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From 16:00 UTC on January 17, 2026, to 20:00 UTC on January 17, 2026, we will perform planned maintenance on the Trailhead, myTrailhead, and Trailblazer Community sites. During the maintenance, these sites will be unavailable, and users won't be able to access them. Please plan your activities around this required maintenance.

トラブルシューティングの準備をする

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 非圧縮コードで作業をするメリットを説明する。
  • 非圧縮 Lightning Web コンポーネントの取得方法を示す。
  • DevTools 内での Lightning Web コンポーネント JavaScript の位置を特定する。
  • 無視リストを使用して自分のコードのみに集中する。
  • プロキシデコレーターのカスタムフォーマットツールを有効化する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

Lightning Web コンポーネント特有の JavaScript の課題

JavaScript のトラブルシューティングには特別なスキルが求められます。JavaScript で構築された Lightning Web コンポーネントのトラブルシューティングでは、さらに高度なスキルが求められます。まず、Lightning Web コンポーネントは、コンパイルされると圧縮されるということを知っておきましょう。圧縮することで、サイズが小さくなり、ブラウザーへの読み込みが速くなります。一方で、トラブルシューティングは困難になります。その理由は、コードを圧縮すると、改行が削除され、変数名が変更されるためです。 

始める前に

ほとんどのブラウザーの開発者ツールに類似の機能がありますが、このモジュールでは Chrome DevTools を取り上げます。では、DevTools を詳しく調べられるように環境を設定しましょう。

ここでは Salesforce DX 開発環境が設定されていること、ユーザーが容易にその環境を使用して Lightning Web コンポーネントを作成し、組織にリリースできることを前提としています。まだこのプロセスに不慣れな場合は、このモジュールの前に「クイックスタート: Lightning Web コンポーネント」プロジェクトを修了してください。

一緒にトレイルを進みましょう

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは Trailhead Live の「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。完全なセッションへのリンクは、「リソース」セクションを参照してください。

トラブルシューティング環境を設定する

まず、いくつかの Lightning Web コンポーネントで Trailhead Playground を設定して、トラブルシューティングに向けた準備をします。

Lightning Web コンポーネントを実際に使ってみる

ではここで新しい Trailhead Playground を作成し、このモジュールの手順を実行してみましょう。ページの最下部までスクロールし、Playground 名をクリックして、[Create Playground (Playground を作成)] を選択します。Trailhead Playground を作成するには、通常 3、4 分かかります。また、ハンズオン Challenge を実行するときにも Playground を使用します。

メモ

必ず新しい Trailhead Playground を使用してください。既存の組織や Playground を使用すると、Challenge に取り組んでいるときに問題が発生することがあります。

デバッグモードを有効化

この手順を踏むだけで、コードのトラブルシューティングが格段に容易になります。Lightning Web コンポーネントはコンパイルされますが、デバッグモードが有効である組織では、コードは圧縮されません。したがって、変数名も変わらず、コード全体の構造もそのままなので、トラブルシューティングしやすくなります。

  1. [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに Debug Mode (デバッグモード) と入力し、[Debug Mode (デバッグモード)] を選択します。
  2. 該当するユーザーの横にあるチェックボックスをオンにします。
  3. [Enable (有効化)] をクリックします。

開発中のキャッシュを無効にする

ブラウザーの安全で永続的なキャッシュ設定を無効にして、キャッシュを空にせずに、コードの変更による影響を確認します。

キャッシュ設定は、サーバーとの往復処理の増加を避けることでページの再読み込みパフォーマンスを向上させます。

  1. [Setup (設定)] から、[Quick Find (クイック検索)] ボックスに Session (セッション) と入力し、[Session Settings (セッションの設定)] を選択します。
  2. [Enable secure and persistent browser caching to improve performance (パフォーマンスを向上させるためにブラウザーの安全で永続的なキャッシュを有効にする)] チェックボックスをオフにします。
  3. [Save (保存)] をクリックします。

ブラウザーのキャッシュ設定を無効にすると、キャッシュをクリアせずにページを再び読み込んでコードの変更をテストできます。コードをデバッグしたら、ブラウザーのキャッシュ設定を有効にすることをお勧めします。

GitHub から Lightning Web コンポーネントを入手する

  1. GitHub リポジトリの readme の手順を実行します。
  2. アプリケーションランチャー “” で ([Items (項目)] の下にある) [Solutions (ソリューション)] を見つけて開きます。

ご使用の環境で、ブラウザーの DevTools を使用してトラブルシューティングを行う準備ができました。

このセクションでの重要なポイントを理解できているかどうかを、フラッシュカードで確認します。

各カードの問題や用語を読んだ後、カードをクリックまたはタップすると正解が表示されます。右向き矢印をクリックすると次のカードに移動し、左向き矢印をクリックすると前のカードに戻ります。

DevTools を開く

では、Chrome DevTools で Solutions アプリケーションを見てみましょう。

  1. アプリケーションランチャー アプリケーションランチャー で ([Items (項目)] の下にある) [Solutions (ソリューション)] を見つけて開きます。
  2. ブラウザーウィンドウ内を右クリックして、[Inspect (検査)] を選択し、[Sources (ソース)] タブをクリックします。
メモ

Chrome で DevTools を開くにはいくつかの方法があります。

メニューで [Customize and control Google Chrome (Google Chrome をカスタマイズして制御)]| [More tools (その他のツール)] | [Developer tools (開発者ツール)] をクリックして、[Sources (ソース)] を選択します。

F12Ctrl+Shift+I (Windows)、または Cmd+Option+I (macOS) を押します。

DevTools が開いた Solutions アプリケーション。各番号は下の説明に対応しています。

DevTools には DevTools メニュー (1) があり、[Sources (ソース)] タブを選択すると、以下のペインから構成される [Sources (ソース)] パネルが表示されます。

  • ファイルナビゲーターペイン (2) には、この Web ページから要求されたすべてのファイルが表示されます。
  • コードエディターペイン (3) には、ファイルナビゲーターで選択されたファイルが表示されます。
  • JavaScript デバッグペイン (4) には、ブレークポイント制御ツールバーと、JavaScript を検査するためのいくつかのツールが表示されます。

DevTools メニュー

DevTools メニューには、ブラウザーのいろいろな部分を表示するためのオプションがあります。このモジュールでは、主に [Sources (ソース)] と [Console (コンソール)] を使用します。

  • [Elements (要素)] パネルは、DOM と CSS の表示や変更に使用します。
  • [Console (コンソール)] パネルは、console.log() で作成したメッセージの読み取り、変数の操作、JavaScript の実行に使用します。
  • [Sources (ソース)] パネルは、JavaScript ファイルの表示とデバッグに使用します。

DevTools の場所を変更する

デフォルトでは、DevTools のツールは画面の右端にドッキングされています。これらのツールは、画面の左端や下端にドッキングしたり、ドッキングを解除して別のウィンドウとして表示したりできます。

[Customize and control Google Chrome (Google Chrome をカスタマイズして制御)] “” をクリックして、使用するドッキングの場所を選択してください。(このモジュールで使用する画像では、DevTools が下端にドッキングされています。)

[Dock side (ドッキング場所)] オプションボタンとして [Undock into separate window (別のウィンドウとしてドッキング解除)]、[Dock to left (左端にドッキング)]、[Dock to bottom (下端にドッキング)]、[Dock to right (右端にドッキング)] が表示されている。

カスタムフォーマットツールを有効にする

Lightning Web コンポーネントでは、JavaScript プロキシを使用して、主にデコレーター (@api、@track、@wire) でプロビジョニングされているデータを参照のみにしています。デバッグモードでは、カスタムフォーマットツールを使用して、プロキシを読み取り可能に変換できます。Chrome DevTools では、プロキシではなく実際の値が表示されます。では、カスタムフォーマットツールを有効にしましょう。

  1. DevTools で [Settings (設定)] “” をクリックします。[Preferences (設定)] ページが開きます。
  2. [Console (コンソール)] の下にある [Custom formatters (カスタムフォーマットツール)] を選択します。[Custom formatters (カスタムフォーマットツール)] が選択された [Console (コンソール)]。

無視リストを使用する

無視リストを使用すると、DevTools の使用中に選択した JavaScript ファイルを無視して、自分が定義した例外でのみ一時停止することができます。これにより、コード中でトラブルシューティングの対象ではないフレームワークコードを無視できます。

  1. [Settings (設定)] で [Ignore List (無視リスト)] をクリックします。
  2. [Add regex rule (正規表現ルールを追加)] をクリックします。
  3. /components/.*.js$ と入力して [Add (追加)] をクリックします。
  4. [Settings (設定)] を閉じます。

Lightning Web コンポーネントの特定

[Sources (ソース)] では、ファイルナビゲーターに ([Page (ページ)] の下に) Lightning Web コンポーネントが表示されます。現在のページの Lightning Web コンポーネントは、すべて modules/c フォルダーに保存されています。

  1. DevTools で [Sources (ソース)] タブをクリックします。
  2. ファイルナビゲーターの [Page (ページ)] の下で lightning/n と modules/c を展開します。
    ファイルナビゲーターの [Page (ページ)] の下で lightning/n と modules/c が展開されている。
  1. display.js をクリックします。コードエディターでファイルが開きます。display.js の画面
  1. display.js で class Display を探します。(コードウィンドウ内をクリックしてから Ctrl+F (Windows) または Cmd+F (macOS) を押し、[Find (検索)] ボックスに class Display と入力します。)

コードがコンパイルされていますが、圧縮されていないため、変数名は変更されていません。

メモ

JavaScript ファイルに数行しか表示されていない場合は、組織でデバッグモードが有効になっていません。デバッグモードを有効にしてもコードエディターに表示されるコードが変わらない場合は、ハード再読み込みを実行してください。DevTools を開いた状態でブラウザー内を右クリックし、[Reload (再読み込み)] ボタンをクリックしてから [Hard Reload (ハード再読み込み)] をクリックします。

このセクションでの重要なポイントを理解できているかどうかを、フラッシュカードで確認します。

各カードの問題や用語を読んだ後、カードをクリックまたはタップすると正解が表示されます。右向き矢印をクリックすると次のカードに移動し、左向き矢印をクリックすると前のカードに戻ります。

これらの新しいツールの使い方は、次の単元で学習します。

リソース

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