industries を使用すると、顧客や関係者とのメッセージングの拡大や改善を図るための強固な基盤を得ることができます。この基盤は、絶えず変化する関係者の期待に応えるために、設定を迅速に行い、戦略をすばやく切り替えるのに役立ちます。
リソース