スケジュールされたオートメーションによる生産性の向上

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 自動化するキャンペーンやメール送信を特定する。
  • テンプレートが生産性の向上にどのように役立つのかを説明する。
  • データとオートメーションによって、大規模にパーソナライズを促進する方法を説明する。

生産性の向上

すべてのデータをまとめて、顧客の単一のビューを作成することは、マーケティングの達人になるための最初の一歩です。データがすべて 1 か所に存在すれば、パーソナライズとテンプレートを使用してマーケティング活動を拡大できます。ただし、マーケティングキャンペーンの設定を開始する前に、スケジュールされたオートメーションの一環として、どのキャンペーンを送信するのかを特定しましょう。

オートメーションをスケジュールすることによって、メールを事前に作成し、いつ送信するのかを計画できます。また、データやコンテンツの更新を計画したり、メール自体を送信の直前に変更したりできます。

マーケティング活動を拡大しようとするときには、まずキャンペーンスケジュールを決定します。初めに、ニュースレターやプロモーション送信を、毎週、各週、毎月のいずれにするのかを決定します。どのメールによって一貫したつながりやエンゲージメントを促進できるのかを判断し、それらを定期的に送信します。

次に、米国でのビジネスの季節性に注目します。次に例を示します。

  • 小売業の場合、ブラックフライデーやサイバーマンデーは重要な日です。そうした日の直前に、強力なメール配信を計画します。
  • アラスカで芝刈り機を販売しているのであれば、春の雪解け時にキャンペーンを計画します。
  • 税金に関するビジネスを行っている場合、4 月 15 日は目標となる重要な日付です。
  • ヘルスケア会社は、オープンエンロールメント期間中にメール配信を行うことができます。

つまり、ビジネスのハイシーズンを特定して、キャンペーンやメール送信の予定をカレンダーに組み込むということです。これは、ビジネスの季節性を軸として展開される、日常的なキャンペーンとその他のイベントの両方に当てはまります。

最後に、組織に固有の、イベント主導のキャンペーンについて考慮します。カレンダーをもう一度見てみましょう。どの展示会、コンベンション、業界イベントについてコミュニケーションやプロモーションを計画する必要がありますか? また、組織に固有の出来事を調べて、それらを祝う方法を見つけます。会社の創立記念日には、プロスペクトや顧客と喜びを分かち合いましょう。

Marketing Cloud での創立記念日キャンペーンのスケジュール

メールキャンペーンを事前に計画し、すべてのオプションを考慮してから、自動メール送信をスケジュールすることで、マーケティングと拡大に向けた取り組みの生産性が向上します。

テンプレートの作成とデータの利用

送信するキャンペーンやメールを決定し、送信日も決定しました。これで、テンプレートを最大限に活用できるようになりました。マーケティングにおいて、テンプレートとはどのようなものでしょうか? 基本的に、それはブランド設定されたメールのヘッダーとフッターです。楽しんで作成してください。目的は、エンゲージメントを促進し、そのメールが信頼できるブランドからのものであると、購読者に知らせることです。

メールテンプレート作成についての詳細は「Marketing Cloud 商品」モジュールまたは次の短い動画を参照してください。


メールテンプレートを作成したら、自社が収集している有用なファーストパーティデータに基づき、さまざまなコンテンツ領域に注目して、それをパーソナライズできます。コンテンツ領域とは、メールテンプレートの各部のことです。画像、テキスト、HTML コード、埋め込み動画または記事を含めることができます。マーケティング担当者は、データを活用するルールを作成し、ダイナミックコンテンツを使用してそれらのコンテンツ領域に特定のオーディエンスセグメントや個人に向けたメッセージを配置します。

豊富なアウトドア用品を販売している小売業者が、モンタナに住む Juan を対象にするとします。モンタナはフライフィッシングで有名なので、Juan には最高級の釣り竿や長靴に関するオファーが届くようにします。一方、アリゾナに住む Yukiko は砂漠でのハイキングが好きなので、Yukiko にはハイキングブーツや水筒に関するオファーが届くようにします。Juan と Yukiko の両者が受け取るメールはまったく同じですが、それぞれの地域や関心を考慮したオファーやコンテンツが表示されます。

テンプレートは何度も使用できます。テンプレートを一度作成すると、各オーディエンスにカスタマイズおよびパーソナライズしたコンテンツを使用して、同じメールで何百ものバージョンを生成できます。これこそ生産的です!

スケジュール、テンプレート、アクション

スケジュール、テンプレート、貴重な購読者データが揃いました。さっそく、それらをすべてまとめてアクションを実行しましょう。地域、ロイヤルティステータス、関心領域などのデータを使用して、説得力のあるコンテンツを作成し、テンプレートに入力します。次に、最初のメールをスケジュールします。

あなたは銀行に勤務していて、ニュースレターを毎週送信したいとします。メールを送信するのに最適な日時はいつでしょうか? それを判断するには、以前のキャンペーンのメール開封率とコンバージョンのデータ (フォームへの入力や商品の購入など) を調べます。このデータを使用して、次のメールをいつ送信するのかを決定できます。

次に、ヒーロー画像 (メールの上部にあって最も注目される大きな画像) を見てみましょう。これは、ユーザが銀行のメールを開いたときに最初に目にするものです。あなたは、その人が住んでいる場所に関連性のある方法で、各購読者とつながりたいと考えています。そこで、ヒーロー画像をその地域のものにすれば、各購読者の共感を呼ぶことができます。インディアナポリスに住んでいる人にはモニュメントサークルを表示し、サンフランシスコに住んでいる人にはゴールデンゲートブリッジを表示します。

次に、メールのテキストを作成しましょう。ここでも、コンテンツをパーソナライズできます。各購読者に名前で呼びかけ、その人が所有しているアカウントや商品に固有の情報を強調することができます。

最後に、各購読者の行動に関するデータを利用できます。参照ブロックまたは参照コンテンツと呼ばれる種類のコンテンツブロックを追加できます。これは、Web サイトで購読者が何を閲覧したのか、何をカートに入れて、それを放棄したのか否かについて、わかっていることをベースに作成するコンテンツです。あなたは、顧客に銀行のサービス (クレジットカードサービス、年金口座、学資ファンドなど) をもっと利用してもらいたいと考えています。参照ボックスを使用すれば、購読者に、銀行の Web サイトで以前これらのサービスを閲覧したことを思い出してもらえます。そこに記事や動画を埋め込めば、関心をよみがえらせることができるでしょう。

これで、1 つのメールテンプレートを使用すれば、画像、各ユーザのアカウントに関する情報、ユーザが最も関心を持っている商品やサービスによって、コンテンツをパーソナライズできることがわかりました。データとテンプレートを使用して何百、何千ものパーソナライズされたメールを作成し、適切なタイミングで送信するようにスケジュールできます。それによって、生産性が大幅に向上し、マーケティング活動の拡大につながります。

リソース

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